Enterprise Postgresの起動が遅い原因について
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- Enterprise Postgresの起動が完了しません。原因と対処方法を教えてください。
- [原因]
前回、Enterprise Postgresが正常に停止しなかったため(即時シャットダウンモードでの停止も含む)、次のEnterprise Postgresの起動において、クラッシュリカバリが動作し、このクラッシュリカバリ処理で時間がかかっていることが原因の可能性があります。
Enterprise Postgresのログに、「database system was not properly shut down; automatic recovery in progress」が出力されている場合は、クラッシュリカバリが動作しています。
[対処方法]
クラッシュリカバリが終了し、Enterprise Postgresの起動が完了するまでお待ちください。
postgresql.confファイルのmax_wal_sizeやcheckpoint_timeoutの値を減らし、チェックポイントの頻度を上げることで、クラッシュリカバリの処理時間を短くすることが可能です。ただし、チェックポイントの頻度を上げると、I/O負荷が高くなりますので、運用を考慮したうえで、適切な値を設定してください。
Enterprise Postgresの停止の詳細は以下のマニュアルを参照してください。
FUJITSU Software Enterprise Postgres 12
PostgreSQL 12.1 Documentation
Part III. Server Administration
18. Server Setup and Operation
18.5. Shutting Down the Server
max_wal_sizeやcheckpoint_timeoutの詳細は以下のマニュアルを参照してください。
FUJITSU Software Enterprise Postgres 12
PostgreSQL 12.1 Documentation
Part III. Server Administration
19. Server Configuration
19.5. Write Ahead Log
19.5.2. Checkpoints
なお、上記以外の製品バージョン/レベルについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。
製品・サービス区分 | Enterprise Postgres | ||
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製品・サービス情報 |
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アンサー種別 | 運用/保守 |