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導入事例 東京勤労者医療会 おおくぼ戸山診療所様

東京勤労者医療会 おおくぼ戸山診療所外観写真

「家庭医」として、高齢化・国際化した地域診療にも対応する電子カルテを導入


  東京都新宿区大久保という、大都会の真ん中に「おおくぼ戸山診療所」は、あります。この大久保は、日本一の繁華街の一つである歌舞伎町の隣に位置し、多国籍で多様な人々が生活する地区です。また一方で、近くには1967年に完成した大規模な都営住宅があり高齢化の進んでいる地区でもあります。

  そのような高齢化と国際化が共存し、これからの日本の縮図のような地区にある「おおくぼ戸山診療所」では、医師とスタッフによって、プライマリ・ケアに力点をおき、地域住民の健康を支える「家庭医」として、地域に根付いた診療を展開しています。

導入の背景/経緯

診療施設の要望に合った電子カルテシステムをシミュレーションして導入

  「おおくぼ戸山診療所」は、東京勤労者医療会という東京、千葉、埼玉の首都圏に33の事業所(病院、診療所、訪問看護ステーション等)を有する医療法人の中の診療所施設です。この法人全体での業務として、診療所で使う電子カルテを選定することになった星野所長が電子カルテシステムに求めるものは、新宿という大都市の中にあるため省スペースが図れること、医師の診察の道具としての使い勝手がよく、患者さんの待ち時間など負担軽減に役立つものであること、PACS等の他の検査機器との連携ができること、事務スタッフの負担を削減して転記ミスなどをなくせること、医師の指示を誤りなく的確に伝達できることなど、電子化の機能としての総合評価でした。

星野 啓一 所長

星野 啓一
所長

  これらの要件を満たし、かつ、病院や検査センター((財)東京保健会病体生理研究所)との連携が図れること、OSのバージョンアップなどにともなうシステム更新への対応やサポート体制の信頼性などから総合的に判断し、2011年9月に富士通の電子カルテシステム「HOPE EGMAIN-RX」を導入されました。

  「おおくぼ戸山診療所」では電子カルテ導入前に医事システムを利用していましたが、電子カルテを導入することで仕事の流れがどのように変わるかというイメージを、医師や事務スタッフ、看護スタッフとで共有することが難しい状況でした。 そこで、実際の患者さんに見立てたシミュレーションを繰り返すことにより、電子カルテを導入したときの業務フローや患者さんの動線などを把握し、電子化のイメージを共有しながら、2か月かけて導入しました。紙カルテは、電子カルテ導入に当たり参照3回までと決め、その結果、導入して2年たち、参照することはほとんどなくなっているとのことです。

導入の効果と今後の展望

電子カルテならではの機能で、家庭医として必要な情報を蓄積し、効率のよい診療を

  星野所長は「患者さんと継続して関わり続けるのが家庭医であり、患者さんの家庭環境や生活背景などを把握し、家族全体をみて、診療に生かすことが大事。」とおっしゃいます。このためには、患者さんの様々な情報の蓄積が必要です。そこで重宝にされているのが、EGMAIN-RXのメモ機能です。検診の受診有無や次回の検診予定などだけでなく、趣味や生きがい、孫の有無、喫煙の有無など、家庭環境や生活背景などの様々な情報を、自由に入力して蓄積しています。看護スタッフの方々も、受付時や待合での様子を入力するなどして患者さんの情報を共有し、診療に役立てています。

  また、病名、所見、処置、処方の情報を一括で入力できる「メディカルセット」機能というカルテ作成機能も好評です。「効率よくカルテ作成できるため、その分、患者さんの顔や表情、雰囲気を観察し、診療に集中できるようになり、患者さんからの評判も良好です。」と星野所長はお話しされました。

  「事務部門でも、カルテを探して取り出す手間が無くなり、カルテ転記などのミスも無く、医師の指示がきちんと間違いなく伝わるようになり、事務作業が楽になりました。」と中村事務長はお話しされました。

訪問診療にはモバイルで対応

  「おおくぼ戸山診療所」では、訪問診療にも積極的に対応しています。訪問診療には、EGMAIN-RXのモバイル運用で、モバイルノートPCとモバイルプリンタを利用しています。訪問診療する患者さんのカルテをモバイルPCにダウンロードして持ち出し、訪問先で診療しながらカルテ更新し、その場でモバイルプリンタから処方箋を出力して患者さんに渡します。訪問先で、薬剤指導、訪問看護指示書などを出力してヘルパーさんと情報交換することもあります。また、このモバイルPCには、過去の患者さんのカルテもそのまま保存してあり、訪問診療中に予定外の他患者さんへの診療にも対応できるようにしています。

訪問診療で活躍するモバイルノートPCとモバイルプリンタ

訪問診療で活躍するモバイルノートPCとモバイルプリンタ

  「訪問診療はこれからの日本の医療に絶対欠かせないものです。医師や医療システムは、介護を含めた大きな仕組みで考える必要があります。」と星野所長はお話しされました。

受診者の様々な情報を分析・利用して、診療に役立てていく

  「家庭医の世界では、受診者を『層別』に分析する方法が有効と言われているので、受診者の、性別、年齢別、地域別、保険別などについて、日・週・月ごとに分析・研究したい。また、外国籍の受診者と、日本人との診療意識の対比にも興味があり、様々な観点から受診者を分析し、公開・共有し、診療に役立てることも当院の役目だと思います。」と星野所長は今後の抱負をお話しされました。


システム構成


おおくぼ戸山診療所様でのHOPE EGMAIN-RXの導入については、都築電気株式会社様 新規ウィンドウが開きます のご協力をいただきました。

施設概要

東京勤労者医療会 おおくぼ戸山診療所様

本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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