インスタンスクリエータ ユーザーズガイド |
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第1章 インスタンスクリエータの概要 |
インスタンスクリエータは、XBRL2.1に準拠したインスタンス文書を作成・編集するための機能を提供します。インスタンスクリエータはタクソノミー構造をグラフィカルに表示するので、ユーザは簡単な操作でインスタンス文書の作成を行うことができます。インスタンスクリエータは、XBRL特有の要素定義間の関係を表す5種類のXBRLリンクベース(プレゼンテーションリンク、計算リンク、定義リンク、ラベルリンク、リファレンスリンク)を効果的に活用します。
インスタンスクリエータの主な特徴は以下の通りです。
リンクベースごとにツリー構造での表示が行われ、項目/タプル間の親子関係が一目でわかります。このビューにより、入力テーブルペインでのデータ入力箇所がすぐにわかります。
タプルのあるインスタンス文書の作成・編集が簡単に行えます。インスタンス文書がツリー表示され、データ作成および入力を視覚的に補助します。
インスタンスクリエータで作成されたインスタンス文書はXBRL2.1仕様に完全準拠しています。インスタンスクリエータは他のツールで作られたXBRL2.1タクソノミーやインスタンス文書を読むことができます。
財務データに基づいて付加する脚注情報をXBRL2.1仕様の脚注リンクとして記述することができます。この機能により、脚注が作成・編集でき、さらに既存の脚注情報を他の要素にリンクすることもできます。
本アプリケーションにより作成されるテンプレートを使ったCSVファイルからの入力・CSVファイルへの出力が行えます。
XBRL2.0タクソノミー/インスタンス文書をXBRL2.1タクソノミー/インスタンス文書に変換する機能を提供しています。XBRL2.1タクソノミー/インスタンス文書で必要となる情報のうち、XBRL2.0タクソノミー/インスタンス文書からは抽出できない情報については、タクソノミーエディタおよびインスタンスクリエータ上で個別に設定を行うことにより、XBRL2.1仕様のタクソノミー/インスタンス文書を作成することができます。
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