PGReliefの特長について

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PGReliefの特長を知りたい
PGReliefは、C/C++のソースプログラムを静的に解析し、プログラムの欠陥部分を指摘するツールです。
開発工程の早い段階でのプログラム品質を高めることができますので、開発期間の短期化(コスト削減)に効果があります。 PGReliefの特長は以下のとおりです。

・高いヒット率
PGReliefは、富士通社内でのバグ事例や、雑誌などで紹介されている事例などから問題点をルール化し、ソース記述をチェックします。
またそのチェックを行うにあたり、プログラムのデータ構造を意識しながらプログラムの欠陥部分を指摘します。
そのため指摘に対するヒット率(本当に修正が必要である確率)が高く、指摘に対する検証工数が少ないという特長があります。

・充実した支援機能
指摘メッセージの絞込み表示により、各指摘メッセージについて重要なものから迅速に検証することができます。
またエディタ連携機能により、問題箇所へタグジャンプし、スムーズに対処することができます。

・充実したドキュメント
各指摘メッセージについて、詳細な解説が用意されています。
簡単な例を交えて、そのメッセージが指摘された理由や対処例なども記載されていますので、問題解決の糸口が掴みやすいです。
また開発者の方がこれらを利用することにより、プログラミングに対する自己学習の効果が得られ、スキルアップにもつながります。

・各種コンパイラに対応
オプション設定でコンパイラ種別・インクルードディレクトリを適切に選択するだけで正常に解析できます。(アセンブラ部分の読み飛ばし処理など、面倒な設定はありません)
また解析実績の無いコンパイラであっても、無償にてコンパイラドキュメントを調査し対応致します。

・メモリリークの検出
動的にメモリを獲得しローカル変数でその領域のアドレスを保持している場合、その領域を解放することなく関数から抜けるルートを見つけると、メモリリークの可能性を指摘します。(alloc系関数のみ)
PGReliefは全てのパスを検証しますので、特にエラー系処理におけるメモリリークの可能性について効果を発揮します。

・MISRA適合性チェック
PGReliefでは、MISRAガイドラインへの適合性を確認することができます。(別途オプション製品の購入が必要です)
MISRAガイドラインに適合したソースコード記述を行うことにより、プログラムの基本品質の底上げを図ることができます。

・SECコーディング作法適合性チェック
PGReliefでは、「組込みソフトウェア開発者向けコーディング作法ガイド」への適合性を確認することができます。(基本機能)

・CERT C コーディングスタンダード適合性チェック
PGReliefでは、CERT C コーディングスタンダード(以下、CERT C)への適合性を確認することができます。(別途オプション製品の購入が必要です)
CERT Cの適用が先行している車載や電機業界の開発現場で採用されているルールのほとんどが自動的にチェックできるため、漏れなく短時間で適合性評価が可能になります。
製品・サービス情報
対象製品Agile+ Relief C/C++
PGRelief C/C++
言語C/C++
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