Systemwalker Interstage運用管理ガイド スケーラブル運用 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 - |
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第3章 機能 | > 3.2 ローリングアップデート(資源配付) | > 3.2.1 Systemwalker Operation Managerでスケジュールする |
Systemwalker Centric ManagerおよびSystemwalker Operation Managerで、スケーラブルモデルの業務サーバへ資源を適用する場合のスケジュール運用について説明します。資源の適用は、メンテナンス作業のジョブネットの中で行います。
アップグレード前とアップグレード後を並行して運用できるようなアップグレードと、並行して運用できないアップグレードでは、資源を適用するジョブネットが異なります。
アップグレード前とアップグレード後を並行して運用可能な場合のジョブネットイメージを以下に示します。サーバを切り離す前に、各サーバに資源を配付してください。
メンテナンス作業は、スケーラブルモデルを構成する個々のサーバを業務から切り離して行います。
切り離しのジョブは、振り分けサーバ上のInterstage Traffic Directorに対して行います。
次に、切り離した業務サーバに対して、ワークユニット停止、メンテナンス作業、ワークユニット起動の順でジョブを行います。振り分けサーバに対して、組み込みのジョブを行い、1台の業務サーバのメンテナンスが完了します。
1台の業務サーバの作業が完了したあとに、次の業務サーバを切り離します。
このように作業時間をずらして行うことで、業務全体を止めずに運用することができます。
アップグレード前とアップグレード後を並行して運用できない場合のジョブネットイメージを以下に示します。サーバを切り離す前に、各サーバに資源を配付してください。
メンテナンス作業は、スケーラブルモデルを構成する個々のサーバに対し、それぞれ時間をずらして業務から切り離して行います。
切り離しのジョブは、振り分けサーバ上のInterstage Traffic Directorに対して行います。
次に、切り離した業務サーバに対して、ワークユニット停止、メンテナンス作業、ワークユニット起動の順でジョブを行います。振り分けサーバに対して組み込みのジョブを行い、1台の業務サーバのメンテナンスが完了します。
A-SVの業務サーバのワークユニット起動が完了したあとに、B-SV、C-SVの業務サーバを切り離し、A-SVを組み込みます。
このように作業時間をずらして行うことで、業務全体の停止時間を最小で運用することができます。
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