インスタンスクリエータ ユーザーズガイド
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第2章 インスタンス文書の作成/編集

2.4 XBRL2.0タクソノミー/インスタンス文書からXBRL2.1タクソノミー/インスタンス文書を作成する

XBRL2.0のタクソノミーファイルをXBRL2.1のタクソノミーファイルに変換して、変換後のタクソノミーファイルをタクソノミーエディタで参照・編集することができます。また、XBRL2.0のインスタンス文書をXBRL2.1のインスタンス文書に変換して、変換後のインスタンス文書をインスタンスクリエータで参照・編集することもできます。

XBRL2.0タクソノミーのコンバートでは、「付録A コンバータの変換ルール」にある変換ルールに基づいてタクソノミーを変換します。XBRL2.0のタクソノミーには、XBRL2.1のタクソノミーを生成するのに十分な情報があるとは限らないため、コンバートの結果が、タクソノミーエディタ上に表示できた場合でも、完全なXBRL2.1タクソノミーであることを保証するものではありません。

タクソノミーエディタで編集して必要な情報を補ってください。

なお、要素のperiodType属性およびタプルの内容モデルの情報などは、XBRL2.1仕様ではタクソノミーが持っていますが、XBRL2.0仕様ではインスタンス文書中の値や実際のタプル構造としてしか存在しません。このため、XBRL2.1タクソノミーへの変換を行う場合、XBRL2.0インスタンス文書を使って行うと、自動で設定できる情報が多くなります。詳細は、「付録A コンバータの変換ルール」を参照してください。


下へ2.4.1 XBRL2.0仕様のタクソノミーをXBRL2.1仕様のタクソノミーに変換
下へ2.4.2 XBRL 2.0仕様のインスタンス文書をXBRL 2.1仕様のインスタンス文書に変換
下へ2.4.3 変換オプションの設定

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