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Toyota Motor Corporation

オープンなエコシステムで水素社会の実現に向けた取り組みを加速 -水素ステーション情報管理サービス

[ トヨタ自動車株式会社様 活用事例 ]

Human Centric Innovation Human Centric Innovation

地球温暖化など様々な環境問題に向けた取り組みの一つとして、水素を燃料とした燃料電池自動車(FCV)と水素ステーションの整備が進められている。この度、全国の水素ステーションの位置・稼働情報を車載機やスマートフォンに提供する「水素ステーション情報管理サービス」を開始。水素社会の実現に向けて、業界を越えたエコシステムを形成。

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新型燃料電池自動車の普及を通じ、環境にやさしい社会を実現

エネルギー資源の大量消費の上に成り立っている現代社会では、地球温暖化・大気汚染・酸性雨など様々な環境問題が存在しています。環境保全に向けた対策が検討されるなか、将来的に二酸化炭素排出ゼロとなる可能性を持つ水素を燃料とした燃料電池自動車(FCV)が注目を集めています。しかし、燃料電池自動車の普及のためには、インフラとなる水素ステーションを速やかに拡充していく必要があります。日本では、世界に先駆け、水素供給設備である水素ステーションの整備に向けた取り組みが進められています。

現状、水素ステーションはガソリンスタンドのように普及しておらず、その情報の整理もされていません。また、水素ステーションには固定式と移動式があり、ドライバーが「今どこで、水素を充填できるか」を確認する方法が必要と考えられます。これらの課題の解決に向けて、業界を越えた新たな連携や取り組みが求められていました。

これまでの常識や業界の枠を越えて

燃料電池自動車の普及に向けた課題は少なくありません。特に、燃料の水素を適切なタイミングで補充できるかなど、ドライバーが便利で快適なカーライフをおくる上での不安をいかに解消するかが重要となります。この課題を解決すべく、富士通はクラウドサービスFUJITSU Intelligent Society Solution SPATIOWL(スペーシオウル)を活用した、燃料電池自動車の普及を支援する「水素ステーション情報管理サービス」の運用を開始しました。SPATIOWLは、大量の位置情報を活用して新たな価値を提供するサービスで、具体的には、「テレマティクス」や「プローブ交通情報提供」「音声合成」「人の見守り」といった、位置情報の多様な活用シーンを想定した複数の機能部品群を搭載しています。また、企業はSPATIOWLをオープンプラットフォーム(PaaS)として使い、自社の用途に合った位置情報サービスを短期間で開発することができます。オープンな基盤を用いることで、位置情報を活用する企業と提供する企業の双方にとって、エコシステムに参加しやすいという特徴が生まれます。水素ステーション情報管理サービスを中心として、多くの企業がエコシステムに加わりやすくなり、FCV普及の道が大きく開かれると考えています。

水素社会の実現に向けた新たな取り組みの例として、トヨタ自動車株式会社様(以下、トヨタ)が挙げられます。トヨタは2014年12月、燃料に水素を用い、空気中の酸素と化学反応させて発電して走る世界初の量産型燃料電池自動車「MIRAI」を発売しました。また、FCVの普及に向けた取り組みの一環として、トヨタが単独で保有している世界で約5,680件の燃料電池関連の特許(審査継続中を含む)の実施権を無償で提供する、と発表しています。

クラウドベースのオープンな基盤でエコシステムに参加しやすく

「水素ステーションリスト」の画面イメージ

更に、トヨタはテレマティクスサービス「T-Connect」において、SPATIOWLが持つ「水素ステーション情報管理サービス」からトヨタスマートセンターに水素ステーション情報を取り込み、MIRAI専用サービスの提供を開始しました。これにより、MIRAI専用車載機アプリ(APPS)「水素ステーションリスト」とMIRAI専用スマホアプリ「Pocket MIRAI」から情報を確認でき、「安心・安全・快適・便利」なカーライフを提供しています。

このうち水素ステーションリストは、自車位置から近い水素ステーション3カ所を自動抽出して画面にリスト表示する仕組みになっています。一方のPocket MIRAIでは、自車両の水素残量や走行可能範囲と併せて、全国の水素ステーションの店舗情報やリアルタイムの稼働状況をスマートフォンから簡単に確認することができます。

水素ステーション情報管理サービスは、Webブラウザの地図上で位置を指定すると、緯度経度を自動算出してSPATIOWLに登録する機能を併せ持ちます。この機能により、情報を提供する側の水素供給事業者は、新たにシステムを用意することなく手軽に最新の水素ステーション情報を登録できます。

トヨタ自動車株式会社 e-TOYOTA部 テレマティクス事業室 山田貴子様は「水素供給事業者各社様のご協力や当社のニーズにあった富士通のサービス提供のおかげで、MIRAIの発売と同時にお客様の利便性を高めるためのサービスを実現することができました。今後お客様、関係事業者様の意見を取り入れて大切に育てていきたいと思います」と語っています。

富士通は今後、事業者のシステムから水素ステーション情報を自動登録できるWeb APIなど新たな機能をSPATIOWLに実装。FCVのエコシステムへの参加を一段と容易にすることで、環境負荷が低い水素社会の普及に貢献していく方針です。自動車、エネルギー、ICTの各業界が、これまでの常識や業界の枠を越えて、新しいエコシステムを形成し、地球環境への貢献に向けた動きが広がってきています。

お客様情報

所在地 愛知県豊田市トヨタ町1番地
設立 1937年
従業員数 33万8,875人(連結)
URL http://toyota.jpOpen a new window
MIRAI専用T-ConnectサービスOpen a new window

[ Published in 2015 ]

本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞などは掲載日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。また、記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。


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