Interstage Application Serverにおいて、CORBAサービスのスレッド自動拡張機能を使用しているかどうかを確認する方法を教えてください。

CORBAサービスのスレッド自動拡張機能を使用しているかどうかを確認する方法を教えてください。
スレッド自動拡張機能の使用有無は、CORBAサーバアプリケーションごとに設定できます。

サーバアプリケーションの登録情報から、thr_conc_maximumとthr_conc_initの値を確認してください。thr_conc_maximumの設定値がthr_conc_initの設定値よりも大きい場合、スレッド自動拡張機能を使用しています。thr_conc_initと同値の場合、スレッド自動拡張機能は使用していません。
サーバアプリケーションの登録情報は、以下のコマンドで確認できます。

 OD_impl_inst -p -r <インプリメンテーションリポジトリID>

・ 確認例

# OD_impl_inst -p -r IDL:ODsample/stringtest:1.0
rep_id                  = IDL:ODsample/stringtest:1.0
type                    = persistent
proc_conc_max           = 1
thr_conc_init           = 16
thr_conc_maximum        = 32
mode                    = SYNC_END
iswitch                 = OFF
ior                     = 1.0

上記の場合、thr_conc_init = 16、thr_conc_maximum = 32なので、スレッド自動拡張機能を使用しています。

また、CORBAワークユニットをご利用の場合は、Interstage管理コンソールからも確認できます。
システム>ワークユニット>[CORBAワークユニット名]>[インプリメンテーションリポジトリID ]>環境設定の詳細設定のCORBAアプリケーションで、処理スレッド数の「初期値」と「最大値」を確認してください。
「最大値」の設定値が「初期値」の設定値よりも大きい場合、スレッド自動拡張機能を使用しています。

製品・サービス区分 Interstage
製品・サービス情報
対象製品 Interstage Application Server
バージョン V9, V8, V7, V6
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 運用/保守
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