フローティングライセンスで利用するライセンスを部署ごとへ配分できますか?

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フローティングライセンスで利用するライセンスを部署ごとへ配分できますか?
可能です。以下の2つの方法がありますので、お客様の運用環境に合わせてご選択ください。

  • クライアントPCのIPアドレスを特定できる場合
    ライセンスサーバシステムの設定ファイル(FST.opt)にグループ(部署)を定義し、そのグループに割り当てるライセンス数を指定します。
    具体的には設定ファイルの末尾に次のように記述を追加します。
     HOST_GROUP グループ名 PCリスト
      "グループ名"には任意の文字列を指定します。
      "PCリスト"にはクライアントPCのIPアドレスもしくはホスト名を指定します。
     RESERVE ライセンス数 機能 HOST_GROUP グループ名
      "ライセンス数"にはそのグループで使用するライセンス数を指定します。
      "機能"には次のいずれかを指定します。
       pgr-j-ana-fl :解析ライセンス
       pgr-j-view-fl :起動ライセンス
       pgr-qm-ana-fl :品質監視オプション
      "グループ名"にはHOST_GROUPで定義したグループ名を指定します。
       例)
        HOST_GROUP groupA xxx.xxx.xxx.xxx yyy.yyy.yyy.yyy
        RESERVE 1 pgr-j-ana-fl HOST_GROUP groupA
        RESERVE 3 pgr-j-view-fl HOST_GROUP groupA

  • クライアントPCのIPアドレスを特定できない場合
    ライセンスサーバシステムの設定ファイル(FST.opt)にプロジェクト(部署)を定義し、そのプロジェクトに割り当てるライセンス数を指定します。
    具体的には設定ファイルの末尾に次のように記述を追加します。
     RESERVE ライセンス数 機能 PROJECT プロジェクト名
      "ライセンス数"にはそのプロジェクトで使用するライセンス数を指定します。
      "機能"には次のいずれかを指定します。
       pgr-j-ana-fl :解析ライセンス
       pgr-j-view-fl :起動ライセンス
       pgr-qm-ana-fl :品質監視オプション
      "プロジェクト名"には任意の文字列を指定します。(大文字小文字が区別されます)
       例)
        RESERVE 1 pgr-j-ana-fl PROJECT prjA
        RESERVE 3 pgr-j-view-fl PROJECT prjA
      またクライアントPC側で環境変数 LM_PROJECT に自身が所属するプロジェクト名を指定します。
       例)
        set LM_PROJECT=prjA
     詳しくはLicense Administration Guide(fnp_LicAdmin.pdf)の「Options File Syntax」をご覧ください。
製品・サービス情報
対象製品Agile+ Relief J
PGRelief J
言語Java
アンサー種別 ライセンス編
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