企業経営の効率化のためにサプライチェーンマネジメント(SCM)というキーワードが使われています。
今までは各企業自身の努力で企業内部の最適化を図ってきましたが、もはや限界にきています。そこで、より一層の効率化のために、各企業間での最適化の取組が必要となっています。
こうした全体最適化を図るのがサプライチェーンの考え方です。各企業間でのビジネスプロセスの連鎖(サプライチェーンマネジメント)を行うためには、いろいろな課題があります。
物流・ロジスティクスという側面から見ても図のような問題点が存在します。
米国ではビジネスモデルが標準化されつつありますが、特に日本国内では納品伝票や流通ロット、商品マスタなどは各企業、取引先毎に様々であり、結果的に物流システムそのものが標準化、共通化されていません。
従ってサプライチェーンマネジメントを実現するためには以上の課題解決を行わねばなりません。