Enterprise Postgresの性能低下について
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- データの更新、削除の繰り返しによりディスク容量が圧迫されて、データベースの性能が低下してしまいます。原因と対処法を教えてください。
- [原因]
大量の古い更新済み、削除済みのデータが存在していることが原因です。Enterprise Postgresはロックによる競合を最小化するために、テーブルデータの書き込みにあたり追記型のアーキテクチャを採用しています。そのため、UPDATE文とDELETE文を実行すると、古い更新済みのデータ、削除済みのデータがテーブルに保持され続けます。
[対処方法]
古い更新済み、削除済みデータを回収するために自動バキュームを有効にするか、定期的にVACUUMおよびANALYZEコマンドを手動で実行してください。 ただし、VACUUMコマンドでは排他獲得や多量のI/Oトラフィックが発生し、他の実行中のセッションの性能を劣化させる可能性があります。VACUUMコマンドを実行する際は、性能への影響を軽減させるよう関連パラメータを設定してください。
詳細は以下のマニュアルを参照してください。
FUJITSU Software Enterprise Postgres 12
PostgreSQL 12.1 Documentation
Part III. Server Administration
Chapter 24. Routine Database Maintenance Tasks
24.1. Routine Vacuuming
なお、上記以外の製品バージョン/レベルについては、該当するマニュアル箇所を参照してください。
製品・サービス区分 | Enterprise Postgres | ||
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製品・サービス情報 |
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アンサー種別 | 運用/保守 |