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Fujitsu

Japan

富士通とACRESは、グローバル臨床研究/治験のネットワークの統合ITプラットフォームの開発に向けたアライアンスを締結いたしました

富士通株式会社は、ACRES (エーカーズ:The Alliance for Clinical Research Excellence and Safety) とのMOUを締結し、戦略的アライアンスに参画しました。ACRESアライアンスには、最先端のITベンダ及びグローバル標準化団体(CDISC, SAFE-Bio Pharma及びCareLex)を含み、世界規模の臨床研究と臨床試験を支援する統合グローバルプラットフォームの開発を目指した活動を行います。

富士通はこのアライアンスへ参画することにより、富士通のヘルスケア情報システムとライフサイエンスR&Dシステムの日本及びグローバルでのプレゼンスをさらに強化するとともに、グローバル標準化への対応と先進的なグローバルレベルの臨床研究/治験環境の構築に貢献することを目指します。

また、富士通とACRESは、ACRESテクノロジー・コンソーシアムの活動の一環として、技術ワーキングチーム(ACRES-富士通・技術革新グループ)を確立し、電子カルテシステムと臨床研究情報システムとのより密接な連係を探求するとともにこの活動を通じてリモートリスクベースモニタリング、オンライン電子オーディット、リアルタイム・ファーマコビジランス安全性モニタリングといった市場課題に取り組んでいきます。

ACRESのプレジデント・CEOのDr. Greg Koskiのコメント:「ACRESジャパンの今村先生並びに高久先生方のご尽力がきっかけとなり話がはじまった、富士通とのパートナーシップができたことは、画期的な出来事である。世界のリーディング技術カンパニーのひとつである富士通が、ACRESのアライアンスに参加する決断をするということは、ACRESのコンセプトである体系的な思考と複数部門間のコラボレーションの力を証明するものである。医薬品開発の世界は、変革を迎えている中、富士通は、ACRESの協力者が描く将来構想の実現と未来の構築を促進していく。」

ACRESのネットワーク共同開発の担当VPである、Al Pacino氏のコメント:「富士通の専門性は、ACRESのグローバルテクノロジーイニシアチブにとって莫大なリソースを提供する。これが大きなマイルストーンである。電子カルテシステムと臨床試験の情報をうまく統合することで、ACRESのゴールである、安全で効果的な薬を可能な限り効率的に人々に届けるという目的に対して大いに促進する。」

富士通未来医療開発センター 合田センター長のコメント:「ACRESの取組みや提供するグローバルネットワークシステムが、治験や臨床研究などの品質・コスト・デリバリ(QCD)を大幅に改善するだけではなく、医療・医薬に関わる世界中のステークホルダーを繋ぐなど、更なる展開を通じて新たな知見創造の一役を担う、極めて重要な媒介・共通基盤になることを期待している。」

ACRESについて

ACRES(The Alliance for Clinical Research Excellence and Safety)は、医療機関における臨床研究・治験の品質向上とグローバル環境の標準化を目指している米国NPO法人。
http://www.acresglobal.net/
http://www.acresglobal.net/category/news-and-press/press-releases/

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