All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 1998 *************************************************************************** ** ** ** ** ** OASYS V5.0修正差分(本体/オプション rel.43C→43H) ** ** ** ** ** *************************************************************************** [登録日:1998年4月16日] 本修正ファイルは、下記のFMVシリーズをご購入された方のための、OASYS V5.0(以 降、OASYS V5と表記します)に対する本体/オプション機能に対するプログラムの修 正差分(rel.43C→43H)です。 本修正は、まだ一度も修正差分を適用していない以下のFMVシリーズのパソコンで使 用可能です。 本修正を適用することにより、OASYS V5の版数表示は、(V5.0 L10 rel.43H)に変わ ります。 修正されているオプション機能は次のものです。 ・数式 ・要約・推敲 ・OASYS操作練習 ・他形式文書変換 ・OASYS セクレタリ ・SGML/HTML/インターネット その他、OASYS V5のソフトパッケージをご購入されている方への修正は別ファイル の修正差分をご利用ください。 ・OASYS V5の本体/オプション機能に対する修正差分 (V5.0 L10 rel.43→最新版) なお、このほかにOAKに対する修正も用意していますので、必要に応じて別途ダウン ロードして適用してください。 ・OAK V5.0に対する修正差分 ■対象機種 OASYS V5の動作保証機種 (注)対象となるFMVシリーズ(OASYSモデル)の機種 FMV-DESKPOWER SV205/SV235/SV237/SV267/TIV23B/TV307/TV337 FMV-BIBLO NUV16D/NUV16/NUV16X/NPV20 ■ご使用にあたって ご使用にあたっては、下記のご使用条件をお守りください。 このご使用条件を遵守できない場合には、本ソフトウェアは使用しないでください。 1. 本ソフトウェアは、上記の対象機種に対してのみご使用できます。 2. 本ソフトウェアの再配布はできません。 3. 本ソフトウェアを改造したり、リバースエンジニアリング、逆アセンブル等を行 うことはできません。 4. 本ソフトウェアに関するいかなる著作権表記も変更できません。 5. 本ソフトウェアを使用した結果、損害が発生しても弊社は責任を負いません。 ■修正項目(rel.43C→43H) ・並行印刷/保存などを行った後、編集していると、異常終了することがある。 ・袋とじや中央開け文書で、奇数ページにある枠内線画に対し、枠スキップや重ね 打ちが反映されない。 ・新規でOASYS2文書を作成し書式設定のスタイル参照で任意のスタイル名をマウス でダブルクリックで選択しても、そのスタイルが設定されていない。 ・フル枠を連続して作成したOASYS1文書又は、OASYS2文書を名前を付けて保存にて テキスト文書に保存すると異常終了する。 ・段落スタイルで他社書体が設定された文字列を文章型選択で他文書に貼り付ける と書体が引き継がれない。 ・フィールドが15個ある状態で書式変更し、フィールド作成後、フィールドの「元 に戻す」を実行し、次に書式変更の「元に戻す」を実行すると異常終了する。 ・TOWNS上で、OASYS環境設定で、優先外字モードをOASYS外字優先に設定し、文書更 新を行うと例外処理が発生し、文書が開けない。(OASYS専用機操作時のみ) ・書式指定拡大のある縦書き文書を表示すると、書き出し位置が全体的に右にずれ るため表示されない行がある。 ・OASYS V5をインストールすると、Lotus Notesの添付ファイルが「・」表示になる。 ・横軸分割表示時に、下画面より上方向に自動罫線延長を行うとアプリケーション エラーとなる。 ・OASYS2文書で書式設定の半角文字扱いが2文字単位の文書か、またはOASYS文書で 枠内の行末に半角空白が奇数個ある状態で枠を移動するとアプリケーションエ ラーとなる。 ・Windows95上でTeamWARE V2.2とMSIME97を使用している場合、OASYS V5をインス トールすると、添付ファイルを付けてのTeamMailの送信、TeamForumの書き込み、 TeamLibraryの文書保存で異常終了する。異常の発生は添付ファイルの種別には依 存せず、OASYS文書以外の場合でも発生する。 ・オブジェクト作成にて「ワードパッドの文書」を選び、ワードパッドの画面で、 文字入力後、範囲選択しコピーをする。その後、OASYSに戻り貼り付けするとワー ドパッドが異常終了になる場合がある。 ・テンプレート表示状態で、「オブジェクト作成」で任意のオブジェクトをインプ レース編集している際に、テンプレートが表示されたままになり、そのテンプ レートの機能が動作してしまう。 ・テンプレート表示ありの状態で、OASYSのフレームWindowが最小化し、インター ネットエクスプローラーでOASYS文書を開き、インターネットエクスプローラーか らアクティブを移動すると、テンプレートが表示される。 ・書式設定の和文書体が他社書体(例えばMS明朝、MSゴシック)の場合に、特殊文 字入力/記号の全角/半角登録のダイアログボックスにWindows外字が表示されない。 ・フィールド(特に中央のフィールド)が2頁目以降にあり、それ以前に枠や段組や行 間設定があるような文書を更新したあと、編集動作が不安定になる。(入力したと ころに正しく文字が入らないなど) ・ファイルサーバ(DS90)の文書をクライアント(NT4.0 OASYS/Win V4.1)から書込保 護設定解除を行うと「ファイルアクセスが拒否されました」とエラーが表示され てしまうが、書込保護の設定は変更されている。 ・WindowsNTでOASYS1フロッピィからのNiftyメール送信をすると 「ファイルが作 成できません..」エラーとなり送信が不可となる。 ・セクレタリの住所録・電話帳でデータの追加や更新をする時、「ふりがな」に半 角カタカナを入力した状態で、「50音指定で改ページ」を指定して印刷しても正 しく改ページされない。 ・OASYS区画の一覧表印刷を行うと最後の1文書が抜けて印刷される。 ・行数が少ない縦書き文書において、ドラフトモード(横書き表示)で挿入を開始す ると、一部しかダウンせず、行末付近の表示が残ったままになる。 ・『名前を付けて保存』にて、OASYS-FDの一覧を表示し、その後、文書形式を一太 郎V4/7/8、Word V5/6/95/97、リッチテキスト形式、Worsk Ver.4、Excel V4/5/95、 AMIPRO、Lotus 1-2-3、新松、松V5/6、DOSIII文書に切り換えて保存するとアプリ ケーションエラーとなる。 ・文書一覧でツリー表示を行うとアプリケーションエラー、または、応答なしの状 態になる場合がある。 ■ご使用方法 ・注意事項 (注)UPDATE.EXEを実行するパスの長さについての注意事項 ダウンロードする修正差分ファイルをパスの長いフォルダに保存しないでくださ い。 下記のような34文字を越えるパスの長いフォルダで、修正差分ファイルを解凍し、 UPDATE.EXEを実行した場合は正しくアップデートができません。 UPDATE.EXEを実行する場合は、C:\tempなどのように短いパスのフォルダに保存し てください。 ・アップデートできない例 C:\Folder01\Folder02\Folder03\Folde\UPDATE.EXE ← 35文字 → (注意)ロングファイルネームのフォルダは8文字として認識されます。 (注)OASYS V5の起動中には使用できませんので、必ずOASYS V5を終了させてからご利 用ください。 (注)ウイルス検索ソフトウェアを起動中の場合は、必ず終了させてから作業を行って ください。 ・手順 1. 自己解凍ファイルをダウンロードするためのフォルダ(C:\temp等)をハードディ スクに用意してください。 2. 修正差分の自己解凍圧縮ファイル(OA43C43H.EXEとします)をハードディスクの作 業用のフォルダにダウンロードします。 (注)この場合、作業用に作成したフォルダのドライブに少なくとも6MB以上の空 き領域が必要です。 [OA43C43H.EXE(2,704,446 Bytes)] 3. ダウンロードした圧縮ファイルを解凍させます。 「スタート」ボタンをクリックし、「ファイル名を指定して実行」をクリックし ます。 (注) WindowsNT3.51の場合は、プログラムマネージャの「アイコン」メニューを クリックし、「ファイル名を指定して実行」をクリックします。 4. 「名前」の欄に次のように入力し、「OK」をクリックします。 (注) WindowsNT3.51の場合は、「コマンドライン」に入力し、「OK」をクリック します。 [drive:][\path]\oa43c43h.exe [drive:]はダウンロードしたファイルを格納したドライブ名(C:等) [\path]はダウンロードしたファイルを格納したフォルダ名(\temp等) 例) C:\tempをダウンロード先に指定した場合 C:\temp\oa43c43h.exe 5. 上記4項で展開されたUPDATE.EXEを実行します。 「スタート」ボタンをクリックし、「ファイル名を指定して実行」をクリックし ます。 (注) WindowsNT3.51の場合は、プログラムマネージャの「アイコン」メニューを クリックし、「ファイル名を指定して実行」をクリックします。 6. 「名前」の欄に次のように入力し、「OK」をクリックします。 (注) WindowsNT3.51の場合は、「コマンドライン」に入力し、「OK」をクリック します。 [drive:][\path]\update.exe [drive:]は解凍したファイルを格納したドライブ名(C:等) [\path]は解凍したファイルを格納したフォルダ名(\temp等) 例)C:\tempをダウンロード先に指定した場合 C:\temp\update.exe 7. アップデート可能な機能とインストール先の一覧が表示されますので、確認のう え「開始」ボタンをクリックします(必要に応じて修正を適用する機能を選択す ることができますが、デフォルト状態のまま全体を適用されることを推奨します)。 (注)どの修正ファイルがどの機能に対応するかは、上記4項で展開された 「README.TXT」内の《本体/オプション機能と修正ファイルとの対応表》を ご参照ください。 8. アップデート処理を開始するかを問うメッセージが表示されますので、そこで 「はい」を選択すると、ハードディスクへのファイルの複写が始まります。 処理の経過は画面に表示されます。 9. アップデートが終わると、終了のメッセージが表示されます。 (注)本修正を繰り返した場合は、すでに修正済であるためエラーメッセージが表 示されますが、修正されたファイルは問題ありません。 (注)アップデート作業終了後は、作業用に作成したフォルダ(インストールされ ている機能によって、一部アップデートファイルが残っている場合がありま す)は削除して構いません。 ■解凍後にできるファイルの説明 README.TXT … 操作説明 UPDATE.EXE … 修正適用コマンド(アップデートプログラム) UPDATE.TXT … 障害修正内容一覧 UPDATE.INF … 修正適用コマンド処理情報 WSP.PIF … 修正適用コマンド処理情報 FMLBCZ.2LL … 修正データ FMLBEDT1.2LL … 修正データ FMLBFLD3.2LL … 修正データ FMLBFNB.2LL … 修正データ FMLBOUT.2LL … 修正データ FMLBPEN.2LL … 修正データ FMLBFNB.DLL … 修正データ FONTUP.EXE … 修正データ xxxxxxxx.WUP … 修正データ (xxxxxxxxの部分の異なる複数のファイル) (xxxxxxxxの部分は一部のファイルを除き、修正が適用される DLL/EXEファイルと同じ名前です) WSP.COM … 差分生成ツール EXPAND.EXE … 解凍ツール (注)本修正データの作成には、『WSP.COM』(amaproワキチ氏作)を使用しました。 ■注意事項/制限事項 ・OASYS V5のヘルプメニューの「バージョン情報」で表示される版数表示が 「V5.0 L10 rel.43C」となっていることをあらかじめご確認ください。それ以外 の版数の状態ではご使用になれません。 − 以上 −