Enterprise Postgresにおいて、「psql: エラー: サービス定義"xxx"がみつかりません」エラーについて
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- Enterprise Postgresにおいて、接続サービスファイルを使用した接続で、接続エラーが発生します。原因と対処方法を教えてください。
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[原因]
ご利用いただいている環境で、接続サービスファイルが認識されていないことが原因です。
[対処方法]
環境変数「PGSERVICEFILE」で指定する、接続サービスファイル「pg_service.conf」の設定状況をご確認ください。
接続サービスファイルは、ユーザごとに~/.pg_service.confというファイル、または環境変数「PGSERVICEFILE」で指定された場所のファイルが参照されます。
また、システム全体のファイルとしてpg_config --sysconfdirで表示されるディレクトリ内や、環境変数「PGSYSCONFDIR」で指定したディレクトリ内のpg_service.confが参照されます。
ユーザ用、システム用のファイルで同名のサービス定義が存在する場合は、ユーザ用のものが優先されます。
なお、psqlコマンドでserviceの指定を行う場合は、-qオプションなど、psqlコマンドのオプションのうしろに指定してください。
[指定例]
psql -q -f zzz.sql -v startDate=%start_date% -v endDate=%end_date% service=teikyo
接続サービスファイルの詳細は以下のマニュアルを参照してください。
FUJITSU Software Enterprise Postgres 13 SP1
PostgreSQL 13.3 Documentation
Part IV. Client Interfaces
Chapter 33. libpq - C Library
33.16. The Connection Service File
なお、上記以外の製品バージョン/レベルについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。
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