Systemwalker Centric Manager IPCOM運用管理ガイド スケーラブル運用 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第4章 設定> 4.3 ローリングアップデート(資源配付)

4.3.1 システムを登録する

運用管理サーバ(運用管理サーバがWindows版の場合)または運用管理クライアント(運用管理サーバがSolaris版またはLinux版の場合)から、資源を配付する配付経路を定義します。

ここでは、IPCOMの負荷分散対象のWebサーバを配付先として登録します。

 

  1. Systemwalker管理者の権限またはAdministrator権限でログオンします。
  2. [Systemwalker Centric Manager]−[資源配付]を選択します。

    →[資源配付]ウィンドウが表示されます。

  3. 配付元の運用管理サーバを登録します。

    [対象システム]サブウィンドウで、[OWN]を選択し、[オブジェクト]メニューから[プロパティ]を選択します。

    →[‘OWN’のプロパティ]ダイアログボックスが表示されます。

  4. [サーバ定義]タブを選択します。

    以下の項目を指定し、[OK]ボタンをクリックします。

    [サーバ名]
    “運用管理サーバ”

    →[対象システム]サブウィンドウに“OWN”から“運用管理サーバ”に変更されます。

  5. 配付先の業務サーバを登録します。

    [対象システム]サブウィンドウで、“運用管理サーバ”を選択し、[オブジェクト]メニューから[新規作成]−[サーバ]を選択します。

    →[サーバの追加]ダイアログボックスが表示されます。

  6. [サーバ定義]タブを選択します。

    以下の項目を指定し、[OK]ボタンをクリックします。

    [サーバ名]
    “WebサーバA-SV”
    [ノード名]
    “192.168.110.104”

    →[対象システム]サブウィンドウに、“WebサーバA-SV”が登録されます。

  7. 同様に、“WebサーバB-SV”、“WebサーバC-SV”を登録します。

    5.〜6.の手順を行ってください。

    →[対象システム]サブウィンドウに、“WebサーバB-SV”、“WebサーバC-SV”が登録されます。

ホスト名で設定する場合

ここでは、IPアドレスで設定を行っています。

ホスト名で設定を行う場合は、[資源配付 サーバ環境設定]ダイアログボックスから定義の変更を行ってください。

詳細については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 資源配付機能編”を参照してください。

 

■システムグループを登録する

“WebサーバA-SV”、“WebサーバB-SV”および“WebサーバC-SV”をシステムグループに登録します。

  1. [オブジェクト]メニューから[新規作成]-[システムグループ]を選択します。

    →[システムグループの追加]ダイアログボックスが表示されます。

    以下の項目を指定し、[追加]ボタンをクリックします。

    [システムグループ名]
    Webサーバ

    →[システムの選択]ダイアログボックスが表示されます。

    “WebサーバA-SV”を選択し、[OK]ボタンをクリックします。同様に“WebサーバB-SV”、“WebサーバC-SV”を登録します。

  2. [OK]ボタンをクリックします。

    [対象システム]サブウィンドウを選択した状態で、[表示]メニューから[分割表示]を選択します。

    →システムグループ“Webサーバ”が表示されます。

     

■LANカードを複数使用して通信を行う場合の注意事項

負荷分散対象のWebサーバがLANカードを複数使用して通信を行う場合は、Webサーバ上で以下のコマンド投入を行ってください。

“ノード名”には上位の資源配付サーバで定義されているWebサーバの[ノード名]を指定してください。

drmsmdfy -a sys -k own -n ノード名 -s 自システム名

 


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