Enterprise Postgresのデータベース多重化運用における接続/切断ログの出力について

Enterprise Postgres の技術情報はこちら

データベース多重化運用において、postgresql.confファイルのlog_connectionsとlog_disconnectionsをyesにすると、127.0.0.1からの接続/切断ログが1秒ごとに出力されるようになりました。原因と対処方法を教えてください。
[原因]
データベース多重化運用(Mirroring Controller)の、データベースプロセスの異常監視のための通信ログ(接続/切断)が出力されています。
データベース多重化運用のサーバ定義ファイルの以下のパラメータの設定に依存して、おおよそ1秒ごとに出力されています。
  • db_instance_check_interval = 800
  • db_instance_check_timeout = 1

[対処方法]
データベース多重化運用のデータベースプロセスの異常監視の通信ログ(接続/切断)のみの出力を抑止することはできません。
データベース多重化運用のサーバ定義ファイルの以下の設定を変更することで、出力回数の削減が可能です。
 ・db_instance_check_interval

詳細は以下のマニュアルを参照してください。

 FUJITSU Software Enterprise Postgres 12
  クラスタ運用ガイド(データベース多重化編)
   第1部 データベース多重化運用
    第2章 データベース多重化運用のセットアップ
     2.11 チューニング
      2.11.4 最適な異常監視による縮退運転を行うためのチューニング
       2.11.4.2 データベースプロセスの異常監視のチューニング

なお、上記以外の製品バージョン/レベルについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。
製品・サービス区分 Enterprise Postgres
製品・サービス情報
プラットフォームWindows,Solaris,Linux
アンサー種別 運用/保守
このページの先頭へ