富士通では1998年10月に、ロジスティクスシステム構築のソリューションとしてロジスティクスソリューションを発表しました。
ロジスティクスソリューションは、企業の経営戦略に基づくロジスティクス戦略の立案サポートや、業務分析、コンサル、情報システム開発、パッケージなどのサービス、ソフトウェアで構成されています。
下の図がロジスティクスソリューションの概要図です。中間流通としての卸売業を例にした図となっています。 まず得意先・取引先とどのように連携して行くべきか、社内のシステムはどう変えるべきかの戦略を立案するコンサルティング・エンジニアリングサービス、それから従来の基幹システムである物流情報システムソリューション、そして庫内物流の物流センターソリューション、最後に輸配送ソリューションと4つのソリューションを提供しています。
物流・ロジスティクス構築をサプライチェーンマネジメントの観点で考えるとこのように全体的なシステムの検討が必要になります。
お客様の物流システムに必要なサービス、ソフトウェア、ハードウェアを組み合わせて、最適な物流システムを実現します。
物流のエキスパートによる企画コンサルティングやコスト分析により、グループ企業やお取引先までを含んだ、最適なロジスティクス戦略の構想を立案します。またお客様のニーズにあわせ、経営戦略構想の立案をご支援します。
ステップ | ソリューション内容 |
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STEP1
戦略の明確化 |
お客様の経営戦略の中で重要な役割を占めるロジスティクス戦略の現状を調査・分析・評価した上で戦略の課題を明確にします。その中でお客様が強化を望まれる分野および優先順位を選定します。 |
STEP2
実践策の具体化 |
物流システムの3要素である「物流情報」「物流拠点」「輸配送業務」をトータルインテグレートし新ロジスティクス業務プロセスを具体化します。プロトタイプモデルを設定しシミュレーションを行うことでより精度の高い構想立案を策定出来ます。 |
STEP3
ロジスティクス戦略 基本構想書の作成 |
上記、STEP1およびSTEP2実施により明確となった戦略と具体化された実践策をまとめ、ロジスティクス戦略基本構想書を作成します。 |
物流の基幹業務処理での、さまざまなシステム構築をご提供します。全社物流コントロールシステム、物流マネジメントシステム、受発注システム、在庫管理システム、マスタ管理システムなどを効率的に短期間で実現します。
庫内運用と情報システムを中心とした物流センターを構築します。建屋、マテハン設備、情報システムに関わる企画~開発~運用をトータルインテグレーションでご提供します。
荷主、物流業者等の企業間連携による高サービス低コストのシステムを構築します。
貨物のリアルタイムな情報収集環境を構築します。