GTM-MML4VXJ
Skip to main content
  1. ホーム >
  2. 株式会社電通 様
Dentsu, Inc.

異業種のコンバージェンス(融合)により、マーケティング領域にイノベーションを

株式会社電通様

Human Centric Innovation Human Centric Innovation

電通は2013年5月、ビッグデータを活用したマーケティング支援の分野で富士通と協業を開始。多様化・複雑化が進む市場環境で企業の「個」客理解を起点としたマーケティングプロセス革新を支援することが狙い。2014年11月には、最適な顧客アプローチを立案する「顧客経験価値(注1)の最大化を支援するフレームワーク」の提供を開始。両社の協業は、静岡ガスをはじめとする多くの企業のマーケティング活動にイノベーションを起こす原動力に。

PDFをダウンロードする (4.77 MB)


両社の得意分野を活かし、ビッグデータの持つ可能性を最大活用

株式会社電通様(以下、電通)は単体で世界第1位、グループで世界第5位の売上をもつ広告代理店で、日本でも長年にわたりナンバーワンのシェアを維持しています。同社は近年、広告事業の領域を越え、企業のマーケティング活動そのものを総合的に支援する取り組みを加速。消費者とのコミュニケーション機会や売れ続ける仕組みづくりを通して、様々な業種の企業に経営や事業の抜本的な改革を支援するマーケティング・ソリューションを提供しています。

消費者の行動様式は多様化の一途をたどっています。それと並行して、企業が顧客から取得できるデータやチャネル(顧客接点)も多様化しています。こうした環境の変化に伴い、膨大なチャネルから収集されるデータを用いて顧客を理解し、適切なマーケティング施策を実行することにより顧客に提供する価値を最大化する必要があります。

そこで、2013年5月にビッグデータを活用したお客様のマーケティング活動の革新を目指し、電通と富士通が協業をスタートさせました。基幹・フロント系システムは情報システム部門、販売戦略やプロモーションはマーケティング部門が担当しているケースが多く、マーケティング活動を一気通貫で機能させるには両部門の連携が必須ですが、うまく機能していないことがしばしば見受けられます。両社の協業により、互いの得意分野を活かして企業の「個」客理解を起点としたマーケティングプロセス革新を支援することが狙いです。電通 ビジネス・クリエーション・センター 事業プロデュース2部長 加藤剛輔様は、「当社がもつマーケティング・ソリューションと、富士通のビッグデータ分析技術により、企業のお客様の顧客経験価値(カスタマー・エクスペリエンス)を向上させる事でマーケティング領域におけるイノベーションを起こすことができました」と話しています。

共同開発のフレームワークでデータから購買意欲を迅速に把握

マーケティング・デザイン力をもつ電通と、ITによる実現力をもつ富士通という業界の垣根を越えた知見の融合は、協業開始から1年半余りの間に公共や自動車、流通や金融など幅広い業種の企業に受け入れられてきました。そして2014年11月には、両社が国内外で協働して進めたプロジェクトから得た知識を体系化したコンサルティングフレームワークの提供を開始しました。

これは、企業の各部門が保有する業務データやオープンデータを富士通のビッグデータ分析技術で解析し、電通が独自に保有するパネルデータ(注2)で意味付けすることで、企業と顧客の関係をより深めるための施策を立案するものです。

本フレームワークの特長としてあげられるのは、「個」客のライフスタイルや嗜好性、購買ステージを理解し、それを基にした最適な施策の立案、実行、改善までのマーケティングPDCAを一気通貫で支援できることです。また、普通ならターゲットとして見落としかねない顧客へ適切なアプローチが可能になります。

マーケティング・イノベーションに挑戦 高い評価を受けた静岡ガス

本フレームワークを用いてマーケティング領域のイノベーションに挑戦し、高い評価を受けた企業の一つに静岡ガス株式会社様(以下、静岡ガス)があります。日本のエネルギー市場では、2016年4月に家庭用電力小売自由化、2017年には家庭用ガス小売自由化が予定されており、今後は新規参入の異業種との競争激化が予想されます。

こうした背景から静岡ガスでは、「より豊かで快適な暮らし」を顧客に提供していくためにビッグデータを活用して、顧客ニーズを把握するマーケティング活動を開始しました。今回の取り組みは静岡ガスにとって、ビッグデータを活用するという新たな取り組みであったため、ビッグデータを活用してマーケティングPDCAを一気通貫で支援するソリューションを持っている電通と富士通がパートナーとして選ばれました。

このプロジェクトを通して、静岡ガスではガス事業における既存の戸建ガス需要家約13万8,000件の代表的な顧客像や、リフォーム事業に対するニーズおよび購買ステージを把握することができました。この「個」客理解を起点にマーケティングプロセスに応じたアプローチを実施しています。静岡ガス 事業推進部 ICT推進担当マネジャー 佐藤貴亮様は「お客様に一様にアプローチするのではなく、訴求する具体的なお客様をイメージするために、データからの知見を基に顧客起点のマーケティングに舵を切ることが出来た」と語っています。

ビッグデータの分析から施策立案まで、一連のプロジェクトを経て新たなマーケティングの土台を整えた静岡ガスは、CRMで優れた取り組みを行った企業が表彰されるベストプラクティス賞を受賞しています。この成果は今後、電力やガスの小売り自由化で競争激化が見込まれる2016年以降の静岡ガスのさらなるビジネス拡大、競争力強化に役立てられるものと期待されます。

  • (注1)顧客経験価値:企業活動で生じる一連の顧客経験。品質、機能、価格といった商品そのものの価値だけではなく、購入前のプロセスや使用後の満足度など、過程や経験から顧客が得られる価値全般
  • (注2)パネルデータ:同一対象者に、消費行動とメディア接触に関する調査を複数回行って得た、電通オリジナルデータ

お客様情報

所在地 東京都港区東新橋1-8-1
設立 1901年
従業員数 7,425人
URL http://www.dentsu.co.jpOpen a new window

[ Published in 2015 ]

本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞などは掲載日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。また、記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。


その他の事例


  • ビジネス・リーダーが成果を生み出すための共創とは?bnr-184x230-book1-jp.jpg
  • テクノロジー・リーダーがデジタル技術を活用して共創を主導するには?bnr-184x230-book2-jp.jpg
  • 5分で分かるDigital Co-creationbnr-184x230-slide-jp.jpg

ビジネス・リーダーが成果を生み出すための共創とは?

テクノロジー・リーダーがデジタル技術を活用して共創を主導するには?

5分で分かるDigital Co-creation

GTM-NPL52N