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生物調査ツールの利用団体決定

富士通は、環境社会貢献活動の一環として、生態系・生物調査活動を実施する団体に対して、携帯電話やスマートフォンを利用した生物情報データ収集、管理システムを2013年より提供しています。今般、活動テーマの広がりやプロジェクト参加者の拡大等を目的に、携帯フォトシステム・クラウドサービスの利用団体の2回目の公募を2015年1月から2月にかけて行いました。全国から18件の応募があり、外部の有識者を交えた厳正なる審査を実施した結果、新規の利用団体として7団体を決定いたしました。

選考基準

外部の有識者を交え、以下の観点で審査・選考を実施しました。

  • より多くの主体が活動に関われること
  • 活動企画が明確で、実績、効果を出すことが見込まれること
  • 携帯フォトシステムを活用するメリットがあること(調査の効率化、データ活用など)
  • 生物多様性保全に貢献すること
  • 情報発信(社会への普及啓発)、他者への広がりがあること

利用団体

※順序不同

携帯フォトシステム・クラウドサービスの選定利用団体
No. 活動テーマ名 団体名称
1 市民による砂浜海岸生物調査 海の生き物を守る会
2 香具山と生きよう!私たちの暮らしと生き物調査 NPO法人ASUKA自然塾
3 芳ヶ平湿地群におけるCEPA、ワイズユース活動 群馬県中之条町企画政策課
ラムサール条約推進室
4 札幌ワイルドサーモンプロジェクト/みんなで探そう 札幌の野生サケ 札幌市豊平川さけ科学館
札幌ワイルドサーモンプロジェクト
5 沖縄県与那国島の生態系・環境保全活動 与那国町教育委員会
株式会社資生堂
与那国いとなみネットワーク
6 市民でつくる新潟市の鳥「ハクチョウ」マップ 新潟市役所環境部環境政策課
自然保護係
7 伊那里いきもの探検隊
~見つけた!里山の小さな仲間たち~
NPO法人伊那里イーラ

概要と評価ポイント

審査員の講評

【審査委員長】
第2回目の公募では、これまでの本サービスの活動実績を踏まえてよく練られた具体的な申請が多くありました。対象が、植物や昆虫から動物や魚等の様々な生物へ、草地や森林から川や海岸へと、様々な生き物の場へと広がっています。また、幅広い人々が参加してもらえるような工夫や連携が多くの活動グループで提案されています。これらの新しいチャレンジから多様な知見やワクワクするような成果が出て来ることを期待しています。

【審査員】
生物多様性保全のためには、自然環境に関するデータの収集と蓄積が不可欠です。そのような中、今回採択された案件は、活動エリアが全国、市域、湿地周辺など様々なレベルのものがあり、専門家のサポート体制の組み込み等、今後各地で取組を進める上でのモデルとなるものが多く見られました。本サービスを活用することで、多くの方々の生物多様性保全に関する理解が進み、自ら行動するきっかけにもなることを願っています。

【審査員】
今回は「携帯フォトシステム・クラウドサービス」の特徴をよく理解した上での申請が多かったように思えます。その中で採択された案件は、自治体・大学・NPO/NGOなどの多様な主体が、それぞれの強みを活かしつつ多くの市民を巻き込んで、生物多様性保全や地域活性化などの社会的課題の解決に取り組むものばかりだと感じます。今後は、今回採択された案件が具体的にどのような成果を出していくのかを、楽しみにしたいと思います。