Interstage Application Serverにおいて、CORBAアプリケーションが異常終了しました。

CORBAアプリケーションが異常終了しました。原因と対処方法を教えてください。
[原因]
CORBAアプリケーションのユーザー論理に誤りがある可能性があります。

[対処方法]
CORBAアプリケーションのデバッグは、ユーザー側で実施してください。ユーザーダンプ、coreファイルなどにより、原因を確認してください。
異常終了の原因事例としては、以下のようなものがあります。なお、異常終了の多くはメモリの状態に依存するため、あるシステムで偶然動作していたアプリケーションが別のシステムでは異常終了するということもありえます。

  • 領域の二重解放
    一般に、解放済みの領域を再度解放することは許されません。大域変数(グローバル変数)などは、意図していないところで解放が行われている可能性があります。また、C++言語を使用している場合、解放済みの領域がデストラクタで再度解放されている可能性があります。

  • バッファオーバーフロー
    獲得済みの領域をオーバーして書き込みを行った場合、アプリケーションが異常終了する可能性があります。

  • アプリケーションを起動したままモジュール、ライブラリを入れ替え。
    メモリの状態が不正となるため、異常終了する可能性があります。修正の適用、アプリケーションのリコンパイルなども入れ替えに該当します。

  • Interstage以外からの停止
    TerminateProcess発行(Windows)、SIGKILLシグナル受信(Solaris/Linux)などにより、外部から停止された可能性があります。システムの処理を見なおしてください。

製品・サービス区分 Interstage
製品・サービス情報
対象製品 Interstage Application Server
バージョン V9, V8, V7, V6, V5, V4, V3, V2
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 運用/保守
このページの先頭へ