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デジタルトランスフォーメーションが実現する世界:インタビュー記事

デジタルトランスフォーメーションが実現する世界

2019-04-11 Thu

 
Chapter
  1. [00:40]デジタルアシスタント
  2. [01:06]デジタルプレイス
  3. [01:32]デジタルツイン
  4. [02:07]画像認識技術+AI

なぜGAFAやBATが台頭してきたのか

平成の30年間で世界は大きく変わりました。平成元年の末に日経平均株価は史上最高値を記録し日本経済の勢いはさらに続くと思われましたが、平成3年からはバブル崩壊により株価や不動産価格が急落し、企業の競争力にも影響を与えました。

一方で、インターネットバブル崩壊やアジア通貨危機にも関わらず、米国や中国の企業はピンチを乗り越え、近年では米国のGAFA(Google、Amazon、Facebook、Apple)が世界のプラットフォーマーとなり、中国のBAT(Baidu=百度、Alibaba=阿里巴巴、Tencent=騰訊)も急成長し世界的な注目を集めています。

なぜ、GAFAやBATが強くなったのか。そして日本企業が競争力をつけるためには何をすればよいのか。「その鍵は、デジタルトランスフォーメーション」と富士通のエバンジェリスト・及川洋光は言います。

及川 洋光
富士通株式会社
エバンジェリスト

「デジタルトランスフォーメーションとは、最先端ICT技術を活用して新たな価値を生み出し、ビジネスにデジタル革新を起こすことです」

Society5.0で注目される最先端技術、AIとIoT

少子高齢化と人口減少などの要因により、近い将来、日本の社会はさまざまな課題に直面すると予測されています。加えて頻発する自然災害への迅速な対応なども求められ、従来の経済だけで社会を発展させようという考えは通用しなくなると考えられています。

そこで政府はSociety5.0を提唱し、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実空間)を高度に融合させたシステムで、経済発展の実現と社会的課題の解決を図ろうとしています。

「しかしこれは遠い未来の話ではなく、すぐそこに来ている、もしくは既に現実になっている世界です。日本の企業はGAFAやBATに追い付くのではなく、その先を見据えて未来を語らなければなりません」(及川)

富士通は、Society5.0でも言及されている最先端技術、AIとIoTを用いたデジタルトランスフォーメーションの取り組みを進めています。ここでは「デジタルアシスタント」「デジタルプレイス」「デジタルツイン」「画像認識技術+AI」の4つの最先端技術で実現可能な世界をご紹介します。

効率的な解決策を示してくれる“デジタルアシスタント”

富士通はICTアプリケーションとして、音声認識と音声合成の先端技術にAIを掛け合わせたデジタルアシスタントを開発しました。簡単なAI(スマート)スピーカーとは違い、AIによるパーソナル秘書と呼べるものです。

デジタルアシスタントとの会話は次のようなものになります:

「いまお客様先での打ち合わせが終わったんだけど、次の予定は?」

「次は本社で会議です。移動時間を考えると、本社に移動せず、近くのワークスペースから参加した方が、早く帰れます」

「OK。近くのワークスペースを探して。それと夜の英会話レッスンを予約しておいて」

「了解しました」

「聞いたことに単純に答えたり作業をしたりするだけではなく、デジタルアシスタントは効率的な解決策を提示してくれます」(及川)

デジタルアシスタントのAIがさらに成長し適用が進むと、利用者の行動パターンを把握して、性格なども理解したうえで、より適切な助言を与えてくれる秘書になるかもしれません。

場所を再現し、空間を超える“デジタルプレイス”

AR(Augmented Reality)/VR(Virtual Reality)の市場が急拡大しています。日本ではゲーム市場を軸に成長を続け、今後は製造部門や公共部門への積極的な導入が期待されています。

そしてARとVR、加えてMR(Mixed Reality)などのさまざまな技術を活用して、遠く離れた場所を目の前で再現したり、空間を超えた相手とのコミュニケーションを実現したりすることを、富士通はデジタルプレイスと呼んでいます。

「デジタルプレイスは富士通オリジナルの言葉で、人の目では見えない空間に、デジタルで表現された場所を作ることを指します」(及川)

製造業においては技術を伝えるための遠隔支援を可能にし、設計図だけでは分かりにくい設備のレイアウトを、実際の空間で確認することが可能になります。

「ご承知のとおり、現場、現物はとても大事です。身近な例では、インターネットショッピングで高価な買い物をする時に、わざわざ実店舗に行って現物を確かめて、家に帰ってきてからまたインターネットで買うことがあります。デジタルプレイスは、その現場、現物を目の前で再現できるのです」(及川)

製造業の工場でデジタルプレイスを実現した場合、従来ならわざわざ現場に足を運んで指示していた作業を遠隔で行うことが可能となり、海外拠点とのやり取りもそれぞれの場所で可能となることから、工期の短縮や製品精度改善など、生産性の向上が期待されます。

現実世界をデジタルで再現する“デジタルツイン”

「米国の調査会社によると、2020年には世界中の200億個のデバイスがつながります。その膨大な現実世界の情報をIoTでサイバー空間に送れば、現実世界がサイバー空間で再現される、いわゆるデジタルツインが可能になるのです」(及川)

今までは、単にリアルタイムのデータを収集して見せる化を進めることが主でしたが、一歩先に進んだデジタルツインを実現したスマートファクトリーでは、より直感的な工場の可視化やシミュレーションを行うことができます。

「スマートフォンの液晶パネルを製造する中国のINESA(上海儀電有限公司)では、既に完全自動化が達成されていたにもかかわらず、同社工場にデジタルツインを導入したところ、生産性がさらに25%上昇しました」(及川)

また、スマートビルディングでデジタルツインを実現することができれば、ビルで起きていること、例えば部屋の温度やエレベーターの状況をデジタルでリアルタイムに可視化し一元管理することで、管理業務の負荷軽減と運営コスト削減が実現されます。

大量のデータを価値ある情報に変える“画像認識技術+AI”

富士通のソリューション「GREENAGES Citywide Surveillance」は、画像認識技術とAIでリアルタイムに都市全体の見守りを実現するものです。監視カメラによる24時間365日の大量の映像データをAIで正確かつ高度に理解することで、トラブルの未然防止や早期解決が可能となります。

またスマートシティにおいては、施設の混雑具合や人の行動特性を検知し、生活の質の向上や、よりよいサービスの提供を可能にします。街中では交通量や事故を把握し、安全な交通を実現するなど、都市の価値を向上させることもできます。

「画像認識技術にAIを組み合わせることで、安心・安全な暮らしを実現し、価値ある情報を得ることができる時代になるのです」(及川)

デジタルトランスフォーメーションを実現するために

日本発のイノベーションで世界をリードしていくためには、デジタルトランスフォーメーションの実現が必要です。これは今まさに直面している課題だとも言えます。

「ここで紹介した最先端技術は、現在でも十分に導入可能なレベルのものですが、日々企業活動を続けながらAIやIoTを実際のビジネスプロセスに組み込むのは、そう簡単ではありません。そのためには、まずはありたい姿を描き、みんなで共有することが大切です」(及川)

富士通デジタル・トランスフォーメーション・センターは、デザイン思考を通じてアイデアを創出し、みなさまのデジタルトランスフォーメーションを一緒に考え、成功へと導きます。

ぜひワークショップにご参加ください。

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