All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 1998 *************************************************************************** ** ** ** ** ** OASYS V5.0修正差分(本体/オプション rel.43H→43J) ** ** ** ** ** *************************************************************************** [登録日:1998年4月28日] 本修正は、OASYS V5.0(以降、OASYS V5と表記します)に対して提供済みの修正差分 を適用した結果、版数表示が(V5.0 L10 rel.43H)となっているパソコンで使用可能 です。 本修正を適用することにより、OASYS V5の版数表示は、(V5.0 L10 rel.43J)に変わ ります。 修正されているオプション機能は次のものです。 ・要約、推敲 まだ修正差分を一度も適用されていない方のために、以下の別ファイルも用意して いますので、必要に応じてダウンロードしてご利用ください。 ・OASYS V5の本体/オプション機能に対する修正差分 (V5.0 L10 rel.43→最新版) その他に、OAK V5.0に対する修正ファイルも用意してありますので、必要に応じて ダウンロードしてご利用ください。 ・OAK V5.0に対する修正差分 ■対象機種 OASYS V5の動作保証機種 ■ご使用にあたって ご使用にあたっては、下記のご使用条件をお守りください。 このご使用条件を遵守できない場合には、本ソフトウェアは使用しないでください。 1. 本ソフトウェアは、上記の対象機種に対してのみご使用できます。 2. 本ソフトウェアの再配布はできません。 3. 本ソフトウェアを改造したり、リバースエンジニアリング、逆アセンブル等を行 うことはできません。 4. 本ソフトウェアに関するいかなる著作権表記も変更できません。 5. 本ソフトウェアを使用した結果、損害が発生しても弊社は責任を負いません。 ■修正項目(rel.43H→43J) ・IEで全角英字を含むファイル名の文書を開こうとするとファイル入出力エラーが 発生する。 ・半角英数と全角文字の組み合わせの連続した文字列のスクリプト一括置換が正常 に行われない。スクリプトはV4.1で作成したものです。 【例】「aあaあaあaあaあ」に対して、『aあ』を『bい』と一括置換指定する が、「aあbいaあbいaあ」とひとつおきに置換されてしまう。 ・推敲結果画面において、「置換」が可能な状態の時、編集画面で該当語句位置に 文字データが存在しなくなるような編集(削除等)を実施した後、推敲「置換」を 実施すると異常終了する。 ・全文検索情報設定において、異常終了する場合がある。 ・「凜」、「熙」の文字が検索対象にならない。 ・操作モードが「OASYS専用機」の場合に、「ツール」メニューの「文書推敲 」実 施時、「辞書にない言葉」で「全ての言葉をチェック」を指定すると、辞書にな い言葉が指摘されない。 ・細線、点線、太線、二重線以外の罫線を含む範囲を図形型範囲選択し、文字拡縮 修飾を実行すると、アプリケーションエラーとなる。 ・以下の条件でページ違反が発生することがある。 - OASYS専用機操作、OASYS1文書印刷 - プリンタの解像度が300dpiの時 - 書式設定の拡大/縮小にて指定拡大の設定が行われている - 文書内に罫線が存在する ・メタファイルが240個組み込まれている文書上に、ファイルから貼り付けでメタ ファイルが160個組み込まれている文書を貼り付けるとアプリケーションエラー となる。 ・@のみの数式を表示/印刷するとアプリケーションエラーとなる。 ・パス設定ファイルに".\"が含まれるパスが設定されていると、NT4.0で文書管理か らドライブ選択等を行うと、OASYSのインストールドライブ直下が表示される場合 がある。 ・他社形式文書の一覧で、全角英小文字を含んだフォルダを表示しようとするとエ ラーとなる。 ・TeamOffice V2.2からのOASYS一覧表示で、一覧表示が正しく表示されない。 ・APIライブラリから、文書一覧を呼び出した場合、OASYS文書または、テキスト表 示の場合にCTRLキーを使用しての文書の複数選択が有効とならない場合がある。 ・APIライブラリから、文書一覧を呼び出した場合、文書が正しく選択できない場合 がある。 ・Windows95でネットワーク階層(UNCパス)の時、下位階層の検索ができない場合が ある。 ・Windows98、NT3.51、NT4.0にて、OASYSを終了する時に アプリケーションエラー となる場合がある。 ・Windows98でインテリマウスによるスクロール量が1画面分となる。 ・OASYS専用機操作のOASYS1文書印刷にて中央空けの文書を印刷開始、終了ページを 複数指定して印刷すると正しく印刷されない。 ・資源不足等の状況でOASYS2文書を表示すると、「プリンタ出力中にエラーが発生 しました」と表示される場合がある。 ・文字サイズ縮小の文書を表示する場合、V4がインストールされているとアプリ ケーションエラーとなる。 ・枠のある文書をビットマップ出力すると次頁に印刷イメージが重なる。 ・差し込みデータのない差し込み文書が印刷できない。 ・印刷にて縦書き文書で半角の向きが横になっていると欧文ベースラインの指定が 有効にならない。 ・印刷にて「余白の指定に誤りがある」エラーを表示中にキャンセルを押しても、 処理が終了せず、印刷指定画面に戻る。 ・枠のある文書をビットマップ出力すると、2頁以降に前頁の印刷結果の一部が重 なって出力されることがある。 ・OASYS専用機操作にて、OASYS文書フロッピィの文書リストから NIFTYメール送信 を実行すると、「メール送信」ダイアログのメール題名欄にOASYSの文書題名が設 定されず、空白となる。 ・Windows98においてツールバーのコンボボックス上でインテリマウスのホイールを 動かすとアプリケーションエラーとなる。 ・横軸分割中に、挿入を開始し、「元に戻す」を行うと下画面が再表示されない。 ・横軸分割中の下画面で挿入を実行後、カーソルを移動して上画面と異なる頁を表 示してから「元に戻す」を行うと異常終了する。 ■ご使用方法 ・注意事項 (注)UPDATE.EXEを実行するパスの長さについての注意事項 ダウンロードする修正差分ファイルをパスの長いフォルダに保存しないでくださ い。 下記のような34文字を越えるパスの長いフォルダで、修正差分ファイルを解凍し、 UPDATE.EXEを実行した場合は正しくアップデートができません。 UPDATE.EXEを実行する場合は、C:\tempなどのように短いパスのフォルダに保存し てください。 ・アップデートできない例 C:\Folder01\Folder02\Folder03\Folde\UPDATE.EXE ← 35文字 → (注意)ロングファイルネームのフォルダは8文字として認識されます。 (注)OASYS V5の起動中には使用できませんので、必ずOASYS V5を終了させてからご利 用ください。 (注)ウイルス検索ソフトウェアを起動中の場合は、必ず終了させてから作業を行って ください。 ・手順 1. 自己解凍ファイルをダウンロードするためのフォルダ(C:\temp等)をハードディ スクに用意してください。 2. 修正差分の自己解凍圧縮ファイル(OA43H43J.EXEとします)をハードディスクの作 業用のフォルダにダウンロードします。 (注)この場合、作業用に作成したフォルダのドライブに少なくとも1MB以上の空 き領域が必要です。 [OA43H43J.EXE(341,865 Bytes)] 3. ダウンロードした圧縮ファイルを解凍させます。 「スタート」ボタンをクリックし、「ファイル名を指定して実行」をクリックし ます。 (注) WindowsNT3.51の場合は、プログラムマネージャの「アイコン」メニューを クリックし、「ファイル名を指定して実行」をクリックします。 4. 「名前」の欄に次のように入力し、「OK」をクリックします。 (注) WindowsNT3.51の場合は、「コマンドライン」に入力し、「OK」をクリック します。 [drive:][\path]\oa43h43j.exe [drive:]はダウンロードしたファイルを格納したドライブ名(C:等) [\path]はダウンロードしたファイルを格納したフォルダ名(\temp等) 例) C:\tempをダウンロード先に指定した場合 C:\temp\oa43h43j.exe 5. 上記4項で展開されたUPDATE.EXEを実行します。 「スタート」ボタンをクリックし、「ファイル名を指定して実行」をクリックし ます。 (注) WindowsNT3.51の場合は、プログラムマネージャの「アイコン」メニューを クリックし、「ファイル名を指定して実行」をクリックします。 6. 「名前」の欄に次のように入力し、「OK」をクリックします。 (注) WindowsNT3.51の場合は、「コマンドライン」に入力し、「OK」をクリック します。 [drive:][\path]\update.exe [drive:]は解凍したファイルを格納したドライブ名(C:等) [\path]は解凍したファイルを格納したフォルダ名(\temp等) 例)C:\tempをダウンロード先に指定した場合 C:\temp\update.exe 7. アップデート可能な機能とインストール先の一覧が表示されますので、確認のう え「開始」ボタンをクリックします(必要に応じて修正を適用する機能を選択す ることができますが、デフォルト状態のまま全体を適用されることを推奨します)。 (注)どの修正ファイルがどの機能に対応するかは、上記4項で展開された 「README.TXT」内の《本体/オプション機能と修正ファイルとの対応表》を ご参照ください。 8. アップデート処理を開始するかを問うメッセージが表示されますので、そこで 「はい」を選択すると、ハードディスクへのファイルの複写が始まります。 処理の経過は画面に表示されます。 9. アップデートが終わると、終了のメッセージが表示されます。 (注)本修正を繰り返した場合は、すでに修正済であるためエラーメッセージが表 示されますが、修正されたファイルは問題ありません。 (注)アップデート作業終了後は、作業用に作成したフォルダ(インストールされ ている機能によって、一部アップデートファイルが残っている場合がありま す)は削除して構いません。 ■解凍後にできるファイルの説明 README.TXT … 操作説明 UPDATE.EXE … 修正適用コマンド(アップデートプログラム) UPDATE.TXT … 障害修正内容一覧 UPDATE.INF … 修正適用コマンド処理情報 WSP.PIF … 修正適用コマンド処理情報 xxxxxxxx.WUP … 修正データ (xxxxxxxxの部分の異なる複数のファイル) (xxxxxxxxの部分は一部のファイルを除き、修正が適用される DLL/EXEファイルと同じ名前です) WSP.COM … 差分生成ツール (注)本修正データの作成には、『WSP.COM』(amaproワキチ氏作)を使用しました。 ■注意事項/制限事項 ・OASYS V5のヘルプメニューの「バージョン情報」で表示される版数表示が 「V5.0 L10 rel.43H」となっていることをあらかじめご確認ください。それ以外 の版数の状態ではご使用になれません。 − 以上 −