Solaris/Linux版のInterstage Application ServerのCORBAワークユニットにおいて、ファイルにデータが書き込まれません。

Solaris/Linuxで運用しているCORBAワークユニットにおいて、stdoutファイル、stderrファイルにデータ出力していますが、ファイルにデータが書き込まれません。原因と対処方法を教えてください。
[原因]
OSの標準入出力ライブラリの仕様により、標準出力および標準エラー出力に出力したデータは一度標準入出力ライブラリにバッファリングされるためです。

[対処方法]
バッファリングされたデータを確実にstdout、stderrファイルに出力させるためには標準出力および標準エラー出力に対してフラッシュを行ってください。

例えばC言語の場合は、fflush(stdout)、fflush(stderr)を発行してください。フラッシュを行わない場合は標準入出力ライブラリによってバッファリングされたデータがフラッシュされるまでstdout、stderrファイルにデータが出力されません。

ただし、アプリケーションがJavaの場合、stdoutファイルおよびstderrファイルは作成されますが、ファイルにデータは出力されません。

製品・サービス区分 Interstage
製品・サービス情報
対象製品 Interstage Application Server
バージョン V9, V8, V7, V6, V5
プラットフォーム Solaris, Linux
アンサー種別 技術サポート
このページの先頭へ