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Panasonic Corporation

スマート家電の利用データを活用し、お客様の便利で快適な暮らしを実現

パナソニック株式会社様

これまでの家電の単体販売から、サービスを組み合わせてお客様に価値を提供する新しいビジネスモデルの構築を目指し、クラウドやビッグデータなどのテクノロジーを持つ富士通と組んで、新たな事業を立ち上げたいと考えています

R&D本部クラウドソリューションセンター主任技師
久保谷 寛行 様

Human Centric Innovation Human Centric Innovation

  • 家電の利用実態に基づくサービスにより、豊かな暮らしを実現
  • スマートフォン経由でデータを収集・分析し、新製品や新サービスの開発を加速
  • ビッグデータの収集と活用を実現するクラウドサービス

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スマート家電とクラウドを結合し新たな価値を創出

家庭内で毎日使う電気・電子機器をコンピュータやネットワークにつないで、生活をもっと快適にする。

このような考えから、デジタル情報家電やネット家電と呼ばれる電気・電子機器が登場し、すでに多くの消費者に使われています。

さらに、IoT(注1)によって様々なものがネットワークでつながっていく流れは、これまでネットワークとは無縁だった白物家電とよばれる家電製品をも「スマート家電」へと進化させています。生活者が暮らしの中で発するデータが家電製品やその他のデバイスから発信され、その分析結果が家庭へ還元されるとともに、企業・地域・社会にも情報と知見を提供する双方向/多方向の情報の流れが形成されようとしています。

大手電機メーカーのパナソニック株式会社様(以下、パナソニック)は、このトレンドがお客様である家電利用者の生活を豊かにするための絶好のチャンスであると考えています。例えば、許可をいただいたモニター宅のスマート家電から、家電の使用時点(POU(注2))における情報を集めて分析し、仮説検証型マーケティングのための情報として同社のパートナー企業に提供することで、より生活者に役立つサービスが提供されることが期待できます。 パナソニックと富士通は、スマート家電を使ったクラウドサービスの事業可能性を探るため、企画ワークショップとリサーチを共同で実施のうえ、パナソニックのスマート家電の情報と、それらを効率的に分析・見える化する富士通のクラウド技術など、それぞれの強みを活かした共同実験に取り組んでいます。

冷凍食品の使用時点情報を集めて富士通のクラウドサービスで分析

パナソニックのR&D本部クラウドソリューションセンターと富士通は、スマート家電とクラウド技術を使った共同実験を2013年4月にスタート。スマート家電からのログデータをクラウド上で分析し、生活実態分析情報に加工できるかを確認する作業が始まりました。

共同実験に参加するモニターは、すべてパナソニックの社員。モニター宅に設置した同社のスチームオーブンレンジ「NE-BS1000」からスマートフォン経由でクラウドに接続する仕組みです。富士通は、クラウドをベースとするコンバージェンスサービス(注3)の提供およびコンサルティングを担当しました。

最初の実験テーマとして選ばれたのは、冷凍食品です。狙いは、家電の利便性を向上させることと、「いつ」「どのようなお客様が」「何個」食べたかというPOU情報から、小売業の販売時点(POS(注4))のデータよりも詳細な生活実態情報を得ることです。

社員である利用者は、冷凍食品のバーコードをスマートフォンでスキャン→調理用データをパナソニックのデータセンターからスマートフォンに受信→調理する個数を入力してスマートフォンをスチームオーブンレンジにかざす、といった操作をすると、冷凍食品にあわせた最適な調理が自動で始まります。同時にPOU情報がクラウドに送られる仕組みです。

メーカー、卸や小売に有用な情報を提供可能 製品開発に役立つ情報も得られる

この共同実験を通して、パナソニックはスマート家電とクラウドサービスを組み合わせたビジネスの可能性を確かめることができました。

モニターからクラウドに集められたスマート家電のログデータを分析すれば、例えば、何曜日の何時頃にどのような冷凍食品が何個使われたかが分かります。商品の調理されたシーンが明確になり、冷凍食品メーカーが新商品を開発する際に活用することが可能です。将来的には、データ取得に同意していただいた消費者のスマート家電から得られる統計データから使われる個数を予測し、食品卸会社などの冷凍倉庫内の在庫数量の調整や配送計画などにも活用できると考えています。

また、スーパーマーケットなどの小売業なら、一人ひとりの嗜好や生活パターンに合った特売情報や電子クーポンを、同意していただいた消費者のスマートフォンに配信することもできます。

電機メーカーであるパナソニックにとっては、異業種のお客様とともに家電を使った新しい価値を消費者に提供できることが大きなメリットになります。さらに、スマート家電の使われ方やニーズは、次の製品・サービスを開発するための基礎情報として役立ちます。 あらゆるものをネットワークでつなぎ、人々の生活をより快適で豊かなものへ。新たな取り組みが始まっています。

  • (注1)IoT(Internet of Things): 様々なモノをつないで新たなサービスを実現していく新たなインターネット
  • (注2)POU(Point of Use): 商品の使用時点情報
  • (注3)コンバージェンスサービス: 大量のセンシングデータを収集、蓄積、分析し、知恵を組み合わせ、人々をナビゲーションするサイクルを実現し、豊かな社会を実現していく富士通が提供するサービスの総称
  • (注4)POS(Point of Sales): 商品の販売時点情報

お客様情報

所在地 大阪府門真市大字門真1006番地
設立 1935年
従業員数 (連結)28万5,817人
URL http://panasonic.co.jp/Open a new window

[ Published in 2014 ]

本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞などは掲載日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。また、記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。


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