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導入事例 医療法人社団 松陽 東病院様

医療法人社団 松陽 東病院外観写真

クラウド型システムの導入で医療安全の向上と効率化を実現


サーバ室・メンテナンス不要が経営ニーズに合致

石川県小松市内にある東病院は、オーダリングシステムとして使用してきた既存の電子カルテが、OSのサポート切れを迎え、早急に更新する必要に迫られていました。サーバ室の確保が難しく更新が難航していたところ、富士通からクラウド型電子カルテシステムHOPE Cloud Chartの提案があり、わずか4か月余りの短い準備期間での導入に成功。2015年2月から本格稼働を始め、電子カルテのメリットを最大限に生かし、看護におけるリスクを低減するとともに、業務効率化を実現しています。

 電子カルテ更新の動機  | 機種の選定と導入の経緯 | 導入後の評価と今後の展望

 電子カルテ更新の動機

OSのサポート終了に伴い電子カルテを更新

療養型病院へと転換し地域に密着した医療を提供

Q:貴院の特徴をお聞かせください。

東氏:当院は1953年に小松市内で開院し、1991年に今の敷地に新築移転しました。移転時は急性期病院として開院し、救急搬送も手術件数も多かったのですが、2005年の医療政策の転換を機に、療養型病院へと移行しました。以降、地域密着型の病院として慢性期治療やリハビリを中心に診療を行っています。低栄養状態の入院患者さんが多いので、栄養サポートチーム(NST)には特に力を入れています。

医療法人社団 松陽 東病院集合写真

左から東幾子薬局長、上田千代美看護師長、辻修二事務長、坂井千晴事務主任

Q:電子カルテ更新の動機を教えてください。

東氏:更新前は、医事一体型の電子カルテを使用していました。一体型のため導入は容易でしたが、使い勝手が当院の運用に適していなかったため、オーダリングシステム以上の活用はできていませんでした。
  更新の理由としては、カルテ保管期間の長期化の指導に対し、それまでの紙カルテ併用の運用では限界があったことに加え、OS(WindowsXP)のサポートが終了してしまったため、更新が不可避な状況にありました。

 機種の選定と導入の経緯

スタッフの熱意とベンダーの支援で短期での導入に成功

サーバ室が不要で運用ニーズにも合致

Q:HOPE Cloud Chartを選んだ理由をお聞かせください。

東氏:サーバ室を設けるスペースがないことが、更新のネックになっていました。そんなときにサーバ室やサーバ管理が不要なクラウド型を知り、これしかないと感じました。数社を検討しましたが、クラウド型電子カルテの中から、当院の要望に合った病棟機能が標準装備されているHOPE Cloud Chartを選びました。

諦めるスタッフを1人も出さずに導入に成功

Q:導入の手順を教えてください。

東氏:導入作業にあたっては電子カルテ委員会を立ち上げ、各部署の担当を決めて進めました。組織づくりや進め方などは、導入のノウハウを持ったベンダーにサポートしてもらえたので、その通りに動いていけば短期間の準備でも稼働にこぎつけられると思い、取り組みました。

Q:導入にあたり、最も苦労された点をお聞かせください。

坂井氏:前システムからのデータはコンバートして移行しましたが、追加病名など一部の項目の転記作業は、手作業が必要で大変でした。

上田氏:看護部ではマスタ作りに苦労しました。日常の業務を洗い出して文書化したり、用意された膨大な看護計画の中から当院に適したものを選ぶのは、かなりの作業量でした。

東氏:ただ病院全体の運用はもともと標準化されていたので、ノンカスタマイズ型電子カルテの導入でも見直しの必要があまりなく、その点での苦労はほとんどありませんでした。

辻氏:電子カルテの更新により運用が変わるため、辞めてしまう職員が出てしまわないかと心配でしたが、誰一人辞めることなく導入できました。これは大きな目標の1つでしたので、スタッフの頑張りと、しっかりフォローしてくれたベンダーには感謝しています。

初回リハーサルでの失敗がスタッフの本気を引き出す

Q:リハーサルはどうでしたか。

東氏:1回目はひどいものでした。電子カルテの操作がうまくいかず、皆真っ青になって、心配しました。

辻氏:あのショックが良かったのだと思います。2週間後に行った2回目のリハーサルでは、見違えるほど習熟度が上がっていました。年末年始を挟んでいましたが、休みの間も自主的に練習したのだと思います。

Q:本稼働時はスムーズでしたか。

上田氏:初日は日曜日だったので、病棟のみでスタートしました。スタッフの人数が平日より少ないこともあり、皆大きな不安を抱えていましたが、運用が止まるようなこともなく、思ったよりスムーズでした。

東氏:キックオフからわずか4か月余りと非常に短い準備期間でしたが、問題なく導入できました。念のためSEに3日間待機してもらいましたが、事前準備が十分に行えていたので、混乱はありませんでした。

 導入後の評価と今後の展望

リアルタイムな情報共有で各職種が専門性を発揮

読みやすくなったカルテでリスクや請求漏れが減少

Q:導入によってどのような変化がありましたか。

上田氏:当院に合ったマスタを作ったおかげで、看護計画が非常に使いやすいものになり、バイタルなどが一画面で一気に入力できて大いに時間を短縮できています。病棟に端末を持って行けるので、記録や以前の状態をその場で確認できるようになりました。また、注射せんなどのラベル印刷までできるので、手書きや転記の必要がなくなった分、作業は効率化され、リスクも減ったと思います。

坂井氏:事務のメリットとしては、カルテの文字が手書きではなくなったことで、医師の所見がずっと見やすくなりました。特に処置や検査の横文字の記載は、見落として請求漏れにつながりかねなかったのですが、電子カルテではシェーマまで入っていて非常に見やすいので、会計業務の不備が少なくなりました。

東氏:ある医師がHOPE Cloud Chartについて、“簡単に楽に使うこともできるし、使い込んで深く追究することもできる”と評価していましたが、まさにその通りだと思います。

Q:チーム医療の面でのメリットは。

東氏:NSTに関しては、非常に大きなメリットがありました。特に栄養部は、検査データを必要なときにどこにいても確認でき、専門性を大いに発揮できるようになりました。

上田氏:電子カルテの情報を栄養部でも薬局でも見られ、時系列で変化を一覧できるのは、大変便利です。

ノートPCの電子カルテ端末は、ワゴンに載せて病棟でも活用しています。     診療でHOPE Cloud Chartを使用する東裕文院長も使いやすさを評価しています。
ノートPCの電子カルテ端末は、ワゴンに載せて病棟でも活用しています。
  診療でHOPE Cloud Chartを使用する東 裕文院長も使いやすさを評価しています。

サーバ室・サーバ管理が不要なことは大きな魅力

Q:今後の展望をお聞かせください。

辻氏:病院としては、医療を手厚くしたデイケアや、サービス付き高齢者向け住宅などの展開を予定しています。そこに介護のシステムを導入し、HOPE Cloud Chartと連携して日常の状態を見ながら診療を行えるようにしたいと考えています。

Q:電子カルテシステムの導入や更新を考えている病院に向けたメッセージをお願いします。

辻氏:クラウド型は、サーバ室を用意しなくてよいことがスペースや電気代など維持費の点でとても助かりました。イニシャルコストが抑えられ、サーバの管理も不要であり、さらに災害対策にもなります。

東氏:HOPE Cloud Chartは、特に病棟で有用な電子カルテだと感じています。指示に忠実な職種である看護師が、業務を遂行して達成感を得られると同時に、不備があっても自分で気づきやすくなったり、他のスタッフが気づいてカバーできるようになりました。他の人の業務にも目を配れるようになったのは、システム更新により余裕が出てきたということだと思います。


〔東病院のHOPE Cloud Chart導入については、
  扶桑電通株式会社(http://www.fusodentsu.co.jp 新規ウィンドウが開きます)にご協力をいただきました〕

施設概要

医療法人社団 松陽 東病院

  • 所在地: 〒923-0962  石川県小松市大領中町3-121
  • Tel: 0761-21-1131
  • URL: http://www.higashi-hospital.jp 新規ウィンドウが開きます
  • 診療科目: 8科目
  • 病床数: 33床

本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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