All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 1998 *************************************************************************** ** ** ** ** ** OASYS for Windows95 V4.0修正差分(本体/オプション rel.17H→17R) ** ** ** ** ** *************************************************************************** [登録日:1998年4月28日] 本修正は、OASYS for Windows 95 V4.0(以降、OASYS95と表記します)に対するプロ グラムの修正差分(rel.17H→17R)です。 本修正は、OASYS95の製品版(rel.15H)に対して提供済みの修正差分を適用した結果、 版数表示が(V4.0 L10 rel.17H)となっているパソコンで使用可能です。 本修正を適用することにより、OASYS95の版数表示は、(V4.0 L10 rel.17R)に変わり ます。 修正を用意しているオプション機能は次のものです。 ・推敲支援 ・数式 ・他形式文書読み込み ・OASYS セクレタリ ・OASYS Draw ・OASYS Image なお、本修正を実行しても、OASYSフロッピィドライバ(AT互換機、Windows95用・ PC-9800、Windows95用)、文字パターン基本セット、OAK for Windows95 V4.0(以降、 OAK95と表記します)に対して、修正は適用されません。 別途、OASYSフロッピィドライバ(AT互換機、Windows95用・PC-9800、Windows95用)、 文字パターン基本セット、OAK95に対する修正ファイルも用意していますので、必要 に応じてダウンロードして適用してください。 ・OASYSフロッピィドライバ(AT互換機、Windows95用)に対する修正差分 ・OASYSフロッピィドライバ(PC-9800、Windows95用)に対する修正差分 ・文字パターン基本セットに対する修正差分 ・OAK95に対する修正差分 まだ修正差分を一度も適用されていない方のために、以下の別ファイルも用意して いますので、こちらも別途ダウンロードしてご利用ください。 ・OASYS95の本体/オプション機能に対する修正差分(V4.0 L10 rel.15H→最新版) ■対象機種 OASYS for Windows95の動作保証機種 ■注意事項 OASYS95のヘルプメニューの「バージョン情報」で表示される版数表示が 「V4.0 L10 rel.17H」となっていることをあらかじめご確認ください。これ以外の 版数の状態ではご使用になれません。 ■ご使用にあたって ご使用にあたっては、下記のご使用条件をお守りください。 このご使用条件を遵守できない場合には、本ソフトウェアは使用しないでください。 1. 本ソフトウェアは、上記の対象機種に対してのみご使用できます。 2. 本ソフトウェアの再配布はできません。 3. 本ソフトウェアを改造したり、リバースエンジニアリング、逆アセンブル等を行 うことはできません。 4. 本ソフトウェアに関するいかなる著作権表記も変更できません。 5. 本ソフトウェアを使用した結果、損害が発生しても弊社は責任を負いません。 ■修正項目(rel.17H→17R) ・作成限界最終頁にて、書式設定で1頁の行数を増やすと、アプリケーションエラー、 もしくは画面に何も表示されず、前頁キー等を押すと異常終了する。 ・表ソートの範囲選択を文末まで行おうとするが途中(400行)で止まる。 ・VGAに切換るスクリーンセーバ(3D迷路等)を起動しセーバが解除した後、フレーム ウィンドウのサイズが小さくなり、元の大きさに戻らない。 ・2文字扱いで罫線間にマルチポイントがある文書を印刷すると罫線がずれることが ある。 ・作成限界時に移動を行うと、移動元では消えるが移動先には貼り付かない。 ・PC-9821XV13/W16でエクスプローラ準備中に『指定して開く』によりキャノワード 文書を読み込むと異常終了する。 ・他社書体フォントを含む浮動フィールドの連携複写を2回続けて行うと最初に貼り 付けた文書中のフォントが別の書体に変わる。 ・ドラフトモード、縦書き文書で、垂直スクロールボタンをクリックすると異常終 了する。 ・「指定して開く」の「カーソル位置に追加」又は「文末に追加」でフィールド内 にTIFファイルがある文書を追加しても、TIFファイルが追加されない場合がある。 ・OASYS Drawで作成した図形と文字をクリップボードにコピーし、OASYS本体の「形 式を指定して貼り付け」「メタファイル」で文書に貼り付ける。この文書を結合 せずに保存すると、メタファイルが作成される。 これをOASYS Drawで開くと、文字と図形の大きさが異なる。(文字が大きくなる) ・OASYS専用機LXシリーズで作成した住所録をセクレタリで開くと「氏名」データの 文字が化けて表示される。 ・Program Filesのように空白を含むフォルダにOASYS/Win本体、又は推敲をインス トールすると、「プログラムが実行できません」というメッセージが表示され、 推敲が動作しない。 ・2文字単位の文書で全角後半桁に数式作成できる。また、図形更新でも後半桁に付 く。 ・拡張マイナス付き形式数字上に形式数字より少ない桁数のマイナス数値を上書き すると、マイナスの位置が形式数字の位置と異なる。 ・表内に数値の右側にマイナス符号が隣接したデータ(「100-」等)が存在する時、 表計算を行っても、数値部が計算されない。 ・ウィルスバスタを使用している状態でサーバ上のOASYS2文書を更新し上書き保存 すると「この文書は他で使用中の為、保存出来ない」のエラーが発生する。 ・バックアップファイル作成なしの環境で、イメージのあるオンライン文書を更新 し上書き保存すると、イメージがなくなる。 ・左右枠とグラフのある特定のOASYS文書をOASYS2文書に別名保存するとグラフが削 除される。 ・最終行に文末行がない文書を編集すると異常終了する。 ・OASYS/Winで作成したOASYS文書をOASYS専用機で更新すると行データが1行多く出 来てしまう。 ・以下の条件を全て満たす場合に上書文字が余計に次の被上書文字をつぶす場合が ある。 - 字間が負である行で上書する。 - 上書文字には可変ピッチの和文書体が有効となる。 - 書式設定の書体/ポイントの半角英数字の和文書体の指定においてプロポーショ ナルの指定がされている。 ・マウスドラッグで10頁以上範囲選択しそのままマウスカーソルスケール行上に移 動するとアプリケーションエラーとなる。 ・頁一杯のフル枠が6頁ある文書で、5頁目のフル枠を選択し、ドラッグ&ドロップ で5頁内の任意の位置にドロップ後、カーソル上をクリックすると異常終了になる。 ・Excelで作成したグラフをDrawに貼り保存し、再び開くと、2重になって表示され る。 ・ThinkPad360PなどのPS/2モデル30アーキテクチャの機種でOASYS 2DD/OASYS 2HDが 読めない。 ・Windows起動直後、OASYSフロッピィが読めないことがある。 ・書類があるフォルダを一覧表示する場合、時間がかかる。 ・全角空白後半にタブ桁がある場合に、デシマルタブで半角数字を入力すると罫線 がずれる。 ・FMV5100D6の95上でTeamOfficeの添付ファイル取り出し時に、DOS-FDを指定すると 「ファイルまたはディレクトリが見つかりません」と表示され、ファイルが作成 されない。 ・書式のポ数を大きく指定した文書に飾り罫線を作成して印刷を行うと、角の部分 が切れて印刷されてしまう。 ・セクレタリにて、半角のヴが半角のェで印刷される。 ・補助で書類の番号自動変更や番号整理を行っても番号が順番通りにならないこと がある。 ・差込みデータで色の指定を行っても、モノクロで印刷される。 ・CALCで作成した題名の無い文書を含む書類に対して全文検索情報設定を行うと一 覧取り出しで異常終了する。 ・複数頁にまたがる表計算(罫線あり/縦合計)にて範囲指定の後、異常終了する。 ・表計算(罫線あり/縦合計)にて計算結果が正しくない。 ・SX/G日本語文書を読み込むと、奇数頁/偶数頁の左余白が異なる。 ・和文または英文禁則が有効かつ揃えが左揃え以外の場合で、かつ行末で罫線、ま たは消し線引きを行うと異常終了する場合がある。 ・縦書き、半角の向き縦指定で、半角空白と半角括弧が対となる文書を更新時、該 当行の後ろの罫線がずれる。 ・IE4.0がインストールされている環境で、複写/交換を行うと異常終了する場合が ある。 ■ご使用方法 ・注意事項 (注)UPDATE.EXEを実行するパスの長さについての注意事項 ダウンロードする修正差分ファイルをパスの長いフォルダに保存しないでくださ い。 下記のような34文字を越えるパスの長いフォルダで、修正差分ファイルを解凍し、 UPDATE.EXEを実行した場合は正しくアップデートができません。 UPDATE.EXEを実行する場合は、C:\tempなどのように短いパスのフォルダに保存し てください。 ・アップデートできない例 C:\Folder01\Folder02\Folder03\Folde\UPDATE.EXE ← 35文字 → (注意)ロングファイルネームのフォルダは8文字として認識されます。 (注)OASYS95の起動中には使用できませんので、必ずOASYS95を終了させてからご利 用ください。 (注)ウィルスバスターなどのウィルス検索ソフトウェアを起動中の場合は、必ず終 了させてから作業を行ってください。 ・手順 1. 自己解凍ファイルをダウンロードするためのフォルダ(C:\temp等)をハードディ スクに用意してください。 2. 修正差分の自己解凍圧縮ファイル(OA17H17R.EXEとします)をハードディスクの作 業用のフォルダにダウンロードします。 (注)この場合、作業用に作成したフォルダのドライブに少なくとも1MB以上の空 き領域が必要です。 [OA17H17R.EXE(1,125,000 Bytes)] 3. ダウンロードした圧縮ファイルを解凍させます。MS-DOSプロンプトまたはMS-DOS コマンドプロンプトにおいて、上記2.でダウンロードしたディレクトリにカレン ト位置を移して、OA17H17R.EXEを実行します。 例) C:\tempをダウンロード先に指定した場合 C:\WINDOWS>CD C:\TEMP C:\TEMP>oa17h17r.exe 4. MS-DOSプロンプトまたはMS-DOSコマンドプロンプトにおいて、上記3.で展開され たUPDATE.EXEを実行します。 例) C:\tempを解凍先に指定した場合 C:\WINDOWS>CD C:\TEMP C:\TEMP>update.exe 5. アップデート可能な機能とインストール先の一覧が表示されますので、確認のう え「開始」ボタンをクリックします(必要に応じて修正を適用する機能を選択す ることができますが、デフォルト状態のまま全体を適用されること推奨します)。 (注)どの修正ファイルがどの機能に対応するかは、「README.TXT」内の《本体/ オプション機能と修正ファイルとの対応表》を参照ください。 6. アップデート処理を開始するかを問うメッセージが表示されますので、そこで 「はい」を選択すると、ハードディスクへのファイルの複写が始まります。 処理の経過は画面に表示されます。 7. アップデートが終わると、終了のメッセージが表示されます。 (注)本修正を繰り返した場合は、すでに修正済であるためエラーメッセージが表 示されますが、修正されたファイルは問題ありません。 (注)アップデート作業終了後は、作業用に作成したフォルダ(インストールされ ている機能によって、一部アップデートファイルが残っている場合がありま す)は削除して構いません。 ■解凍後にできるファイルの説明 README.TXT … 操作説明 UPDATE.EXE … 修正適用コマンド(アップデートプログラム) UPDATE.TXT … 障害修正内容一覧 UPDATE.INF … 修正適用コマンド処理情報 WSP.PIF … 修正適用コマンド処理情報 FMLBDUMP.2LL … 修正データ VFJFD.TP … 修正データ xxxxxxxx.WUP … 修正データ (xxxxxxxxの部分の異なる複数のファイル) (xxxxxxxxの部分は一部のファイルを除き、修正が適用される DLL/EXEファイルと同じ名前です) WSP.COM … 差分生成ツール WSP.DOC … 差分生成ツールの説明 EXPAND.EXE … 解凍ツール (注)本修正データの作成には、『WSP.COM』(amaproワキチ氏作)を使用しました。 − 以上 −