XBRL Voluntary Financial Reporting Program on the EDGAR Systemサポート機能 ユーザーズガイド
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第2章 XBRL Voluntary Filing Program向けタクソノミー・インスタンスの作成・編集

2.2 拡張タクソノミーの作成

XBRL Voluntary Filing Programの標準タクソノミーをベースとする拡張タクソノミーを作成します。

メニューバーのファイルメニューから「新規タクソノミー」を選択します。

[図:新規タクソノミーメニュー]

XBRL Voluntary Filing Programサポート機能を有効にしているので、作成するファイルの文字エンコーディングが自動的にUS-ASCIIになることを知らせるメッセージボックスが表示されます。了解を押して先へ進みます。

[図:警告メッセージボックス]

拡張タクソノミーのプロパティを設定するダイアログボックスが開きます。

[図:プロパティダイアログボックス]

各設定項目については次の表を参照して下さい。

[表:『プロパティ』ダイアログの設定項目]

Base Taxonomy

 

XBRL Voluntary Filing Program で使用するタクソノミー(USGAAPタクソノミー)の中から、ベースタクソノミーとして利用するタクソノミーを選択します。

Componentsカテゴリ

 

タクソノミーの名前空間名およびファイル名を決定する基本情報です。

Scheme

名前空間名のスキーム(httpまたはhttps)を設定するフィールドです。

Authority

名前空間名のAuthority部分(例:www.fujitsu.com)を設定するフィールドです(入力必須)。

Ticker Symbol

Tickerシンボルを設定するフィールドです(入力必須)。英小文字のみ入力可能です。

Version Date

報告の日付を設定するフィールドです(入力必須)。数字のみ入力可能です。

Additional Path

名前空間名でパスを指定する場合に、パスを設定するフィールドです(オプション)。

Output Folder

 

タクソノミーファイルを保存するフォルダを指定します(入力必須)。

Schemaカテゴリ

 

作成されるスキーマファイルの設定項目です。

接頭辞

このタクソノミーの接頭辞を設定するフィールドです(入力必須)。「Use ticker symbol as prefix」チェックボックスがオンの場合はこのフィールドは編集不可となり、接頭辞はTicker Symbolフィールドと同じ内容になります。

Use ticker symbol as prefix

チェックボックスをオフにした場合のみPrefixフィールドが編集可能になります。オンにするとPrefixフィールドにはTicker Symbolフィールドと同じ内容が自動設定されます。

対象名前空間

名前空間名が表示されます。このフィールドは自動設定され、編集することはできません。値はXBRL Voluntary Filing Programの規則に従い、Componentsカテゴリの設定値から以下のルールで自動的に作成されます。

<Scheme>://<Authority>/[<Additional Path>/]<Ticker Symbol>/<Version Date>(*1)

スキーマパス

スキーマのファイル名が表示されます。このフィールドは自動設定され、編集することはできません。値はXBRL Voluntary Filing Programの規則に従い、Componentsカテゴリの設定値から以下のルールで自動的に作成されます。

<Ticker Symbol>-<Version Date>.xsd(*1)

ファイル名は拡張子を含めて32文字までに制限されているため、Ticker Symbolが長すぎるとエラーとなります。

*1 <...>はフィールド名を表します。[...]でくくられた部分はその中のフィールドが空の場合省略されます。

各項目を設定し、了解ボタンを押すと拡張タクソノミーが作成され編集可能になります。


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