GTM-MML4VXJ
Skip to main content
  1. ホーム >
  2. オーストラリア首都特別地域保健局(キャンベラ病院) 様
Canberra Hospital

両親と新生児を結ぶヒューマンセントリック・テクノロジー

オーストラリア首都特別地域保健局(キャンベラ病院)様

多くの病院から視察を受けたが、ウェブカメラソリューションは大好評だった。この仕組みは、遠く離れた両親と子供を結ぶ、直感的で使いやすい、安全な方法です。

Belinda Connors, NICUCAM Project Officer,ACT Health Directorate

Human Centric Innovation Human Centric Innovation

キャンベラ病院は、新生児集中治療室の様子を伝え、離れた両親に安心を提供するウェブカメラシステムの更改を検討。既存のものより使いやすく、高い信頼性を備えたシステムを希望。富士通は、ADTEC社と共に安全で使いやすいソリューションを設計し、どこからでも富士通クラウドを通して新生児の様子を見ることができるサービスを提供。

PDF(Book2)をダウンロードする (4.23 MB)


両親と新生児を結ぶより快適なソリューションを目指して

キャンベラ病院は、首都特別地域のガランに位置し、672床を収容、約55万人の住民にサービスを提供しています。1991年に2つの病院が合併し、1996年にキャンベラ病院と改名されました。この施設は、オーストラリア国立大学医学部およびキャンベラ大学付属看護学校の教育病院でもあります。病院から半径800kmの地域をカバーし、約40%の患者は市外から来院しています。これは、新生児や重病患者が新生児集中治療室や特別看護病室にいる両親にとっては大きな負担です。

「新生児は何週間も病院にいる可能性があります。両親は、仕事や家事があり、好きなだけ付き添っていられるわけではありません。それが不安やストレスとなり、医師からの新生児に対する治療説明が困難になることもあります」と首都特別地域保健局の新生児科医であるKecskes教授は説明します。

キャンベラ病院は、両親が、特別な治療を行っている子供の姿を見て、子供とつながることができる方法を求めていました。Kecskes教授はベルリンの病院で導入されているウェブカメラシステムを参考にして、新生児集中治療室のチームを率いて独自のソリューションを開発しましたが、問題がありました。

「スタッフが特定のカメラの前に新生児を連れてきて、また連れ戻す必要があるなど、使い勝手が悪く、機能も限られていました。例えば、新生児が病気にかかると、別の保育器に移すことがあり、その結果、他人の子供を見てしまうというリスクがありました。より使いやすく、信頼性を確保した、自動化されたソリューションが必要でした」とKecskes教授は打ち明けます。キャンベラ病院はADTEC社と富士通を新しいウェブカメラソリューションのパートナーとして選出しました。ADTEC社は緊急通信業界のリーダーで、15年以上にわたってソリューションを提供、多くの企業から信頼を得ています。

特別なセキュリティとプライバシーを確保

病院というセキュリティとプライバシーを厳重に守る必要がある特殊な環境下でのソリューション開発には、注意が必要でした。開発プロセスは大変複雑であり、慎重な対応が求められました。「幼い子供の映像をライブ配信することを考えると、セキュリティと認証が重要でした。両親が写真をアップロードし、子供の情報の書き込みを可能にする追加機能も必要でした」と特別地域保健局のBelinda Connors様は語っています。

セキュリティは、映像をSSL符号化し、遠隔のコンピュータが映像にアクセスする際に認証することで確保しました。また、コンテンツ管理とビデオ配信システムを統合して、シームレスで使いやすい仕様にしました。

ストリーミングサーバは富士通のクラウド上にあり、高度な信頼性に加えて、各種ストリーミングプロトコルとの互換性を実現しており、キャンベラ病院は今後出てくる映像アプリやデバイスにスムーズに対応することができます。

病院スタッフ、地域病院にも貢献

このソリューションを活用してどこにいても両親と新生児がつながることによって、ストレスを98%低減することができると病院の調査で結果が出ています。家庭と病院スタッフ双方の負担も減少し、栄養チューブの挿入などの簡単な処置を看護師がデモすることもできるようになりました。

「両親はどこにいても子供とつながり、親族もその子供を見ることができます。看護師にとっても負担が軽減され、別の保育器に移しても正しい新生児の映像を流すことができます。病院スタッフと両親に安心を与えることができました」とConnors様は続けます。

キャンベラ病院はこのソリューションの信頼性に感銘を受けました。独自のソリューションでは頻繁にシステム停止が発生しましたが、新しいソリューションは無停止で稼動しています。そして、24時間365日で サポートを受けられるという安心感もあります。

また、システムはビデオリンクを介して地域病院への教育にも活用でき、周辺地域の医療機関との関係性の向上、新生児の看護と治療を改善するための意見交換の促進にも役立っています。さらには、新サービスを提供し、そのパイオニアとしての評判を得たことで、この病院がより魅力的な選択肢になりました。また、多忙な時間帯に集中治療室を訪問する人が減り、スタッフは患者への対応に集中できるようになりました。

キャンベラ病院は、両親と未熟児や病気の新生児を結びつける、ウェブカメラソリューションを安心・安全を確保しつつ運用しています。この成功により、他の医療機関でも評価が進められています。

「多くの病院から視察を受けましたが、ソリューションは大好評でした。遠く離れた両親と新生児を結ぶ、直感的で、使いやすく、安全な方法です」と、Connors様は評価しています。

Kecskes教授は次のように語っています。「すべての大陸から自身や知人の子供を見るためにログインしてもらっています。ADTEC社と富士通から提供されたウェブカムソリューションは、ストレス時代に生きる人々の真の助けになっています。」

お客様情報

所在地 キャンベラ(オーストラリア)
設立 1914年
URL http://www.health.act.gov.auOpen a new window

[ Published in 2016 ]

本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞などは掲載日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。また、記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。


医療の事例


  • ビジネス・リーダーが成果を生み出すための共創とは?bnr-184x230-book1-jp.jpg
  • テクノロジー・リーダーがデジタル技術を活用して共創を主導するには?bnr-184x230-book2-jp.jpg
  • 5分で分かるDigital Co-creationbnr-184x230-slide-jp.jpg

ビジネス・リーダーが成果を生み出すための共創とは?

テクノロジー・リーダーがデジタル技術を活用して共創を主導するには?

5分で分かるDigital Co-creation

GTM-NPL52N