Interstage Application Serverにおいて、CORBAアプリケーションのoneway機能の注意事項を教えてください。

CORBAアプリケーションのoneway機能の使用を検討しています。注意事項を教えてください。
IDL定義のオペレーション宣言でonewayを指定した場合、サーバは呼び出されたメソッドの実行結果をクライアントに通知しません。
onewayを指定したメソッド呼び出しを行う場合、以下の点に注意してください。
  • リクエストがサーバアプリケーションで処理される保証はありません。
    サーバ側で資源不足が発生した場合やネットワーク異常が発生した場合、リクエストはサーバアプリケーションで処理されません。このとき、クライアントは異常を検出できません。サーバアプリケーションの未起動なども検出できません。

  • ネットワーク異常などの要因により、onewayメソッドに例外が通知される場合があります。
    onewayメソッドでは受信処理は行わないため、サーバ側で発生した異常を検出できません。しかし、リクエストの送信処理で異常を検出した場合は、onewayメソッドにも例外が通知されます。

  • サーバの資源を大量に消費してしまう可能性があります。
    onewayメソッドではサーバ側の処理完了の待ち合わせを行いません。このため連続してリクエストを発行した場合、サーバの資源を大量に消費してしまう可能性があります。

製品・サービス区分 Interstage
製品・サービス情報
対象製品 Interstage Application Server
バージョン V9, V8, V7, V6, V5, V4, V3, V2
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 設計/開発
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