Systemwalker Centric Manager Oracle E-Business Suite運用管理ガイド - UNIX/Windows(R)共通 -
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第4章 設定> 4.1 Oracle E-Business Suiteのプロセスの監視

4.1.1 Systemwalker Centric Managerの設定

Systemwalker Centric Managerのアプリケーション監視機能を使用し、Oracle E-Business Suiteのプロセスを監視する設定手順を以下に示します。

[表:アプリケーション一覧表]

名称

プロセス名

インストールディレクトリ

バージョン

Internal Concurrent Manager

FNDLIBR

(*1)

Undefined
(*2)

Report Review Agent

tnslsnr

$DB_TOP/8.1.7/bin/

Reports Server

rwmts60

(*1)

Oracle HTTP Server

httpds

$iAS_TOP/Apache/Apache/bin/

Oracle HTTP Server

Httpdsctl

$iAS_TOP/Apache/Apache/bin/

Forms Server

f60srvm

(*1)

Forms Listener

f60webmx

(*1)

Forms Metrics Server

d2ls60

(*1)

Forms Metrics Client

d2lc60

(*1)

OAS Listener

tnslsnr(*3)

$iAS_TOP/8.0.6/bin/

*1:アプリケーション作成時にインストールディレクトリを空白のまま定義します。

*2:バージョンの項目にはすべて“Undefined”と定義します。

*3:tnslsnrは同一名称ですが、インストールディレクトリが異なるため、後述の“実行ファイルを作成する”では、一つの実行ファイルを作成し、“アプリケーションを作成する”では、それぞれアプリケーションを作成してインストールディレクトリを定義します。

 

実行ファイルを作成する

監視対象とするプロセスの実行ファイルを作成します。

  1. [Systemwalkerコンソール]−[編集]を選択します。
  2. ツリー選択ボックスから[アプリケーション一覧]を選択します。

  3. [アプリケーション一覧]のツリーから[実行ファイル一覧]を選択し、[オブジェクト]メニューから[実行ファイルの作成]を選択します。

    →[実行ファイル作成]ダイアログボックスが表示されます。

  4. “アプリケーション一覧表”に記載されているすべてのプロセスを、実行ファイルとして作成し、[OK]ボタンをクリックします。

アプリケーションを作成する

実行ファイルにアプリケーションを作成します。

  1. 作成した実行ファイルを選択し、[オブジェクト]メニューから[アプリケーションの作成]を選択します。

    →[アプリケーション作成]ダイアログボックスが表示されます。

  2. [インストール情報]タブを選択します。

    Oracle E-Business Suiteのインストール環境に合わせ入力し、[OK]をクリックします。

    “tnslsnr”はインストールディレクトリをそれぞれ指定し、アプリケーションを2つ作成します。

     

■アプリケーションを監視するためのポリシーを作成する

  1. [Systemwalkerコンソール]の[ポリシー]メニューから[監視]-[アプリケーションの自動検出設定]を選択します。

    →[アプリケーション管理]ウィンドウが表示されます。

  2. ツリーから、[アプリケーション管理の設定]−[アプリケーション監視の設定]−[稼働監視の設定]を選択し、[ポリシー]メニューから[作成]を選択します。

    →[稼働監視の設定]ダイアログボックスが表示されます。

  3. [設定]タブを選択します。

    以下の項目を指定し、[配付先]タブを選択します。

    →[稼働監視の設定]ダイアログボックスが表示されます。

  4. [追加]ボタンをクリックし、登録したアプリケーションをすべて登録します。

    →[ツリー選択]ダイアログボックスが表示されます。

    1. [ツリー種別]で“アプリケーション一覧”を選択し、[OK]ボタンをクリックします。

      →[配付先の選択]ダイアログボックスが表示されます。

    2. [アプリケーション一覧]から、登録したアプリケーションをすべて選択し、[追加]ボタンをクリックします。
    3. [OK]ボタンをクリックします。
  5. [アプリケーション管理]ウィンドウで、[ポリシー]メニューから[ポリシーの配付]を選択します。

    →[ポリシーの配付]ダイアログボックスが表示されます。

  6. 以下の項目を指定し、[OK]ボタンをクリックします。
    [ポリシーを適用するタイミング]:
    [すぐに適用する(配付先のサービスを再起動する)]
    [配付の対象]:
    [全て]

    ポリシーの作成後、監視ツリーの構成を変更した場合は、アプリケーション管理のポリシーを再定義し、設定を反映させる必要があります。

     


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