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University of Tsukuba Elementary School

教育におけるICT活用の効果を実証する「未来の教室」

筑波大学附属小学校様

教科担任制を採用している特長を活かし、教科毎に特色のあるICTを活用した授業事例を開発すると共に、ICTだからこそできる新たな授業作りを全国の学校へ展開していきます

副校長
細水 保宏 様

Human Centric Innovation Human Centric Innovation

  • グループでの情報共有やディスカッションといった、双方向・協働型の授業を通じて課題解決力を育成
  • 学習状況や学習履歴を活用し、一人一人に最適な教育機会を提供
  • 議論を促進するマルチスクリーンや電子黒板、タブレットPCといったハードウェアと教育用アプリケーション

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初等教育の理論と実践の研究校としての使命

日本で初めての国立師範学校である東京師範学校(現:筑波大学)の附属小学校として1873年に設立された筑波大学附属小学校様は、初等教育の理論と実践の研究校としての使命を受け継ぎ、先導的教育拠点校として常に新しい教育課題に挑戦し続けてきました。同校には日本国内外から年間約1万人以上の教育関係者が参観に訪れ、同校の研究成果は多くの教育機関に提供されています。

同校ではICTを駆使した教育にも十数年以上前から積極的に取り組み、「ICT活用部会」という委員会も校内に設置され、教育現場での実践についての研究がなされてきました。

ICTの進化は教育現場にも変革をもたらすものと期待されており、政府も2020年をめどに一人1台の情報端末が整備された教育環境の実現を目指しています。

しかし、現実はまだまだ追いついていません。多くの学校で教室の設備は何十年も変わっておらず、黒板に向かって机が並べられ、一方通行の集団授業が行われています。

教育現場におけるICTのさらなる活用を進めるべく、2013年6月から行われているのが「未来の教室」共同実証研究です。同校を舞台に、オフィス機器の内田洋行、アプリケーションベンダーの日本マイクロソフト、そして富士通の3社が、それぞれの強みを持ち寄って、共同で実証研究を進めています。

ICTはどこまで教育を支援できるか 環境を整備して実証研究が進む

この実証研究では、多様な学習活動を実現するために、未来の学習空間として充実したICT環境と周辺機器を装備した教室を用意しました。

そこでは、Windows8を搭載した富士通のタブレットPCが一人1台提供され、教員や児童のタブレットPCの画面が投影できる複数のマルチスクリーン、簡単に移動できる可動式の机と椅子、自由自在に書き込みができる電子黒板、無線LAN、タブレットPCの充電装置、教育用アプリケーションなどが用意されています。

こうした設備を利用することで、教員が児童のタブレットPCに課題を配信し、児童が机や椅子を動かしてグループやペアでディスカッションしたうえで、スクリーンを使って考えを発表し合うというような授業が可能になります。

また、教科担任制を採用している同校の特色を活かし、教科ごとのICTを活用した授業事例の研究開発、ICTの活用を前提としたグループ討議やコラボレーション(注1)での指導方法、長期にわたる学習履歴の蓄積などの学習環境の研究が行われ、その研究成果は公開授業やセミナーなどを通して、全国の教育関係者に広く提供されていくことになります。

実際に一人1台のタブレットPCや電子黒板、大画面スクリーンが用意された環境は児童たちには好評で、皆が生き生きと授業を受けています。特に、生まれた時からインターネットやパソコンのある生活環境の中で育ってきた、デジタルネイティブ(注2)ともいうべき新入生は、タブレットPCへの抵抗感もありません。二人一組の学習は、一人が調べて、一人が発表資料を作成するといった役割分担も自然に生まれます。

将来の学習環境の中ではタブレットPCが主役になる

この未来教室の実証研究で見られるように、将来の学習環境では紙ではなく、タブレットPCが主役になっていきます。児童・生徒の自由な使い方を助けるため、紙のような使い勝手を追求し、ペンによる手書きや定規を使った授業などにも対応が可能となっています。また、教科書はオンラインで配信されて、より興味を喚起するビジュアル化されたものになり、グループでの情報の共有、ディスカッションのための資料の閲覧や調べものなども瞬時に行えます。児童が自ら主体的に学ぶ協働学習にはタブレットPCは最適なデバイスです。

将来的には、学校という物理的な環境以外の場所での活用も期待できます。実際、野外の生物や植物を観察して、タブレットPCで撮影して記録するといった体験授業でも活用されています。

容易に持ち運びが可能なタブレットPCは、学校と家庭をつなぐ役割も担っています。学校で興味付けした内容を家で保護者と学ぶといった連続した学習が可能となり、より高い学習成果を得られるでしょう。

さらに、タブレットPCを通じて蓄積された学習履歴は、一人一人に最適な教育機会を提供する際の基本情報としての活用が期待されています。
ICTを活用した教育改革は、実証研究を経て、本格的な普及段階を迎えつつあります。日本の将来を担う人材の育成にICTが果たす役割もより大きなものになっていくでしょう。

  • (注1)コラボレーション: 多人数の共同作業
  • (注2)デジタルネイティブ: 生まれた時からITに親しんでいる世代

採用された主な商品

お客様情報

所在地 東京都文京区大塚3-29-1
設立 1873年
沿革 東京師範学校の附属小学校として設立
国の制度に基づくものとしては日本初の小学校
URL http://www.elementary-s.tsukuba.ac.jp/Open a new window

[ Published in 2014 ]

本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞などは掲載日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。また、記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。


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