************************************************************************** ** ** ** BMCドライバ (FJSVxosbmc) ** ** 版数: 0.0.7-13-1 ** ** ** ************************************************************************** 富士通株式会社 -------------------------------------------------------------------------- [高度な安全性が要求される用途への使用について] 本製品は、一般事務用、パーソナル用、家庭用、通常の産業等の一般的用途を 想定して開発・設計・製造されているものであり、原子力施設における核反応制 御、航空機自動飛行制御、航空交通管制、大量輸送システムにおける運行制御、 生命維持のための医療用機器、兵器システムにおけるミサイル発射制御など、極 めて高度な安全性が要求され、仮に当該安全性が確保されない場合、直接生命・ 身体に対する重大な危険性を伴う用途(以下「ハイセイフティ用途」という)に 使用されるよう開発・設計・製造されたものではありません。 お客さまは本製品を必要な安全性を確保する措置を施すことなくハイセイフテ ィ用途に使用しないでください。また、お客さまがハイセイフティ用途に本製品 を使用したことにより発生する、お客様または第三者からのいかなる請求または 損害賠償に対しても富士通株式会社およびその関連会社は一切責任を負いかねま す。 -------------------------------------------------------------------------- 本書は、「BMCドライバ」について記述したものです。 本書の構成は、以下のようになっています。 [目次] 1. ご使用にあたって 2. 対象機種 3. 動作環境 4. 注意事項 5. 改版履歴(修正項目) 6. インストール手順 7. 商標および著作権 -------------------------------------------------------------------------- 1. ご使用にあたって 本ソフトウェアのご使用にあたっては、下記のご使用条件をお守りください。 ご使用条件を遵守できない場合には、本ソフトウェアは使用しないでください。 ご使用条件 1) 本ソフトウェアは、下記の対象機種に対して使用できることを確認しており ます。 2) 本ソフトウェアのライセンス条件は、GNU General Public License Version 2 となります。 ・本プログラムはフリー・ソフトウェアです。あなたは、Free Software Foundation が公表したGNU 一般公有使用許諾の「バージョン2」或い はそれ以降の各バージョンの中からいずれかを選択し、そのバージョン が定める条項に従って本プログラムを再頒布または変更することができ ます。 ・本プログラムは有用とは思いますが、頒布にあたっては、市場性及び特 定目的適合性についての暗黙の保証を含めて、いかなる保証も行ないま せん。 ライセンスの詳細な条件については、下記をご確認ください。 http://www.gnu.org/licenses/old-licenses/gpl-2.0.txt (英語) ライセンス条件の理解を助けるための非公式な日本語訳が以下にあります。 http://www.opensource.jp/gpl/gpl.ja.html 3) 本ソフトウェアを使用した結果、損害が発生しても弊社は一切の責任を負い ません。 -------------------------------------------------------------------------- 2. 対象機種 FUJITSU Supercomputer PRIMEHPC FX700 -------------------------------------------------------------------------- 3. 動作環境 ディストリビューション: Red Hat Enterprise Linux 8.0 (64-bit ARM) 以降 カーネル版数: 4.18.0-80.4.2.el8_0 以降 -------------------------------------------------------------------------- 4. 注意事項 - 上記対象機種以外では動作しません。 - ディストリビューションとカーネル版数のサポート状況については、下記サイトを 参照してください。 日本の場合 https://www.fujitsu.com/jp/products/computing/servers/supercomputer/downloads/ 海外の場合 https://www.fujitsu.com/global/products/computing/servers/supercomputer/documents/ - OSリリースアップにおける注意事項 OSをリリースアップする際は、OSリリースアップ後に、アップデートしたリリー スに対応している本ソフトウェアにアップデートしてください。 - BMCドライバの動作にはOpenIPMIパッケージが必要です。BMCドライバのインス トール前に、OpenIPMIパッケージをインストールしてください。 -------------------------------------------------------------------------- 5. 改版履歴(修正項目) V0.0.7-13-1(21/09/06) (1) OpenIPMIパッケージに関する注意事項を追加。 V0.0.7-13(20/02/28) (1) 初版。 -------------------------------------------------------------------------- 6. インストール手順 FJSVxosbmc-0.0.7-13.tar.gzを展開します。 FJSVxosbmc-0.0.7-13.tar.gz 展開後のディレクトリ構造: FJSVxosbmc-0.0.7-13/RPMS/FJSVxosbmc-0.0.7-13.el8.aarch64.rpm FJSVxosbmc-0.0.7-13/SRPMS/FJSVxosbmc-0.0.7-13.el8.src.rpm FJSVxosbmc-0.0.7-13/DOC/FJSVxosbmc-0.0.7-13-README.ja_JP.SJIS.txt FJSVxosbmc-0.0.7-13/DOC/FJSVxosbmc-0.0.7-13-README.ja_JP.UTF-8.txt FJSVxosbmc-0.0.7-13/DOC/FJSVxosbmc-0.0.7-13-README.txt FJSVxosbmc-0.0.7-13/DOC/LICENSE.txt RPMファイル FJSVxosbmc-0.0.7-13.el8.aarch64.rpm を以下に示す手順でインス トールしてください。 6.1 インストールの場合 1) RPMファイルを転送します。 scpコマンドなどを用いて、FJSVxosbmc-0.0.7-13.el8.aarch64.rpmをFX700 ノード上に転送してください。以下では、FX700ノード上の/SOMEWHEREディ レクトリ配下にファイルが転送されたものとしています。 2) スーパーユーザになります。 $ su - 3) RPMファイルを適用します。 FX700ノード上で、yumコマンドによりRPMファイルを適用してください。 # yum -y install /SOMEWHERE/FJSVxosbmc-0.0.7-13.el8.aarch64.rpm 4) 設定を反映します。 FX700ノード上で以下のコマンドを実行し、FX700ノードを再起動してくださ い。 # shutdown -r now 5) インストール状態を確認します。 systemdサービス”FJSVxosbmc”の状態がactiveであれば、インストールは 正常に完了しています。 # systemctl status FJSVxosbmc 6) バージョンを確認します。 FX700ノード上で以下のコマンドを実行し、バージョンが0.0.7-13であること を確認してください。 # rpm -q FJSVxosbmc 7) OSの状態がBMCに通知されていることを確認します。 BMC Web GUIの[Power Control]画面で、"Running Status"が"OS Running"であ ることを確認してください。 6.2 アンインストールの場合 1) スーパーユーザになります。 $ su - 2) アンインストールします。 FX700ノード上で、yumコマンドによりアンインストールしてください。 # yum -y remove FJSVxosbmc 3) 設定を反映します。 FX700ノード上で以下のコマンドを実行し、FX700ノードを再起動してくださ い。 # shutdown -r now -------------------------------------------------------------------------- 7. 商標および著作権 Red Hat、Red Hat Enterprise Linuxは米国およびその他の国において 登録されたRed Hat, Inc.の商標です。 Linux(R)は米国及びその他の国におけるLinus Torvaldsの登録商標です。 その他すべての商標は、所有する各社の商標です。 Copyright 2020,2021 FUJITSU LIMITED --------------------------------------------------------------------------