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ワークスタイル変革事例:ユニバーサル製缶様インタビュー記事

ユニバーサル製缶様による、
現場主導で進めるワークスタイル変革

ワークスタイル変革事例

2019-02-12 Tue

 
Chapter
  1. [00:26]現場が抱える課題
  2. [01:30]ビジョンと変革に向けた施策をまとめる
  3. [02:09]今後の施策への取り組み

多様なアルミ缶のニーズに応えるユニバーサル製缶様

ユニバーサル製缶株式会社様は、アルミ缶専業メーカーとして、アルミ素材から缶の製造・飲料の充填・リサイクルを通じて、人と社会と地球にやさしい飲料容器の提供を目指しています。

また業界トップの品質とコスト競争力を実現し、価値ある技術・製品・サービスを提供する一方で、使用後のアルミ缶のリサイクルで省資源化や環境負荷の低減にも貢献している企業です。

現場が主導となって進められた同社のワークスタイル変革の取り組みについて、富士小山工場の工場長・村松昭二様と、管理部情報システム室の室長・山田栄一様にお伺いしました。

社員・拠点間のコミュニケーションを改善したいという想い

ユニバーサル製缶様は東京都文京区に本社を置き、大阪市の大阪支店のほか、茨城県、群馬県、静岡県、岐阜県、滋賀県、そして岡山県に工場を構えた広範囲の事業ネットワークを展開し、約900名の従業員が業務にあたっています。

生産拠点ではそれぞれ缶胴、缶蓋、キャップといった種類の違う製造ラインを持ち、また新製品の開発やリサイクルといった、アルミ缶の製造から再生までさまざまな事業を行うため、拠点間やお客様との連携も必要です。

村松 昭二 様
ユニバーサル製缶株式会社
富士小山工場 工場長

「私たちの生産拠点は広範囲に分散し、工場やお客様への出張が多いため、デスクには空席が目立ち、電話連絡やメールのやり取りに時間がかかるなど、社員・拠点間のコミュニケーションに悩みがありました」

ユニバーサル製缶様の生産現場では、担当者間の連絡の他に、組織一体となったタスク管理の共有などにも課題があり、業務のマネージメントがスムーズにできない環境だったと村松様は指摘します。

現場に関わる多くの部署が課題を抱えていた

今回の取り組みがスタートする2015年、当時技術部長であった村松様は、この状況をICTの技術を利用して改善したいと考え、工場以外の複数部門に相談すると、各所から同様の課題が浮かび上がりました。

営業部門も、「各地を飛び回っているので連絡が取りにくい」といった課題を抱えていることが分かり、技術開発部門や営業部門といった現場を中心に、コミュニケーションの問題を改善したいという想いが高まったそうです。

一方、ICT整備を行う立場である管理部情報システム室の山田様は、データ管理の問題などから、改善の必要性を感じていたと言います。

山田 栄一 様
ユニバーサル製缶株式会社
管理部情報システム室 室長

「当時、サーバーにデータを保存していても、整理されていない、特定の人にしか分からないものがありました。また会議の日程調整も難しく、資料は全部印刷していたので、持ち歩きや配布が大変だったのです」(山田様)

ワークスタイルを変革し競争力を強化するために

「そんな時、富士通さんから、富士通デジタル・トランスフォーメーション・センター(DTC)のワークショップをご提案いただきました。デザイン・アプローチで将来の働き方についてアイデア発想をするという手法に関心を持ち、実施することを決めました」(村松様)

ユニバーサル製缶様には、「自分たちが目指す未来の働き方を描くワークショップ」と「富士通のICTを活用した働き方改革体験ワークショップ」にご参加いただきました。

「技術開発部門のメンバーそれぞれが、ワークスタイルを変えたいという想いを持っていることが分かり、部門を超えたディスカッションにワークショップの手法は最適だと感じました」(村松様)

そしてワークショップの成果をさらに深堀りするために、ユニバーサル製缶様は「UXデザインコンサルティング」の導入を決定し、ワークスタイル変革を本格的に推し進めます。

実際のワークショップの様子

「コミュニケーションを活発化させ、部門間でナレッジを共有し、効率的かつ創造的なワークスタイル変革を行うことで、競争力を強化し持続的成長を実現することを目的としました」(村松様)

UXデザインコンサルティングでビジョンと施策をまとめる

このコンサルティングは3カ月間にわたり、11部門から合計25名の管理職および一般社員にご参加いただき、「POP UP! Uni-WorkStyle」というビジョンメッセージのもと、「コミュニケーション」「コラボレーション」「さらなるナレッジ活用」という3つの領域で合計26の施策がまとめられました。

ワークショップを通じて作られたビジョンマップと変革に向けた施策のステップマップ

「組織を越えて理想のワークスタイルシーンを共有することは、未来への希望につながります」と、村松様はプロジェクトを通して描かれた将来像に確信が持てたと語りました。

コンサルティングを担当した富士通総研(FRI)の菊本は、真のワークスタイル変革を推し進めるためには、経営層から現場部門の方までが一体となって取り組むことが重要だと指摘します。

菊本 徹
株式会社富士通総研(FRI)
コンサルティング本部 ビジネスデザイングループ
マネジングコンサルタント

「UXデザインコンサルティングでは、ユーザ体験(User Experience)に基づいて5年後、10年後を見据えた働き方を、お客様と一緒に描いて形にし、最終的にはお客様全社員が共感できるビジョン作りに向けた議論・ブラッシュアップを繰り返しました」(菊本)

ワークスタイル変革の施策実行で着実な効果が見え始めた

現在ユニバーサル製缶様は、それぞれの施策の実行に着手しています。

「現在、ツールの導入やルールの策定により、FAXの完全デジタル化、会議資料も技術資料もペーパーレス、チャットやオンライン会議を活用したコミュニケーションの効率化などのワークシーン実現と展開に取り組んでいます」(山田様)

離れた拠点の社員ともオンライン会議を活用。コミュニケーションと業務の効率化に役立っている。

具体的な効果としては、ツールを導入し活用することで、相手の状況に合った連絡手段を選べるようになり、社内・拠点間のコミュニケーションが効率化されたことです。そして、会議運営コストの低減、会議時間の削減、意思決定の迅速化、紙資料の削減による情報共有の促進と情報漏洩リスクの低減などの実現にも取り組んでいます。

また山田様は、「情報システム部門としては、現場と一体になって業務改善を進めることにより、社内業務の効率化の面で大きな貢献の仕方があると気づきました」と、社員全体で意識を共有し共感することの大切さを示しました。

お客様と社員のために、現場から始められたワークスタイル変革

ユニバーサル製缶様は、お客様に魅力的な飲料容器を、高品質でより多く、適切な価格で提供すると同時に、従業員のみなさまが安心して働ける環境の実現を目指しています。

「今後はヘッドマウントディスプレイを活用した現場作業の支援や、工場内の安全性向上を目指したICT導入なども、富士通さんと議論しながら取り組みたいと思います。これからもワークスタイル変革を着実に進め、会社の発展と同時に、従業員一人ひとりの成長にもつなげていきたいと考えています」(村松様)

「ユニバーサル製缶様のワークスタイル変革は、製造業の『現場』から取り組みがスタートしたことが特徴的でした。『現場』が変わることは、企業の変革を進めるにあたり、非常に重要なことです」(菊本)

これからの実行フェーズにおいては、策定した施策の優先度評価とロードマップに基づき、ICTテクノロジーを活用し、ルールや制度の変更、意識改革から定着化、そして実際の効果が見えるところまで支援をいたします。

富士通は、お客様が目指す未来を実現するために共に考え、共に歩んでいきたいと考えています。ワークスタイル変革を進めたいとお考えの方は、ぜひ富士通にご相談ください。

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