Systemwalker Centric Manager NAT適用ガイド - UNIX/Windows(R)共通 -
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第3章 機能

3.1 機能概要

NATを使った環境で運用管理を行う場合、使用できる機能が以下の表のようになります。それぞれの機能については、“Systemwalker Centric Manager 解説書”を参照してください。

 

機能

NAT構成(*1)

備考

対象

詳細項目

1

2

構成の管理

ネットワーク構成の管理

ノード検出

×

×

NAT環境にあるノードを自動検出することはできません。

システムの構成情報の管理

インベントリ管理

インベントリ情報は、インベントリデータベースへは登録できますが、フレームワークデータベースへは登録することはできません。

コンソール

クライアントのコンソール

Systemwalkerコンソール

 

Webコンソール

Systemwalker Webコンソール

NAT環境でWebコンソールが利用できます。

ポリシー配付

NAT環境へポリシーを配付することができます。

資源の配付

資源配付

資源配付

資源配付の運用をホスト名運用で行います。NAT環境への資源配付を行う場合は、ホスト名運用を行う設定にする必要があります。

ネットワーク/システムの監視

稼働監視

稼働状態の監視

ノードの稼働監視ができます。

障害監視

SNMPトラップの監視

SNMPトラップ通知の監視については、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”の“被監視サーバがNAT環境にある場合の環境設定”を参照してください。

MIBしきい値監視

 

システムのイベント監視

NAT環境のシステムのイベント監視ができます。

性能監視

性能異常の監視

サーバ性能監視のしきい値監視は利用できますが、ネットワーク性能監視は利用できません。

性能情報の表示

アプリケーションの監視

稼働監視

アプリケーションの稼働状態の表示

NAT環境で動作するアプリケーションの稼働監視、障害監視、性能監視ができます。

アプリケーションの稼働状態の監視

障害監視

アプリケーションのイベント監視

性能監視

性能異常の監視

性能情報の表示

業務の監視

業務監視

業務構成の管理

 

リソースの関係管理

 

ノードの変更監視

未登録固定IPノードの接続検知

×

×

 

固定IPノードの削除/追加/アドレス変更の検知

×

×

 

障害の対処

リモートからの操作

リモート操作

×

リモート操作エキスパート1台と、リモート操作クライアント1台の接続だけサポートします。

リモートコマンド

NAT構成2の場合、接続形態を常時接続にします。ただし、業務サーバ、運用管理サーバともV13.1.0以降の場合は、この限りではありません。

リモートからの電源投入・切断

サーバの電源投入・切断

×

×

NAT環境ではリモートからの電源投入・切断を行うことはできません。

クライアントの電源投入・切断

×

×

障害対処の自動化

自動アクション

 

サービスレベルの評価

ネットワークの評価

レポーティング

 

システムの評価

 

インテリジェントサービス

 

ソフトウェア修正管理

×

NAT構成2でソフトウェア修正管理機能を使用する場合、資源配付においてホスト名運用を行う設定にする必要があります。

○:使用可能

△:設定あり使用可能

×:使用不可能

−:NAT構成対象外

*1):NAT構成については、“NATを用いた構成”を参照してください。


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