取り組み(事例)紹介

 

運用改善を中心とした空調電力の削減

新型コロナウィルス感染症拡大の影響で計画通りの改善活動がスタートできなかった拠点もありましたが、IT電力量(発熱量)に合わせた空調チューニングを全体的に実施しております。空調温度や冷水温度の緩和、冷却設備の稼働台数調整など、対象フロアーを拡大して実施しました。更に外気冷房やフリークーリングを有する拠点では、前年度より比較的外気温度が低かったことから、中間期早々より稼働させて空調電力の削減に努めました。また2019年度より国内の1拠点で運用をスタートした空調のAI制御も対象フロアーを拡大しており、空調エネルギー全体の15~20%を削減しています。今後も他のデータセンターを含めて展開して行く予定です。

空調チューニングイメージ
空調チューニングイメージ

[2022年8月掲載]

海外データセンターとの情報連係強化による改善の促進

海外のデータセンターとPUE改善活動を連携し、活動のさらなる強化を図るため、定期的なリモート会議で改善の進捗状況や各拠点で得た改善施策のノウハウなどを情報共有してコミユニケーションを図っています。今後は社内ポータルサイトによる関連情報の共有やデータの高度化による進捗状況および改善ポイントの可視化で、より改善活動が円滑となる計画をしています。

[2022年8月掲載]

AI空調制御による冷却エネルギーの効率化

国内の主要な1拠点のデータセンターでは2019年度の上期から本格的な運用をスタートし、全サーバルームの約60%をAI制御でカバーしています。空調エネルギー全体の15~20%を削減しており、2021年度も他のデータセンターを含めて展開して行く予定です。

AI空調制御による冷却エネルギーの効率化

[2021年8月掲載]

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