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VPS トピックス


新VPS V15L18 強化ポイント

構成作り込みを見える化、構成振り分けを容易にする”構成ブロック”機能

これまでのVPSでは3D-CADなどと同様に、アセンブリ構成を表すアセンブリツリーや組立順序を表す製造フローでは、部品点数が増えるとウィンドウを上下にスクロールして目的のアイテム(部品やサブアセンブリ)を選択するため、別ユニット(サブアセンブリ)の配下に部品を移動させるような場合は操作が煩雑でした。今回、新たに提供する"構成ブロック図"では形状をビジュアルに確認しながらユニットの関係をチャートで確認でき、ユニット配下の部品一覧から他のユニット配下に移動させたいものを選択して、ドラッグ&ドロップ操作で容易に移動することができます。大量の部品で構成される製品データでも直感的に容易に構成を作り込むことができます。
設計部品表の構成から組立製造部品表の構成へと編集するBOMエディタとしての活用シーンで効果を発揮します。(VPS DMU, VPS MFG, VPS 組立動画)

【構成ブロック機能】

設計変更対応機能などの処理時間を大幅に短縮

鉄道車輌、建設機械や装置などの大規模な3次元モデルでも快適に利用できるように性能強化を行いました。

  • 3次元モデルの部品点数の増化、PCスペックに関わらず、描画処理(ズーミング、視点回転など)速度を7FPS(frame per second)以上に保障するように性能改善を行い、ストレスのない操作性を実現しました。
  • 設計変更前後のデータを比較し、部品の追加/削除、形状変更、配置/構成の変更などを反映させる設計変更対応機能において、処理時間を大幅に短縮するとともに、変更部位の判別ルール設定の拡張などを行いました。(VPS DMU, VPS MFG)

【設計変更反映機能】 設計変更前後の比較画面

生産ラインレイアウト検討における作業動線検討をより高度化

生産ラインのレイアウト検討において、作業者モデルの昇降動作表現や衝突確認を行えるようにしました。(VPS GP4)

【作業者モデル間の衝突チェック】
【作業者モデルの昇降動作表現】

作業者の歩行動線シミュレーション機能においては、作業者が物を運んでいる場合は、運んでいる物を含んだエリアを考慮して、障害物を回避します。(VPS GP4)

【荷物を持った作業者モデルの歩行動線シミュレーション】

生産現場での活用

VPS MFGで作成した組立動画や工程情報をタブレット端末で閲覧できるVPS Assembly Process ViewerのAndroid版を提供開始します(無償提供)。これまでのiOS版と同様に、工程フロー図(組立ブロック図)の閲覧、各工程の組立動画の再生、3次元モデルのビューイングが行えます。(VPS Assembly Process Viewer)

【Android版 VPS Assembly Process Viewer】