gccの資産を解析すると、解析エラーになってしまう場合について

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gccの資産を解析すると、解析エラーになってしまいます。
まず、「設定」-「プロジェクト固有オプションの設定」メニューで、以下の設定を見直してから、解析し直してください。

  • コンパイラ設定
    GNU 配下の GCC のコンパイラ種別を選択してください。

  • インクルード設定
    コンパイラ提供のものは「標準インクルード」に、自作のヘッダファイルが格納されているディレクトリは「私用インクルード」に設定してください。
    なお、「標準インクルード」設定時には、gccのコンパイル環境にて cpp -v コマンドを実行して、インクルードパスの検索順序を確認し、同様の順序となるように設定してください。

  • マクロ設定
    gcc のコンパイル時に指定している-Dオプションがある場合に指定してください。

    それでも解決しない場合には、お客様の開発環境に合わせた「コンパイラ種別ファイル」を適用することにより、解析エラーを回避することができます。
    上記コンパイラ種別ファイルを作成させて頂きますので、サポート窓口にご連絡ください。その際には、以下の情報をお知らせください。

    1) gccコンパイラが組み込まれている開発環境の名称・バージョン OSに組み込まれているものを使用している場合は、そのOS名称をお知らせください。
     Linuxの場合は、RedHat Linux, Vine Linuxなどの名称もお知らせください。

    2) 実コンパイル環境にて下記に相当するコマンドを実行した結果
     2-1) gcc -v -E -dM a.c
     2-2) g++ -v -E -dM a.cpp
    • 結果をリダイレクトしファイルに格納してご送付ください。
    • a.c, a.cppは、内容が空行のみの0バイトのファイルとしてください。
    • 実際のビルドの際に -std(-std=c++11, -std=gnu++11など)や -m32 あるいは -m64 オプションを指定している場合は、それらのオプションを付与した状態で、上記情報を採取してください。

参考:コンパイラ種別ファイルの作成、提供は無償です。
製品・サービス情報
対象製品Agile+ Relief C/C++
PGRelief C/C++
言語C/C++
アンサー種別 解析編
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