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知的財産マッチングの成果事例

株式会社 アルコ・イーエックス様

株式会社 アルコ・イーエックス様
[2017年12月1日掲載]

病床見守りシステム「ペイシェント・ウォッチャー」の開発
【代表特許:特許5782737号】

茨城県ひたちなか市の株式会社 アルコ・イーエックス様は、主に鉄道運行管理などの制御系ソフトウェアの設計・開発や、3DCADを使ったハードウェア設計などを行っています。
代表取締役の木田文二様にお聞きしました。

知的財産をビジネスで活用してみようと思ったきっかけを教えてください。

当社は、ソフトウェア開発の請負をしていますが、今後、会社が発展するためには、自社製品をぜひ持ちたいと考えていました。2015年に富士通様から知財の紹介があり、その後のやりとりの中で「患者見守り技術」に関心を持ち、活用してみようと思いました。

どのような製品を開発したのですか。

病床見守りシステム「ペイシェント・ウォッチャー」
[病床見守りシステム「ペイシェント・ウォッチャー」]

ベッドに寝ている患者の頭部を赤外線カメラで認識して、患者がベッドから起きあがったり、離床したりしたことが分かるシステムです。画像解析部分が富士通様から許諾を受けた技術ですが、当社では、さらに画像解析から得た情報をクラウド上にアップロードし、ご家族のスマホやケアマネのタブレット端末に連絡し、ナースコール・システムと連携するなどの工夫を加えています。

デザインにも工夫があるそうですね。

現在の「ペイシェント・ウォッチャー」は、直径25cmの壁掛け時計のような形状をしていますが、最初は真四角でゴツゴツした形状でした。女子社員たちからは「誰かに監視されている圧迫感がある」と不評でした。そこで3D-CADと3Dプリンターを使って何度も試作と改良を重ね、現在のような丸みのある優しいデザインになりました。

自社製品開発にチャレンジしてよかったことは何ですか。

これまでの請負開発では、開発者は開発に専念し、エンドユーザーの声を聴く経験がありませんでした。しかし自社製品では、自分たちが作ったものがどのように使われ、また喜ばれているかを、肌で感じるようになりました。これは新しい経験であり、開発者のモチベーション・アップにつながっています。

営業担当からひとこと

営業部 瀧村勇太様

株式会社 アルコ・イーエックス 営業部 瀧村勇太様 私たちにとって、介護系ビジネスは新しい試みでした。開発前の市場調査で県内の100以上の介護施設や病院にアンケートを実施し、多くの現場の方々から回答を頂きました。その結果、私たちは、従来技術のマットセンサーの問題などを知ることができました。そのときに回答頂いた分厚いアンケートの結果は、今も社長室に大切にとってあります。早い段階からこのような現場のニーズをお聞きし、また開発後も半年以上実証試験を実施し、現場の声を吸い上げて機能の追加や使い勝手の良さを追求してきたので、本当に現場で役立つものを作ることができたと思っています。

所在地 〒312-0036 茨城県ひたちなか市津田東4-10-5
代表者 代表取締役 木田文二
製品情報 http://www.alco-ex.jp/product/patientwatcher.html