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導入事例 医療法人社団 冠心会 大崎病院 東京ハートセンター様

電子カルテと緊密に連携した給食システムで、美味しい食を効率的に提供

[2015年4月6日掲載]

医療法人社団 冠心会 大崎病院 東京ハートセンター様

ある心臓病の専門病院として患者の命を守り続ける医療法人社団冠心会大崎病院東京ハートセンター様(以下、東京ハートセンター様)。手術後の快復に欠かせない栄養管理、特に給食内容への関心が高まるなかで、「FUJITSU ヘルスケアソリューション給食大将」(注1)(以下、「給食大将」)を新たに導入されました。富士通システムズ・ウエスト(以下、FWEST)は栄養管理士の献立業務の効率化と、患者様への安全で美味しい給食の提供に貢献しました。

【課題と効果】

導入前の課題   導入後の効果
従来の給食システムでは献立作成に多大な時間を要し、ベッドサイド訪問や栄養指導が十分にできない。
献立作成が大幅に短縮でき、ベッドサイド訪問と栄養指導の時間を確保。献立の充実と、コスト削減も実現。
電子カルテとの連携にトラブルが頻発。患者様のアレルギーなど食事情報の管理にも不安がある。
富士通標準の連携インターフェースにより安定稼働。患者情報も一元管理でき食事変更指示にも対応。

食の安全と献立作業の効率化を目指し使いやすい「給食大将」を導入

栄養管理室 室長 多田 まりの 様

栄養管理室
室長
多田 まりの様

「一口食べることが、点滴など栄養剤よりも手術後の快復を早くする。食材が持つ力って凄いんですよ。患者様の大事な栄養管理を担う栄養士には、自分が食べて美味しいと思えない食事はつくらないで、と言っています」。

そう語るのは、栄養管理室長の多田まりの様です。治療効果に加え生活の質を守るQOL(Quality Of Life)が進む医療現場で、「栄養価」だけでなく「美味しさ」もある給食管理を追求する東京ハートセンター様は2014年8月に「給食大将」を導入されました。

「2014年4月に富士通の電子カルテと別の給食システムを導入したのですが、連携トラブルが続出し、献立作成にも時間がかかる状況でした。食事の安全確保と作業効率の改善に向け、『給食大将』に急遽、切替ることを決めました」(多田様)。 導入を支援したFWESTの吉村國臣は「多田様が『給食大将』を使用されたこともあったので、今回の導入では料理マスタの上手な活用など、より良い運用のサポートに徹しようと考えました」と振り返ります。

約3カ月という短期間の切替作業で導入された「給食大将」は、電子カルテシステム(注2) と富士通同士の連携インターフェースによりトラブルを解消。入院患者様の食事情報を一元管理し、アレルギーで食べられない食材情報など、患者様毎の伝達情報もひと目でわかるようになり、「現場の栄養士や調理師もみんな、『とても使いやすくなった』と言ってくれました」(多田様)。


2つの工夫で献立作成をさらに効率化。病棟巡回など患者サービスも向上

実感する「使いやすさ」のなかで最も顕著なのが、献立の立てやすさです。朝・昼・夕、10日分の献立作成の時間が約3日から4~5時間程度に激減し、食材発注も2週間分の前倒しで出来るようになりました。さらに厨房業務も調理に専念できる時間が増え、できたてを提供できることで、従来よりも美味しい食事に変わりました。

献立作業の効率化には、2つの工夫がありました。一つは料理マスタ検索機能です。献立一覧を食種・病態別に、順に配列するとともに、塩分や栄養価の確認や、全量・半量・1.5倍の3パターンの量選択を1画面で完結することで作業効率が大幅に向上しました。もう一つは、アカウント別のアイコン表示です。担当者別にパスワードを設定し、作業に必要なアイコンだけを画面に表示することで、新人でも迷ったり探したりするムダがなくなりました。

こうした業務効率化の成果は、患者サービスの向上につながっていきます。50種類の献立が140種類に増え、患者様の体格や食欲に合わせた食事が提供できるようになりました。また、栄養士全員が病棟を訪問し、患者様にface to faceで栄養指導する時間も毎日確保できるようになりました。「新人栄養士の中では、献立作成に対し『できない』という後ろ向きな考え方が消え、自信もつきました。土台となる基本的な理解と経験を、当たり前に身につけられるのが嬉しいですね」(多田様)。

「給食大将」の導入は、病院経営にも貢献しました。的確な献立作成で食材発注コストの削減につながっただけでなく、人件費と残業時間も大幅に減少しました。 「経理担当が『0の桁数が一つ違う』と驚いていますし、経営層も『導入してよかったね』と笑顔ですよ」(多田様)。

「美味しい病院食」で患者様に「体験型教育」の栄養指導を

日々、患者様と病院職員に給食を提供する中で、患者様と職員の双方から「美味しい」と評価の声が高まっています。一方で、食べ残しなど厳しい評価も、次なる一歩へのきっかけになると多田様は語ります。

「当院は心臓病の患者様が多く、ほとんどは減塩食です。味が薄くて当然ですが『病院食は美味しくない』という常識を覆し、『美味しい病院食』を患者様の『体験型教育』の教材にしたいんですよ。例えば、入院中に1食の塩分を2gにした食事を体験していただき、家庭での味付けが薄味かどうか体感してもらうという取組みです。ただ、全国の病院でも献立作成と栄養指導の両方を手がける栄養士は、意外と少ない。その育成環境づくりとしても『給食大将』は有意義です」と他病院への広がりにも期待を寄せる多田様。「栄養士は栄養価を最優先しがちですが、盛り付け方など『美味しく食べていただく』ための工夫はたくさんあります。食が変われば健康が変わり、患者様の安心感にもつながる。FWESTさんにはこれからも、力強いサポートをお願いしますよ」。

FWESTは、これからも患者様ひとりひとりに合った美味しい給食を提供する医療の現場をサポートしてまいります。

東京ハートセンターの皆様と富士通システムズ・ウエスト プロジェクトメンバー

東京ハートセンターの皆様と富士通システムズ・ウエスト プロジェクトメンバー

(注1) FUJITSU ヘルスケアソリューション給食大将:FWESTが提供する「栄養給食管理システム」。症例別の献立作成や栄養価計算、入院患者の食事箋管理から、材料費計算・在庫管理まで、給食業務と事務業務の両面で高質化・効率化をサポート。日本全国で670超の医療機関・老人介護福祉施設などに導入されています
(注2) 電子カルテシステム:ヘルスケアトータルソリューションの基幹管理システム「HOPE EGMAIN-GX」。より効率的に質の高い医療を提供する医療機関を支援するために、医療現場の声を反映したソリューションにより進化し続ける成長型電子カルテ

お客様概要

名  称 医療法人社団 冠心会 大崎病院 東京ハートセンター 様 医療法人社団 冠心会 大崎病院 東京ハートセンター外観写真
設  立 2005(平成17)年12月1日
所在地 東京都品川区北品川5-4-12
代表者 院長 上松瀬 勝男(理事長 遠藤真弘、センター長 南淵明宏)
事業内容 心臓病の専門病院として、診療科目は4科(循環器内科・心臓血管外科・麻酔科・放射線科)。病床・100床。24時間救急対応病院・地域のかかりつけ医と連携する開放型病院
URL http://www.tokyoheart.or.jp

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