タクソノミーエディタ ユーザーズガイド
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第2章 タクソノミーファイルの作成/編集> 2.18 内容モデルの作成

2.18.2 タプルの内容モデル作成

要素宣言一覧画面で内容モデルを設定するタプルを選びます。

内容モデル画面でタプルをクリックすると、内容モデル画面左側に型定義一覧が表示されます。

[図:タプルの内容モデル作成(1)]

タプルの型定義を選択し、内容モデル画面のタプルにドラッグ&ドロップします。選択した型定義が内容モデル画面のタプルの下に現れます。

[図:タプルの内容モデル作成(2)]

内容モデル画面の型定義をクリックすると、内容モデル画面左側にモデルグループ一覧および属性定義一覧が表示されます。

[図:タプルの内容モデル作成(3)]

モデルグループをタプルの内容モデルに適用するには、そのモデルグループを選択し、内容モデル画面のタプルにドラッグ&ドロップします。選択したモデルグループが内容モデル画面のタプルの下に表示されます。タプルにはモデルグループはひとつだけ設定できます。モデルグループが不要である場合、本操作は必要ありません。

[図:タプルの内容モデル作成(4)]

モデルグループ内に置く要素を選択し、各要素およびモデルグループに対し、最大出現回数および最小出現回数を指定します。モデルグループの詳細については、"2.18.2.1. 内容モデルの項目"を参照してください。

[図:タプルの内容モデル作成(5)]

タプルの内容モデルに属性を適用するには、属性定義を選択し、内容モデル画面の型定義にドラッグ&ドロップします。指定した属性が内容モデル画面に表示されます。

[図:タプルの内容モデル作成(6)]

タプルには"anyAttribute"はひとつだけ指定できます。属性定義の数については、制限はありません。属性定義に必要な情報を設定してください。

属性に型を指定する場合、内容モデル画面右側で属性定義を選択してください。内容モデル画面左側に型定義一覧が表示され、内容モデル画面右側下部に属性情報が表示されます。

[図:タプルの内容モデル作成(7)]

属性情報の型情報が空白であることを確認してください。内容モデル画面左側で型定義を選択し、内容モデル画面右側の属性定義にドラッグ&ドロップします。属性定義の下に指定した型定義が表示されます。

[図:タプルの内容モデル作成(8)]

型定義を指定すると、内容モデル画面左側にファセット一覧が表示されます。適用するファセットおよび必要な情報を選択してください。

[図:タプルの内容モデル(9)]

内容モデルの項目の詳細については、"2.18.2.1. 内容モデルの項目"を参照してください。

2.18.2.1 内容モデルの項目

モデルグループ

choice

"choice"一覧にある要素の中で、いずれかひとつの要素が選択されてインスタンス文書に出現します。選択の繰り返し回数はminOccurs、maxOccursファセットで指定されます。

sequence

"sequence"一覧に指定された要素は、すべて指定された順でインスタンス文書に出現しなくてはなりません。この並びが出現する回数はminOccurs、maxOccursファセットで指定されます。

all

"all"一覧に指定された要素は、順不同でインスタンス文書に出現します。この順不同の並びが出現する回数はminOccurs、maxOccursファセットで指定されます。

モデルグループのオプション

minOccurs

インスタンスの最小出現回数

maxOccurs

インスタンスの最大出現回数。出現回数に制限のない要素の場合"unbounded"を指定してください。

属性定義

anyAttribute

タプルまたは要素のインスタンスとして、いずれの属性でも可とします。

attribute

タプルまたは要素のインスタンスとして、指定された型またはファセットの属性を可とします。

ファセット

minExclusive

最小値(指定値を含まない)

minInclusive

最小値(指定値を含む)

maxExclusive

最大値(指定値を含まない)

maxInclusive

最大値(指定値を含む)

totalDigits

合計桁数の最大値

fractionDigits

小数部の桁数の最大値

length

長さ

maxLength

最大長

minLength

最小長

whiteSpace

空白の扱いを指定

pattern

値のパターン

enumeration

インスタンスが持つことのできる値の列挙。ひとつの値ずつ、リストされる値の数だけ指定を行います。


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