Systemwalker Centric Manager Interstage Application Server運用管理ガイド - UNIX/Windows(R)共通 -
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目次
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5.3.2 しきい値監視
MIB監視を行うことにより、トラフィックやノードの状態を監視することができます。しきい値監視の方法を以下に示します。
◆MIBしきい値を設定する
MIBしきい値の条件(しきい値、SNMPトラップ)、およびポーリング間隔の設定方法を説明します。
- [Systemwalkerコンソール]−[監視]を選択します。
- しきい値設定を行うフォルダ、またはノードを選択し、[ポリシー]メニューから[ポリシーの定義]−[ノードの監視]−[MIBの監視]−[フォルダ]、または[ノード]を選択します。
→[MIB監視]ダイアログボックスが表示されます。
- 以下の項目を指定し、[追加]ボタンをクリックします。
- [設定]
- [有効]を選択します。
→[MIBしきい値]ダイアログボックスが表示されます。
- [対象MIB]タブを選択します。
以下の項目を指定し、[追加]ボタンをクリックします。
- [MIB名]
- MIB監視の対象となるMIB名を255文字以内で設定します。
- [インスタンス]
- しきい値設定を行うMIBのインスタンスを64文字以内で指定します。
→[しきい値条件]ダイアログボックスが表示されます。
- [しきい値]タブを選択し、以下の項目を指定します。
SNMPトラップ通知をしない場合は、[OK]ボタンをクリックし、手順7.に進んでください。
しきい値エラーをSNMPトラップで通知する場合は、“トラップを設定する”の設定を行ってください。
- [しきい値種別]
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- [絶対値]
- 取得したMIB値としきい値を比較します。
- [相対値]
- 前回に取得したMIB値と、今回取得したMIB値の差分と、しきい値を比較します。
- [しきい値]
- 数値を指定する場合、しきい値を以下の範囲内で指定します。
- [しきい値種別]が、[相対値]の場合
- 0〜4294967295の範囲内で指定します。取得したMIB値としきい値を比較し、[条件]を満たした場合に、SNMPトラップを通知します。(SNMPトラップ通知を指定した場合)
- 文字列を指定する場合
- 半角64文字以内の文字列で指定します。文字列で設定した場合は、相対値での比較はできません。
- [条件]
- トラップを送信する際の、しきい値と取得したMIB値との比較条件を指定します。
- [リセット条件を設定する]
- リセット値、リセット条件を設定する場合に選択します。
取得したMIB値とリセット値を、ここで設定したリセット値条件によって比較し、結果に応じてSNMPトラップを送信します。
- [リセット値]
- しきい値超えを解除する値を指定します。しきい値を一度超えるとリセットされるまで、SNMPトラップを送信しません。
- [リセット条件]
- リセット値と取得したMIB値との比較条件を選択します。
- [しきい値条件]ダイアログボックスで[トラップ]タブを選択します。
- 以下の項目を指定し、[OK]ボタンをクリックします。
- [トラップ通知する]を選択します。
- MIBポーリングだけを行う場合は、選択しないでください。
- [しきい値超えn回連続発生で通知]
- n回連続で取得したMIB値がしきい値を超えた場合に、トラップを通知します。1から999の範囲内で指定します。
- [Enterprise]
- しきい値を超えた場合に送信するSNMPトラップのEnterprise-OIDを255文字以内のMIB名、またはドット形式で指定します。
- [SpecificCode]
- しきい値を超えた場合に送信するSNMPトラップのSpecificコードを“-2147483647〜2147483647”の範囲内で指定します。
- [VarBind情報一覧]
- VarBind情報に関する設定を表示します。
VarBind情報は、複数指定することができます。
以下の値を設定します。
- “VarBindName”
- “VarBindValue”
- [エージェントアドレス]
- トラップ通知する場合に設定するエージェントアドレスをIPアドレスで指定します。
→[MIBしきい値]ダイアログボックスが表示されます。
- MIBポーリング間隔を指定する場合は、“一定間隔でポーリングする場合”、または“毎日決まった時刻にポーリングを行う場合”の設定を行ってください。
指定しない場合は、[OK]ボタンをクリックしてください。
→[MIBしきい値]ダイアログボックスが表示されます。
- [MIBしきい値条件]に追加されたことを確認し、[OK]ボタンをクリックします。
→[MIB監視]ダイアログボックスが表示されます。
- [監視対象MIB]に追加されたことを確認し、[OK]ボタンをクリックします。
→[MIB監視−情報]メッセージボックスが表示されます。
- [OK]ボタンをクリックします。
- [ポリシー]メニューから[ポリシーの配付]を選択します。
→[ポリシーの配付]ダイアログボックスが表示されます。
- 以下の項目を設定し、[OK]ボタンをクリックします。
- [ポリシーを適用するタイミング]
- [すぐに適用する(配付先のサービスを再起動する)]
- [配付の対象]
- [全て]
トラップ通知
トラップの通知を受けると、以下のメッセージが監視イベント一覧に出力されます。
トラップのEnterpriseを省略値から変更した場合
VarBind情報を設定した場合
MIB監視事象が発生しました。(MIB名:***、値:***) |
なお、1番目に設定したVarBind情報のうち、VarBindNameがMIB名として、VarBindValueが値として出力されます。
Systemwalker Centric Managerは、MIBを取得するために、監視対象ノードの代表インタフェースに対してポーリングを行います。
代表インタフェースに設定したインタフェースが通信不可となった場合、MIBを取得できません。
また、しきい値条件を満たした場合でもSNMPトラップは通知されません。
◆MIBポーリング間隔を設定する
処理が終了してからの時間間隔を設定します。
- [MIBしきい値]ダイアログボックスで、[ポーリング]タブを選択します。
- 以下の項目を指定し、[設定]ボタンをクリックします。
- [タイムアウト時間]
- 通信する際の各ノードとの応答タイムアウト時間を1秒から3599秒(59分59秒)の範囲内で指定します。
- [リトライ回数]
- タイムアウトが発生した場合のリトライ回数を0〜999の範囲内で指定します。
- [ポート番号]
- ポーリングを行う時のSNMP要求のポート番号を161/udp以外に設定する場合に指定します。ポート番号は1〜32767の範囲内で指定します。
→[動作時間]ダイアログボックスが表示されます。
- 以下の項目を指定し、[追加]ボタンをクリックします。
[ポーリング間隔指定]を選択します。
- [ポーリング間隔]
- 動作処理を行う間隔を1分から1439分(23時間59分)までの範囲内で指定します。
- [動作時間帯を設定する]
- 動作処理を行う時間帯を設定します。時間帯は最大60個まで指定できます。
→[時間帯]ダイアログボックスが表示されます。
- 以下の項目を設定し、[OK]ボタンをクリックします。
- [開始時刻]
- 監視処理を開始する時刻を、0時0分から23時59分の範囲内で指定します。
- [終了時刻]
- 監視処理を終了する時刻を、0時0分から23時59分の範囲内で指定します。
→[動作時間]ダイアログボックスが表示されます。
- [動作時間帯を設定する]に追加されたことを確認し、[OK]ボタンをクリックます。
→[MIBしきい値]ダイアログボックスが表示されます。
- [動作時間]に追加されたことを確認し、[OK]ボタンをクリックします。
→[MIB監視]ダイアログボックスが表示されます。
- [監視対象MIB]に追加されたことを確認し、[OK]ボタンをクリックします。
→[MIB監視−情報]メッセージボックスが表示されます。
- [OK]ボタンをクリックします。
- [ポリシー]メニューから[ポリシーの配付]を選択します。
→[ポリシーの配付]ダイアログボックスが表示されます。
- 以下の項目を設定し、[OK]ボタンをクリックします。
- [ポリシーを適用するタイミング]
- [すぐに適用する(配付先のサービスを再起動する)]
- [配付の対象]
- [全て]
- [MIBしきい値]ダイアログボックスで、[ポーリング]タブを選択します。
- 以下の項目を指定し、[設定]ボタンをクリックします。
- [タイムアウト時間]
- 通信する際の各ノードとの応答タイムアウト時間を1秒から3599秒(59分59秒)の範囲内で指定します。
- [リトライ回数]
- タイムアウトが発生した場合のリトライ回数を0〜999の範囲内で指定します。
- [ポート番号]
- ポーリングを行う時のSNMP要求のポート番号を161/udp以外に設定する場合に指定します。ポート番号は1〜32767の範囲内で指定します。
→[動作時間]ダイアログボックスが表示されます。
- 以下の項目を指定し、[追加]ボタンをクリックします。
- [動作時刻指定]
- 動作処理を行う時刻を指定します。指定した時刻になると処理を開始します。動作時刻は最大256個まで指定できます。
→[時刻]ダイアログボックスが表示されます。
- 以下の項目を指定し、[OK]ボタンをクリックします。
- [時刻指定]
- 動作時刻を0時0分から23時59分の範囲内で設定します。
- [範囲指定]
- 開始時刻の範囲指定、およびポーリング間隔を設定します。この範囲指定をもとに動作時刻のリストを生成します。
- [開始時刻]
- 開始時刻を0時から24時の範囲内で設定します。
- [終了時刻]
- 終了時刻を0時から24時の範囲内で設定します。
- [ポーリング間隔]
- 動作処理を行う間隔を1分から1439分(23時間59分)までの範囲内で設定します。
ポーリングの設定
[ポーリング間隔指定]を選択した場合、動作時間帯の開始時刻に必ず、最初のポーリングが行われます。
また、動作時間帯の終了時刻以前に処理を開始した場合、終了時刻を過ぎても処理が終了するまで実行されます。
→[動作時間]ダイアログボックスが表示されます。
- [動作時刻指定]に追加されたことを確認し、[OK]ボタンをクリックします。
→[MIBしきい値]ダイアログボックスが表示されます。
- [動作時間]に追加されたことを確認し、[OK]ボタンをクリックします。
→[MIB監視]ダイアログボックスが表示されます。
- [監視対象MIB]に追加されたことを確認し、[OK]ボタンをクリックします。
→[MIB監視−情報]メッセージボックスが表示されます。
- [OK]ボタンをクリックします。
- [ポリシー]メニューから[ポリシーの配付]を選択します。
→[ポリシーの配付]ダイアログボックスが表示されます。
- 以下の項目を設定し、[OK]ボタンをクリックします。
- [ポリシーを適用するタイミング]
- [すぐに適用する(配付先のサービスを再起動する)]
- [配付の対象]
- [全て]
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