[監査ログ分析 − 検索 − 検索条件]

概要

[監査ログ分析−検索]画面は、運用管理クライアントの統合コンソール上で動作するプラグインです。
運用管理サーバに収集され、正規化(CSV形式)された各種ログ情報(イベントログ、操作ログなど)を、期間や文字列を指定してログの内容を検索することができます。

[監査ログ分析−検索]画面を使用するためには、Systemwalker技術情報ホームページから監査ログ分析のプラグインをダウンロードして、統合コンソールに追加してください。

呼び出し方法

以下の手順で[監査ログ分析−検索]画面を起動します。

1.      [統合コンソール]のランチャーから[監査ログ分析-検索]を選択します。  

2.       [ファイル]-[機能を実行する]メニューを選択します。
または、ランチャー内の[監査ログ分析-検索]をダブルクリックします。
 
[監査ログ分析−検索]画面が表示されます。

3.      [検索条件]タブを選択し、検索条件を設定します。  
[検索条件]タブは、起動時に初期選択されています。

[監査ログ分析−検索]画面には以下のタブがあります。 

各項目の説明  

項目 

内容 

備考 

正規化ログの格納場所 

正規化されたログファイルが格納されている運用管理サーバのディレクトリを指定します。 

初期表示は、mpatacnvtdefコマンドで設定した正規化ディレクトリです。空白の場合、検索を行うことができません。運用管理サーバ側で指定されている正規化ログの格納場所を指定する場合は「mpatacnvtdefコマンドで設定した正規化ディレクトリ」を選択してください。 

正規化ログの格納場所は、直接入力することも可能です。指定する場合は、“[参照]ボタン”の説明を参照してください。

以下の条件に該当する場合、指定した正規化ログの格納場所がコンボボックスに履歴として残ります。 

  • [参照]ボタンをクリックし、運用管理サーバのディレクトリを指定した場合。

  • 直接入力し、[検索開始]ボタンをクリックして検索を開始した場合。

入力可能な文字として、以下の文字を除く任意の文字が使用できます。 

* (アスタリスク)
・ ? (疑問符)
 
・ " (ダブルクォーテーション)
 
・ < (左アングルブラケット)
 
・ > (右アングルブラケット)
 
・ | (パイプ)

ASCII(160文字以内)またはシフトSJIS(80文字以内)で指定できます。

履歴の保存件数は最大20件です。20件を超えた場合は、古い(使用頻度の低い)情報から順に削除されます。ただし、「デフォルトの格納ディレクトリ」は削除されずに履歴の1番目に表示されます。 [監査ログ分析-検索]画面の再起動後も履歴は表示されます。

省略不可 

[参照]ボタン

[ディレクトリ参照]画面が表示され、運用管理サーバ上の正規化ログが格納されているディレクトリを選択します。

 

検索開始日時 

検索する正規化ログの開始日時を年月日時分秒で設定します。[監査ログ分析-検索]起動時には、現在の時刻から10分前の時刻が設定されます。
検索範囲の初期値は、[統合コンソール]の[ウィンドウ]−[設定]メニューで起動する[設定]画面で変更できます。

  

設定範囲 

入力域 

 

1970 〜 2036 

4文字の半角数字で設定します。 

 

1 〜 12 

2文字以内の半角数字で設定します。 

 

1 〜 31 (1、3、5、7、8、10、12月の場合) 

1 〜 30 (4、6、9、11月の場合) 

1 〜 29 (閏年の2月の場合) 

1 〜 28 (閏年ではない2月の場合) 

 

0 〜 23 

 

0 〜 59 

 

0 〜 59 

検索開始日時を指定しない場合は、[検索開始日時]チェックボックスを“OFF”にします。チェックボックスが“OFF”の場合、年月日時分秒の入力域はグレー表示になり入力できません。なお、[検索終了日時]で設定する日時より未来の日時を指定することはできません。

省略可 

検索終了日時 

検索する正規化ログの終了日時を年月日時分秒で設定します。[監査ログ分析-検索機能]起動時には、現在の時刻が設定されます。

  

設定範囲 

入力域 

 

1970 〜 2036 

4文字の半角数字で設定します。 

 

1 〜 12 

2文字以内の半角数字で設定します。 

 

1 〜 31 (1、3、5、7、8、10、12月の場合) 

1 〜 30 (4、6、9、11月の場合) 

1 〜 29 (閏年の2月の場合) 

1 〜 28 (閏年ではない2月の場合) 

 

0 〜 23 

 

0 〜 59 

 

0 〜 59 

検索終了日時を指定しない場合は、[検索終了日時]チェックボックスを“OFF”にします。チェックボックスが“OFF”の場合、年月日時分秒の入力域はグレー表示になり入力できません。なお、[検索発生日時]で設定する日時より過去の日時を指定することはできません。

検索開始日時と検索終了日時で指定した日時は正規化ログの項目である
日時が対象となります。
 

省略可 

検索条件選択 

[検索条件の管理]画面で保存した検索条件名を指定します。指定方法は“[検索条件参照]ボタン”を参照してください。

検索条件を指定すると、内容に従って“検索条件の設定”の各項目に条件として設定されます。 

以下の条件に該当する場合、指定した検索条件がコンボボックスに履歴として残ります。 

  • [検索条件参照]ボタンをクリックし、検索条件を指定した場合。

履歴の保存件数は最大20件です。20件を超えた場合は、古い(使用頻度の低い)検索条件から順に削除されます。[監査ログ分析-検索]画面の再起動後も履歴は表示されます。

省略可 

[検索条件参照]ボタン

[検索条件の選択]画面が表示され、検索条件を選択します。

 

[検索条件クリア]ボタン

設定されている検索条件がクリアされます。

 

[検索条件の保存・管理]ボタン

[検索条件の管理]を参照してください。

 

[検索開始]ボタン

設定した条件で正規化ログの検索を開始します。自動的に[検索条件]タブから[検索結果一覧]タブに切り替わり、検索結果が表示されます。

 

 
関連項目