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第2章「データベース」

3. 資源・エネルギー枯渇の危機

グローバルな経済発展は、大規模な資源開発により巨大な物質フローをもたらし、膨大なCo2の排出とともに資源・エネルギーの枯渇を招く。

日本のエネルギー需要の推移

日本におけるエネルギー需要の推移を見ると、1960年代以降二度にわたる石油危機を経験したにもかかわらず伸び続けている。

(図:日本のエネルギー需要の推移)

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出典:エネルギー白書2004
参考文献:『サステナビリティの科学的基礎に関する調査報告書 Science on Sustainability 2006』


日本における物質フロー

物質フローの内訳を見ると、1年間に使った物質(材料)の約半分は製品や施設などでストックされるが、残りは消費されて無くなるか廃棄物として処理されているのが分かる。

(図:日本における物質フロー/単位:100万トン)

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注)産出側の総量は、水分の取り込み等があるため総物質投入量より大きくなる。
出典:平成16年版環境白書(環境省編)


主要なエネルギー資源・鉱物資源の残余年数

貴重な地球資源のうち石油を含む代表的な6品目が今後50年以内に枯渇すると予測されている。実際にはオイルピーク論のように埋蔵量は充分あっても経済的に利用できなくなるか、銅鉱山のように激しい環境破壊をともなう採掘が続けられなくなることも原因と考えられる。

(図:主要なエネルギー資源・鉱物資源の残余年数〈残余年数=埋蔵量/生産量〉
2000年現在〈ただし、ウランは1997年、アルミニウムは1991年〉)

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出典:BP Amoco“Statistical Review of World Energy 2001”,
OECD/NEA-AEA, Mineral Commodity Summaries 2001(一部2000), World Metal Statistics
参考文献:『環境プレイヤーズ・ハンドブック2005 サステナブル世紀の環境コミュニケーション』
電通エコ・コミュニケーション・ネットワーク編(ダイヤモンド社/2004年)


掘り尽くされる露天掘り銅山

銅山などの露天掘りは地表の環境を破壊しつくし、生態系に壊滅的な打撃を与えてしまう。
チリは世界最大の銅産出国で、世界の4分の1が埋蔵されているというが、それも50年以内に枯渇すると見られている。

(図:掘り尽くされる露天掘り銅山〈チリ〉)

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出典:Adobe Stock photo