Interstage Application Serverにおいて、CORBAサービスでSSL通信するよう環境構築しましたが、通常の8002ポートで接続します。

CORBAサービスでSSL通信するよう環境構築しましたが、通常の8002ポートで接続します。原因と対処方法を教えてください。
[原因]
ネーミングサービスとの通信では、非SSL通信用のポート(デフォルト8002)を使用して接続します。SSL通信用のポート(デフォルト4433)は、サーバアプリケーションとの通信でだけ使用されます。このため、サーバアプリケーションに対してSSL通信を行うクライアントアプリケーションでも、ネーミングサービスにアクセスすれば、非SSL通信用のポートが使用されます。
サーバアプリケーションとの通信において非SSL通信用のポートが使用されている場合は、サーバアプリケーションのオブジェクトリファレンスにSSL情報が付加されていない可能性があります。

[対処方法]
オブジェクトリファレンスにSSL情報を付加しない場合、そのオブジェクトリファレンスを使用すると非SSL通信が行われます。OD_or_admコマンドでオブジェクトリファレンスを生成する際に、-sオプションを指定してオブジェクトリファレンスを作成してください。

なお、オブジェクトリファレンスのSSL情報については、odlistnsコマンドを-lオプションで実行すれば確認できます。
以下のように、ポート番号がSSL通信用のポートになっているアプリケーションは、SSL情報が付加されています。

 Name(Type)       Object information(detail)
                  Default object information(detail)
 cnauto::intf(o)  IDL:cnauto/intf:1.0, IDL:cnauto/intf:1.0,
                  (host1:4433:1.1:NONE)

製品・サービス区分 Interstage
製品・サービス情報
対象製品 Interstage Application Server
バージョン V9, V8, V7, V6, V5, V4, V3, V2
プラットフォーム Windows, Solaris, Linux
アンサー種別 運用/保守
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