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導入事例 広島県厚生農業協同組合連合会 JA広島総合病院様

広島県厚生農業協同組合連合会 JA広島総合病院外観写真

システムのリプレースで実現した看護業務の効率化と標準化


パッケージシステムが可能にした短期間でのシステム構築

JA広島総合病院では、2014年1月から、富士通の電子カルテシステムHOPE EGMAIN-GXが稼働しています。カスタマイズを重ね、拡張性・汎用性を失っていた他ベンダーの旧システムでの経験を生かし、運用を見直すことにより短期間でシステムを構築。看護部門では、ワーキンググループ(WG)の活動を通じて従来の看護業務を見直し、運用の検討やマスタの整備を行ったことで、業務の効率化と標準化が実現しました。さらに、PDA による3点認証など、安全性を確保し、質の高い看護を提供しています。

 病院の特徴と旧システムの課題  | 選定の理由 | 導入後の効果 | 今後の展望

 病院の特徴と旧システムの課題

地域医療に貢献する看護師を育てる中核病院

地域中核病院として看護師の育成にも力を注ぐ

Q:貴院の特色を教えてください。

広島県厚生農業協同組合連合会 JA広島総合病院集合写真

左から金本英己医事課課長、馬場崎喜美子看護部長、藤田寿賀看護部副部長、桑野幹典氏

馬場崎氏:当院は、地域に密着した医療を提供する広島県西部最大の急性期総合病院です。救急指定病院、地域医療支援病院、地域がん診療連携拠点病院などの指定を受け、高度医療に取り組んでいます。一方で、 看護師の育成にも力を入れてきました。当院出身の看護師が医療圏内の施設で多数活躍しており、この点においても、地域医療に貢献してきたと言えます。

藤田氏:人材を育成する上で重要となるのは職場環境だと思いますが、風通しの良さが当院の特色でもあります。チームワークが良く、団結力がある、明るい職場です。

金本氏:その一例として、AKB48の曲を全職員で踊り、YouTubeに投稿するなど、ユニークな活動もしています。

システム更新で非効率な業務の改善を図る

Q:旧システムでの課題についてお聞かせください。

桑野氏:当院では、2006年に電子カルテシステムを導入し、2012年ごろから更新に向けた検討を開始しました。その中で、旧システムの課題などを洗い出しました。

馬場崎氏:旧システムでは、医師が紙の指示せんに記入したオーダを看護師がシステムに代行入力していましたが、このような運用では入力ミスが起こる可能性がありました。これは看護師にとっても精神的な負担になるとともに、業務効率の観点からも改善すべき点だと考えていました。

Q:選定の方針をお教えください。

金本氏:選定委員会を発足させ検討を行い、標準機能が充実したパッケージシステムを導入することにしました。旧システムはカスタマイズが多く、バージョンアップが困難であったという反省から、将来のシステム更新も考慮して、長期にわたり安定して運用できるシステムが良いと考えました。

 選定の理由

ユーザーの声を基にレベルアップする点を評価

シェアの高さが証明する富士通の安心感と信頼感

Q:HOPE EGMAIN-GXを採用した理由を教えてください。

馬場崎氏:パッケージシステムでありながら、当院の要求に見合っていたのが大きな理由です。横浜市立みなと赤十字病院に見学に行き、その後もメールでアドバイスをもらい、日常の業務などを踏まえ、自分たちが使いやすいと感じたのが、HOPE EGMAIN-GXでした。

藤田氏:広島県内は富士通の電子カルテシステムのシェアが高く、多くのユーザーがいます。HOPE EGMAIN-GXを採用すれば、他施設を参考にでき、相談することも可能です。身近に多くのユーザーがいることは、富士通のシステムの良さだと感じました。

金本氏:電子カルテのユーザー会「利用の達人」の存在も、選定時に高く評価されました。富士通は、利用の達人で取り上げられたユーザーの意見に耳を傾け、システムの改良や開発に取り入れており、カスタマイズではなく、製品自体を進化させています。このような富士通の姿勢は信頼性にもつながり、安心して使い続けることができると考えました。

職員一丸となったWG活動とマスタ整備が成功の鍵

Q:HOPE EGMAIN-GXの本稼働までの経緯をお聞かせください。

金本氏:システム構築のキックオフは2013年3月。設計に入ると同時に、院内に数多くのWGを立ち上げました。WGの初回会議の冒頭には、目的を明確にして効率的に構築が進められるよう意識づけを行いました。WGは導入後も含め239回開かれ、私はほどんどのWGに参加しました。

馬場崎氏:電子カルテシステムの運用方法によって、看護業務も大きな影響を受けることから、看護師もクリティカルパスや記録などの多くのWGに1、2名ずつ参加し、運用ルールの検討を行い、その後マスタの整備を進めました。限られた時間の中で、スケジュールどおりにクリティカルパスなどを旧システムから移行するのは大変でした。

藤田氏:なかでも、看護用語の違いなど、マスタの整備は苦労しました。例えば、旧システムでは使っていなかった「看護指示」という言葉を、どのように看護師が理解し、実施入力できるのか、WGで検討を重ねました。また、従来の当院独自の標準看護計画とHOPE EGMAIN-GXの標準看護計画をすり合わせ、最適な運用となるよう見直していく作業にも時間がかかりました。

金本氏:このような苦労もありましたが、2013年12月にはリハーサルを行い、さらに旧システムと新システムを併用しつつ移行作業を進めて、2014年1月1日から本稼働しました。短い導入期間ではありましたが、運用の見直しやマスタの整備に多くの時間をとったことが、構築成功の鍵だったと思います。

 導入後の効果

看護業務の効率化と標準化が進む

PDAによる3点認証で効率性と安全性が向上

Q:システム更新により看護業務はどのように変わりましたか。

馬場崎氏:代行入力がなくなり、業務負担が大幅に解消されました。医師が電子カルテシステム上にオーダを入力することになり、看護師の業務負担が軽減されるとともに、入力ミスに対する不安も解消されました。

藤田氏:ベッドサイドでの注射や処方など実施入力も、3点認証による発生源入力になりました。バーコードリーダ付きのPDAを看護師が所持して、実施者の名札、患者さんのリストバンド、薬剤の各バーコードを読み取ると、自動的に実施入力され、ペーパーレス化が進むとともに、確実性と効率性が向上しました。

ベッドサイドにおける3点認証での発生源入力。 実施者(左)、リストバンド(中)、薬剤(右)のバーコードをPDAのバーコードリーダで読み取ります。

ベッドサイドにおける3点認証での発生源入力。実施者(左)、リストバンド(中)、薬剤(右)のバーコードをPDAのバーコードリーダで読み取ります。

馬場崎氏:旧システムでは評価できなかった看護必要度も、HOPE EGMAIN-GXでは画面上で容易に確認することができます。やはり、運用を見直し、パッケージシステムを導入したことは、看護業務の標準化につながり、看護の質を上げることにも結びついています。

 今後の展望

データの二次利用と情報共有を推進

業務量の集計やデータ分析システム連携も推進

Q:今後の展望をお聞かせください。

馬場崎氏:看護部では今後、業務量の集計など、データの二次利用を進めていきます。当院は、日本看護協会の「労働と看護の質向上のためのデータベース(DiNQL)事業」の参加施設であり、精度の高い情報を提供できるようにしたいと考えています。

金本氏:データウェアハウスに蓄積されたデータの有効活用が今後の課題です。蓄積された情報を分析して、病院経営などに役立てられるようにしていきたいです。

システム導入・更新は業務を見直す良い機会

Q:電子カルテシステムの導入・更新を検討している施設へのアドバイスをお願いします。

金本氏:HOPE EGMAIN-GXに更新して多くのメリットがありました。旧システムのままでは、看護現場が非効率のままだったと思います。従来の業務を見直す良い機会になるのではないでしょうか。

馬場崎氏:チーム医療には情報共有が不可欠です。それを容易に行えるのが電子カルテシステムです。導入すれば必要な情報をすぐに共有でき、医療の質を向上できると考えます。


施設概要

広島県厚生農業協同組合連合会 JA広島総合病院

  • 所在地: 〒738-8503  広島県廿日市市地御前1-3-3
  • Tel: 0829-36-3111
  • URL: http://www.hirobyo.jp/ 新規ウィンドウが開きます
  • 診療科目: 16科目
  • 病床数: 561床

本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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