半導体、液晶、ブルーレイディスクなど最先端メディアデバイスの製造装置で世界トップメーカーである芝浦メカトロニクスは、リードタイム半減を目標に設計の3次元化に踏み切った。当初3種類の3次元CADをトライアル評価したが、4万部品のアセンブリを軽く表示し、3次元設計の実運用に入れたのはICAD/SXだけだった。2007年には、芝浦メカトロニクスの主力CADとしてICAD/SXを位置づけ、その後設計ルール標準化などのインフラを整備。現在では、設計3次元化を約80%まで達成して、「干渉のゼロ化」「製造工程の手戻り削減」などに大きな成果をあげている。
[ 2009年6月取材 ]
業種: | 半導体製造装置 |
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製品: | FUJITSU Manufacturing Industry Solution iCAD SX |
所在地 | 本社:神奈川県横浜市栄区笠間2-5-1 |
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設立 | 1939年10月12日 |
資本金 | 67億6100万円 |
売上高 | 連結:490億1300万円、単独:370億600万円(2008年度) |
従業員数 | 連結:1694名、単独:964名(2009年3月現在) |
事業内容 | フラットパネルディスプレイおよび半導体の製造装置メーカー。特に、洗浄装置、真空貼り合わせ装置、液晶パネルへのIC接合装置であるアウターリードボンダなどの世界シェアが高い。1939年12月に株式会社芝浦製作所に商号を変更して以来、約70年間で、東芝・芝浦製作所・徳田製作所・東芝精機の4社の力を結集、さまざまな変遷を経て、1998年から現在の事業構造と社名になった。 |
ホームページ | 芝浦メカトロニクス株式会社様 ホームページ |
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