Enterprise Postgresのpgx_keystoreコマンドを実行後に、Enterprise Postgresが起動できなくなる事象について
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- Enterprise Postgresのpgx_keystoreコマンド(キーストアの自動オープンの有効化)を実行したあと、Enterprise Postgresを起動すると、「FATAL: decryption of the auto-open keystore "x:/xxxxx/keystore.aks" failed: error code = xxx」というエラーが出力され起動ができなくなりました。原因と対処方法を教えてください。
- [原因]
pgx_keystoreコマンドを、「Enterprise Postgresを起動するユーザアカウント以外のユーザアカウント」で実行したことが原因の可能性があります。
pgx_keystoreコマンドを実行すると、キーストア格納ディレクトリに、keystore.aksというファイルが作成されます。
pgx_keystoreコマンドを、「Enterprise Postgresを起動するユーザアカウント以外のユーザアカウント」で実行すると、keystore.aksファイルをアクセスする権限が「Enterprise Postgresを起動するユーザアカウント」に無いため、Enterprise Postgresの起動が失敗します。
[対処方法]
キーストア格納ディレクトリに格納されているkeystore.aksファイルを削除したあと、「Enterprise Postgresを起動するユーザアカウント」でpgx_keystoreコマンドを再実行してください。
詳細は以下のマニュアルを参照してください。
FUJITSU Software Enterprise Postgres 12
運用ガイド
第5章 透過的データ暗号化による格納データの保護
5.6 キーストアの管理
5.6.3 キーストアの自動オープンの有効化
なお、上記以外の製品バージョン/レベルについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。
製品・サービス区分 | Enterprise Postgres | ||
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製品・サービス情報 |
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アンサー種別 | 運用/保守 |