XBRL Voluntary Financial Reporting Program on the EDGAR Systemサポート機能 ユーザーズガイド
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第2章 XBRL Voluntary Filing Program向けタクソノミー・インスタンスの作成・編集

2.3 タクソノミーの保存

作成した拡張タクソノミーを保存します。

メニューバーのファイルメニューから「保存」を選択します。

[図:保存メニュー]

タクソノミーを作成してから最初の保存の場合は、次のプロパティダイアログボックスが開き、タクソノミーのプロパティの確認と編集ができます。

2度目以降の保存の場合は、プロパティダイアログボックスは現れずにそのまま保存されます。

[図:プロパティダイアログボックス]

各設定項目については次の表を参照して下さい。

[表:『プロパティ』ダイアログの設定項目]

Componentsカテゴリ

 

タクソノミーの名前空間名およびファイル名を決定する基本情報です。

 

Scheme

名前空間名のスキーム(httpまたはhttps)を設定するフィールドです。

 

Authority

名前空間名のAuthority部分(例:www.fujitsu.com)を設定するフィールドです(入力必須)。

 

Ticker Symbol

Tickerシンボルを設定するフィールドです(入力必須)。英小文字のみ入力可能です。

 

Version Date

報告の日付を設定するフィールドです(入力必須)。数字のみ入力可能です。

 

Additional Path

名前空間名でパスを指定する場合に、パスを設定するフィールドです(オプション)。

Output Folder

 

タクソノミーファイルを保存するフォルダを指定します(入力必須)。

Schemaカテゴリ

 

作成されるスキーマファイルの設定項目です。

 

接頭辞

このタクソノミーの接頭辞を設定するフィールドです(入力必須)。「Use ticker symbol as prefix」チェックボックスがオンの場合はこのフィールドは編集不可となり、接頭辞はTicker Symbolフィールドと同じ内容になります。

 

Use ticker symbol as prefix

チェックボックスをオフにした場合のみPrefixフィールドが編集可能になります。オンにするとPrefixフィールドはTicker Symbolフィールドと同じ内容が自動設定されます。

 

対象名前空間

名前空間名が表示されます。このフィールドは自動設定され、編集することはできません。値はXBRL Voluntary Filing Programの規則に従い、Componentsカテゴリの設定値から以下のルールで自動的に作成されます。

<Scheme>://<Authority>/[<Additional Path>/]/<Ticker Symbol>/<Version Date>(*1)

 

スキーマパス

スキーマのファイル名が表示されます。編集することはできません。値はXBRL Voluntary Filing Programの規則に従い、Componentsカテゴリの設定値から以下のルールで自動的に作成されます。

<Ticker Symbol><Version Date>.xsd (*1)

ファイル名は拡張子を含めて32文字までに制限されているため、Ticker Symbolが長すぎるとエラーとなります。

リンクベースカテゴリ

 

作成されるリンクベースファイルの設定項目です。作成されたリンクベースに関するフィールドのみ現れます。作成されていないリンクベースのフィールドは表示されません。

 

プレゼンテーション

プレゼンテーションリンクのファイル名が表示されます。このフィールドは自動設定され、編集することはできません。値はXBRL Voluntary Filing Programの規則に従い、Componentsカテゴリの設定値から以下のルールで自動的に作成されます。
<Ticker Symbol>-<Version Date>_pre.xml (*1)

 

定義

定義リンクのファイル名が表示されます。このフィールドは自動設定され、編集することはできません。値はXBRL Voluntary Filing Programの規則に従い、Componentsカテゴリの設定値から以下のルールで自動的に作成されます。
<Ticker Symbol>-<Version Date>_def.xml (*1)

 

計算

計算リンクのファイル名が表示されます。このフィールドは自動設定され、編集することはできません。値はXBRL Voluntary Filing Programの規則に従い、Componentsカテゴリの設定値から以下のルールで自動的に作成されます。
<Ticker Symbol>-<Version Date>_cal.xml (*1)

 

ラベル

ラベルリンクのファイル名が表示されます。このフィールドは自動設定され、編集することはできません。値はXBRL Voluntary Filing Programの規則に従い、Componentsカテゴリの設定値から以下のルールで自動的に作成されます。
<Ticker Symbol>-<Version Date>_lab.xml (*1)

 

リファレンス

リファレンスリンクのファイル名が表示されます。このフィールドは自動設定され、編集することはできません。値はXBRL Voluntary Filing Programの規則に従い、Componentsカテゴリの設定値から以下のルールで自動的に作成されます。
<Ticker Symbol>-<Version Date>_ref.xml (*1)

*1 <...>はフィールド名を表します。[...]でくくられた部分はその中のフィールドが空の場合省略されます。

各項目を設定し、了解ボタンを押すと拡張タクソノミーが保存されます。


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