Systemwalker Centric Manager 入門ガイド Windows編 - Microsoft(R) Windows(R) 2000/ Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 -
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第2章 インストールを実施する> 2.1 インストール前の作業

2.1.2 SNMPエージェントをインストールする

監視対象ノードにSNMPエージェントをインストールする方法を説明します。
また、SNMPエージェントをインストールする場合としない場合の監視内容の違いについて説明します。

■SNMPエージェントのインストール方法

SNMPエージェントは、Windowsをインストールしても、通常はインストールされません。必要な場合は、インストールしてください。

◆Windows(R) 2000の場合

  1. Windows(R) 2000のCD-ROMをセットします。
  2. [コントロールパネル]の[アプリケーションの追加と削除]を選択します。
  3. [アプリケーションの追加と削除]画面で、[Windowsコンポーネントの追加と削除]ボタンをクリックし、“Windowsコンポーネントウィザード”を起動します。
  4. [Windowsコンポーネントウィザード]の[コンポーネント]一覧から、[管理とモニタツール]を選択し、[詳細]ボタンをクリックします。
    そのほかは初期値とします。
  5. [管理とモニタツール]画面で、[簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)]チェックボックスをチェックし、[OK]ボタンをクリックします。
  6. [アプリケーションの追加と削除]画面で、[次へ]ボタンをクリックすると、インストールを開始します。
  7. SNMPエージェントは、インストール後に自動的に起動します。

その他のOSへのSNMPエージェントインストール方法については、“Systemwalker Centric Manager 導入手引書”を参照してください。

■SNMPエージェントをインストールする場合としない場合の監視内容

監視対象ノードにSNMPエージェントをインストールするとしないとでは、監視内容に以下の違いがあります。

◆SNMPエージェントをインストールする場合

MIB情報を採取することができます。このため、“ノード検出”時にベンダー名やOS種別を自動判別したり、MIB情報を利用した性能監視を行うことができます。また、SNMPトラップを監視することができます。

◆SNMPエージェントをインストールしない場合

IPアドレスだけの管理となります。“ノード状態の監視”の設定を行うことにより、SNMPエージェントがインストールされていないノードの状態の変化(UP/DOWN)を監視することができます。


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