Systemwalker Centric Manager 監査ログ管理/監査ログ分析 IDMaster 連携ガイド - UNIX/Windows(R)共通 - |
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本章では、Systemwalker Centric Managerの監査ログ管理機能、監査ログ分析機能とPMaid IDMasterの提供物の使用方法を説明します。
ここでは、Systemwalker Centric Managerの監査ログ管理機能、監査ログ分析機能とPMaid IDMasterの提供物を使用して、監査ログを分析する方法を説明します。
PMaid IDMasterのログ抽出のための設定を行います。 |
提供物の日付書式定義ファイルをポリシーで設定します。 |
PMaid IDMasterのログを収集します。 |
提供物の正規化ルール定義ファイル、問い合わせサンプルファイルを使用して、PMaid IDMasterの監査ログを分析します。 |
PMaid IDMasterの監査ログの抽出は、PMaid IDMasterが提供するログ収集バッチファイルにより行います。
ログ収集バッチファイルは、PMaid IDMaster のインストールフォルダにファイル名exportlog.exeでインストールされています。
ログ収集バッチファイルは、バッチ実行の前日の監査ログのみを抽出します。
ログ収集バッチファイルにより抽出する監査ログの ファイル名は、以下の命名規約になっています。
idm_yyyymmdd.log (yyyymmddは年月日の日付)
PMaid IDMasterの監査ログの抽出は、以下の手順で行います。
1)PMaid IDMasterをインストールします。
2)インストールされたログ収集バッチファイルの監査ログの抽出先を、必要に応じて変更します。
抽出先の変更は、PMaid IDMasterのシステム管理メニューより行います。
PMaid IDMasterのシステム管理メニューの操作については、「xxx」を参照してください。
ログ収集バッチファイルでは、デフォルト値として以下の値が定義されています。
- 監査ログの抽出先は、インストール時に指定するデータフォルダ
3)ログ収集バッチファイルを実行します。
ログ収集バッチファイルでは、PMaid IDMasterをインストールした後、自動的にWindowsのタスクにスケジュール設定されています。
デフォルト値として、毎日、0時5分にバッチ実行されるように設定されています。
提供物の日付書式定義ファイルを収集対象サーバに設定します。監査ログの収集設定は、ポリシーを使用して設定します。
収集対象サーバは、連携例を参考に選定してください。
ポリシーを使用した監査ログの収集設定の詳細については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 セキュリティ編”の“ポリシーを使用して設定する”を参照してください。
コマンドを使用した監査ログの収集設定を行う場合は、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 セキュリティ編”の“監査ログを正規化する”の“■ポリシーを使用せずに収集定義を行った監査ログを分析する場合”と“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 セキュリティ編”の“コマンドを使用して設定する”を参照してください。
収集対象ログに必要なログ識別名と日付書式定義ファイルは、以下のとおりです。
収集対象ログ |
ログ識別名 |
日付書式定義ファイル |
PMaid IDMasterログ |
IDMaster |
idmlog.fmt |
また、収集するログファイルの定義は、以下のように定義します。
・収集対象ログファイル名:<監査ログ抽出先ディレクトリ>\idm_*.log
・ログの生成方法:"ASC" (昇順)
監査ログの収集設定後は、監査ログを運用管理サーバに収集します。
ログ収集の詳細については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 セキュリティ編”の“監査ログを収集する”を参照してください。
運用管理サーバ上に収集した監査ログを正規化し、ログの集計/検索/点検レポートに活用します。
監査ログの分析の詳細については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 セキュリティ編”の“監査ログを分析する作業の流れ”を参照してください。
収集したログを正規化するために必要な正規化ルール定義ファイルは、以下のとおりです。
収集対象ログ |
ログ識別名 |
正規化ルール定義ファイル |
PMaid IDMasterログ |
IDMaster |
mpatarule_IDM.ini |
正規化ルール定義ファイルは、mpatalogcnvt(監査ログ正規化コマンド)に指定して、正規化ログを作成することができます。
しかし、正規化ルール定義ファイルが改ざんされる恐れがある場合は、事前にmpatarulectl(正規化ルール管理コマンド)で、正規化ルール定義ファイルを、運用管理サーバに登録します。登録することにより、正規化ルール定義を改ざんされなくなると共に、mpatalogcnvt(監査ログ正規化コマンド)に正規化ルール定義ファイルの指定を省略することができます。
mpatalogcnvt(監査ログ正規化コマンド)とmpatarulectl(正規化ルール管理コマンド)の詳細については、“Systemwalker Centric Managerリファレンスマニュアル”を参照してください。
点検レポートを作成するために必要な問い合わせファイルは、以下のとおりです。
ログ識別名 |
問い合わせファイル |
IDMaster |
IDMoperate.RNE |
IDMaster |
IDMLoginError.RNE |
IDMaster |
IDMAuth.RNE |
この問い合わせファイルを使用することで、以下のような点検レポートが作成できます。
・管理者操作問い合わせサンプルファイル
・不正操作問い合わせ問い合わせサンプルファイル
・機能利用状況問い合わせサンプルファイル
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