XBRL Dimensionsサポート機能 ユーザーズガイド
目次 前ページ次ページ

第2章 Dimensionタクソノミーの作成・編集> 2.1 Dimensionタクソノミーの構成

2.1.2 作成手順の概略

Dimensionタクソノミーの作成は、通常以下の手順で行われます:

【注意】

ドメイン・メンバー・タクソノミーの作成は不要となる場合もあります。次元の内容に依っては、タクソノミーを作成する時点では配下の項目を確定することができない場合もあります。こうした場合には Typed Dimension Itemと呼ばれるDimension Itemとドメイン要素と呼ばれる要素定義をテンプレート・タクソノミーに追加し、この次元に対応するドメイン・メンバー・タクソノミーは作成しません。ドメイン要素にはタクソノミーエディタでの「その他の要素」を使います。タクソノミーエディタユーザーズガイドの「その他の要素の追加」に書かれている手順でドメイン要素の追加を行ってください。なおドメイン・メンバー・タクソノミーを作成する場合のDimension Itemは Explicit Dimension Item と呼ばれています。

【参考】targetRole属性について

 定義リンクの作成に当たっては、拡張リンクロールをその都度追加して定義リンクをブロック化するやり方と、ブロック化をせずに拡張リンクロール追加を行わないやり方があります。以下の2つの図は同一内容のタクソノミーを両者それぞれのやり方で作成した場合の例です。

 ブロック化されたリンク定義どうしをつなげるための仕組として、targetRole属性があります。つなげる先の拡張リンクロールをこの属性の値として指定します。

 なお本マニュアルでの説明では、拡張リンクロールをその都度追加するやり方を例にとって説明してあります。

[図:定義リンク作成の例 (拡張リンクロールをその都度追加した場合)]

[図:定義リンク作成の例 (拡張リンクロールによるブロック化を行わない場合)]


目次 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 2006