Systemwalker Centric Manager IPCOM運用管理ガイド スケーラブル運用 - UNIX共通 - - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
目次 前ページ次ページ

第4章 設定> 4.2 インストール

4.2.3 インストール後の作業

Systemwalker Centric Managerをインストールした後に行う以下の作業について説明します。

■ノードの自動検出

運用管理サーバ(運用管理サーバがWindows版の場合)または運用管理クライアント(運用管理サーバがSolaris版またはLinux版の場合)から、ノードを検出します。IPCOMはノード検出により、[Systemwalkerコンソール]で以下のように表示されます。

ノードの自動検出の方法については、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。

ホットスタンバイ構成の場合、管理LANに接続された2台のIPCOMと、管理LANの代表IPのノードが検出され、アイコン表示されます。

◆IPCOM 300の例

IPCOM S2000シリーズの監視方法

IPCOM S2000シリーズに対して、ノードの検出を実施した場合、内蔵するHLB、RSBがそれぞれ別々のノードとして検出されます。

このため、IPCOM S2000シリーズをSystemwalker Centric Managerで監視する場合には、業務管理ツリー上に新たなフォルダを作成し、HLBとRSBノードをフォルダ内にまとめることにより、関係を持たせて監視する方法を推奨します。

業務管理ツリーへの登録方法については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”を参照してください。

 

■代表インタフェースの設定(IPCOM Sシリーズ除く)

Systemwalker Centric ManagerでIPCOMの監視を行う場合、代表インタフェースに対して通信が行われます。IPCOMのノードのインタフェース情報は、運用管理サーバと接続されているLANポートを、代表インタフェースに設定する必要があります。

ここでは、“AUX”を代表インタフェースとします。

運用管理サーバ(運用管理サーバがWindows版の場合)または運用管理クライアント(運用管理サーバがSolaris版またはLinux版の場合)から、以下の手順で設定します。

 

  1. Systemwalker管理者の権限またはAdministrator権限でログオンします。
  2. [Systemwalkerコンソール]−[編集]を選択します。
  3. IPCOMのノードを選択し、[オブジェクト]メニューから[プロパティ]を選択します。

    →[ノードプロパティ]ダイアログボックスが表示されます。

  4. [インタフェース]タブを選択します。

    代表インタフェースにするインタフェース名を選択し、[更新]ボタンをクリックします。

    →[インタフェース設定]ダイアログボックスが表示されます。

  5. 以下の項目を指定し、[OK]ボタンをクリックします。
    [代表インタフェースにする]
    選択します

    →[ノードプロパティ]ダイアログボックスが表示され、“AUX”が代表インタフェースとして更新されます。

  6. [OK]ボタンをクリックします。

目次 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright (C) 富士通株式会社 1995-2006