Interstage Application Serverにおいて、CORBAアプリケーションの静的起動インターフェースと動的起動インターフェースの特徴を教えてください。

CORBAアプリケーションのインターフェースには、静的起動インターフェースと動的起動インターフェースがありますが、それぞれどのような特徴があるか教えてください。
静的起動インターフェースでは、クライアントアプリケーションはスタブからインターフェース情報を取得します。サーバオブジェクトはコンパイル時に認識されるため、簡易に作成でき、性能面に優れています。

動的起動インタフェースでは、クライアントアプリケーションはインタフェースリポジトリから動的にインタフェース情報を取得します。サーバオブジェクトは、サーバアプリケーションとの連携時に認識されるため、最新のサーバオブジェクトの情報を受け取れます。また、サーバ側では、クライアントへの影響を考慮することなくオペレーションの追加/変更/削除を行うことが可能であるため、柔軟性のあるシステムを実現できます。
一方で、作成難易度が比較的高いという欠点を持ちます。また、インタフェース情報の取得が動的に実施されるため、性能面で静的起動インタフェースに劣ります。

動的にインタフェース情報を取得する要件がない限り、静的起動インタフェースの使用をお勧めします。

製品・サービス区分 Interstage
製品・サービス情報
対象製品 Interstage Application Server
バージョン V9, V8, V7, V6, V5, V4, V3, V2
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 設計/開発
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