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自動設計pro for iCAD導入事例


株式会社巴コーポレーション 様

株式会社巴コーポレーション様株式会社巴コーポレーション様

1917年(大正6年)の創業以来、時代のニーズを先取りし、鉄塔製作をはじめ鉄骨、橋梁、総合建設と事業領域を拡大してきた株式会社巴コーポレーション様。鉄塔設計システムに、富士通のPC向け3次元CADソフト「ICAD/SX」を活用してきた巴コーポレーション様は、Windows 7への対応を目的に「iCAD V7」にアップグレード。富士通株式会社をお選びいただき、鉄塔設計システムをマイグレーションされました。新機能を搭載した「iCAD V7」と、並行して実施した機能改善により鉄塔設計システムの機能は大幅に強化され、次世代を見据えた設計が可能となりました。現在も、さまざまな設計支援ツールの機能強化を、富士通株式会社との二人三脚体制で進めています。

[ 2012年8月インタビュー ]

正岡 典夫 様
正岡 典夫 様
株式会社巴コーポレーション
取締役
常務執行役員
小山工場長
加藤 元 様
加藤 元 様
株式会社巴コーポレーション
事業部門 小山工場
生産設計部長
松浦 晴彦 様
松浦 晴彦 様
株式会社巴コーポレーション
事業部門 小山工場
生産設計部 副部長 兼 鉄塔グループ長
蔵谷 浩史 様
蔵谷 浩史 様
株式会社巴コーポレーション
事業部門 小山工場
生産設計部 鉄骨・立体グループ長代理

東京スカイツリーも手がけた
立体構造建築のパイオニア

立体構造物のパイオニアとして圧倒的な実績を誇る巴コーポレーション様は、名古屋市科学館プラネタリウム、田園都市線たまプラーザ駅など多くの大型建築物を手がけてきました。近年では東京スカイツリーの製作にも携わっていらっしゃいます。

道路建設分野の橋梁では、世界で初の試みとなるジャッキアップ回転架設工法を開発して実用化。伝統に培われた技術のもと、豊かな明日への橋渡しを実践されています。

Windows 7へのマイグレーションと
鉄塔設計システムの機能改善に着手

巴コーポレーション様では、送電線などの鉄塔を設計するシステムにおいて、ホストコンピュータの時代から富士通の「ICAD」シリーズを活用してきました。その歴史を事業部門 小山工場 生産設計部 副部長 兼 鉄塔グループ長の松浦 晴彦 様は「1990年代にはワークステーションにダウンサイジングし、2006年にはPC版に移植しました」と振り返ります。

PC版の「ICAD/SX」を長年使い続けてきた巴コーポレーション様でしたが、Windows 7に未対応であることと、PCのWindows 7化を機に、新たなCADソフトの導入を検討されます。

また、設計する鉄塔や部品が徐々に巨大化した結果、鉄塔設計システムと設計要件との乖離が大きくなっていたことから、CADソフトの導入と並行してシステムの機能改善にも取り組みました。

CADから周辺システムとの連携まで
設計業務を知り尽くしたノウハウに期待

3次元CADを検討された巴コーポレーション様は、富士通の「iCAD V7」を採用し、マイグレーションを富士通株式会社に依頼します。設計力が競争の源泉となる同社にとって、汎用CADで実現できない領域までカバーするiCAD V7の機能と、システムの活用を長年支援してきた富士通株式会社のノウハウはなくてはならないものでした。事業部門 小山工場 生産設計部長の加藤 元 様は「当社はCAMシステムや、バッチシステムなど、CADと連携するさまざまなシステムを保有しています。将来的にはこれらのシステムの改修なども、業務を知り尽くした富士通株式会社に依頼することも検討しています」とお話されています。

東京スカイツリーの製作では分岐継手の巻き型図面作成を富士通株式会社が支援した実績もあります。事業部門 小山工場 生産設計部 鉄骨・立体グループ長代理の蔵谷 浩史 様は「丸い柱を平面図に展開するプログラムの作成を支援いただきました。このプログラムで作業が迅速化でき、納期に間に合わさせることができました」とご説明くださいました。

設計効率を15%高めると同時に
生産品質の向上にも貢献

Windows 7へのマイグレーションでは、自動設計の会話コマンドをiCAD V7の新機能に合わせて全面更新。自動干渉チェック機能やボルト集計機能を追加しました。松浦様から富士通株式会社の対応について「SEの方には、細かく指示をお願いしなくても、独自のノウハウを基に効率よく開発を進めていただきました。営業の方には、CAD開発元に直接機能改善を働きかけていただき、国内ベンダーならではのメリットを実感しました」と評価の声をいただいています。

iCAD V7の導入と並行して実施した鉄塔設計システムの機能改善も2011年中に終了し、設計精度は大幅に向上しました。機能改善により、設計効率は全体で15%改善されています。

iCAD V7の導入は、生産品質の向上にも貢献しています。CADソフトがワイヤーフレーム型からソリッド型に変わったことで、3D画面が見やすくなり、設計時の不具合が簡単にわかるようになりました。取締役 常務執行役員 小山工場長の正岡 典夫 様は「今までヒューマンエラーで見逃されていたことが、設計段階で把握できるようになりました。上流工程で正しい設計データを作ることができれば、下流の製造工程でも確実な製造ができ、生産品質の向上とリードタイムの短縮につながります」とお話されています。

システムのバージョンアップを通して
設計の効率化と信頼性の獲得に期待

マイグレーションを終えた巴コーポレーション様は今後、鉄塔設計システム以外のシステム強化を進めていくお考えです。最後に正岡様から富士通株式会社に対して「今後、自社開発してきたCAD、CAMほかの設計システムをバージョンアップしながら整備していきます。コマンド開発やシステム統合を進めていく中で、効率化と信頼性の実現に向けて、引き続き協力をお願いします」と期待の言葉をいただきました。

富士通株式会社は、長年の経験で培ってきたノウハウをもとに、巴コーポレーション様の設計の高度化、効率化を支えていきます。

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株式会社巴コーポレーション様プロフィール

設立: 1917年10月
所在地: 東京都中央区勝どき4-5-17
代表者: 代表取締役社長 山納 茂治 様
URL: http://www.tomoe-corporation.co.jp/
事業内容: 鉄構建設事業:立体構造物・橋梁・鉄骨・鉄塔の設計製作、施工並びに総合建設工事の企画、設計、施工
不動産業:不動産の売買、管理及び賃貸借並びにこれらの仲介
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