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導入事例 香川県立中央病院様

臨床検査から医療全体まで シームレスな連携でより良いICT環境を

[2015年1月6日掲載]

香川県立中央病院様

専門医療センターやがん検診センターを併設する高度救急医療機関として、基幹病院の役割を担う香川県立中央病院様。2014年3月、新病院への移転・開院に伴い、臨床検査システムを、患者の検体検査の受付から結果報告までトータルにサポートする富士通のパッケージ「FUJITSU ヘルスケアソリューション HOPE LAINS-GX」(注1)(以下、「HOPE LAINS-GX」)に移行されました。富士通システムズ・ウエスト(以下、FWEST)は検査業務の改善や時間短縮、電子カルテなど病院情報システムとの連携強化にも貢献しました。

【課題と効果】

導入前の課題   導入後の効果
メンテナンスに伴うシステムの再起動時に検体用ラベルを出力できず、検査を止める制約があり、不便で非効率。
「HOPE LAINS-GX」の導入でラベル出力を電子カルテシステムで動作する仕組みに変更し、制約を解消。
最新のマスタ反映にはシステムの再起動が必要で、時間も要する。
サーバでのマスタ一元管理によりリアルタイムなマスタ反映を実現。検査項目の履歴管理も可能となった。

新病院の開院をきっかけに一段階高いレベルを目指して

院長補佐 診療科長 高口 浩一 様

院長補佐
診療科長

高口 浩一 様

国の医療制度改革で医療機関の専門特化や役割分担が進むなか、香川県立中央病院様は医療現場の高機能化とサービスの向上を目指しています。今回、病気の早期発見・経過観察・治療方針決定に重要な役割を果たす検査システムを、他社システムから「HOPE LAINS-GX」にリプレースし、検体・細菌・Web検査と試薬管理の各システムをカスタマイズ導入しました。

「24時間対応検査項目の増加やTAT(注2)の短縮など、検査システムのレベルアップを考えていました。電子カルテを含め当病院の基幹情報システムを手がける富士通さんなら、連携のメリットも大きいと決めました」そう振り返るのは、中央検査部の技師長の野田陽子様です。医療スタッフや病棟と密接に関わる検査システムには、シームレスに情報を提供する連携が求められています。FWESTの福重二三男も、期待の大きさを肌で実感していました。「大規模で高度な仕様は、検査部門だけでなく病院すべての現場に役立つシステムにしたいという強い想いの表れです。私たちも何とかお応えしようと全力で取り組みました」

「止まらない」検査システムでドクターや患者にも付加価値を

中央検査部 臨床検査技師 技師長 野田 陽子 様

中央検査部
臨床検査技師 技師長

野田 陽子 様

中央検査部 臨床検査技師 副技師長 内田 正美 様

中央検査部
臨床検査技師 副技師長

内田 正美 様

外来採血患者が1日に多い時は500人以上、平均でも約350人分と、昼夜を問わず行われる検査に、「止まらない」システムの確立は重要なミッションです。

院内の情報システムを統括する医療情報管理室の吉廣香代子様は「電子カルテでペーパーレス化が進み、課題は『いかに中断なく連続稼働するか』でした」と語ります。検査システムと電子カルテがともに富士通製となったことで、メンテナンスによる再起動時に検体用ラベルを出力できない課題をクリアし、検査の24時間対応を実現しました。「検体用ラベルには『30分安静後に、採血を』といったドクターの指示も出力されるようになったので、わかりやすさとデータの質が向上しました。また診療前検査のTATは、ホルモン検査など時間がかかるものでも平均40分以内を達成できるようになりました」(野田様)。さらに、従来はシステムの再起動が必須だったマスタ反映は、サーバでの一元管理により、リアルタイムな反映を実現するだけでなく、電子カルテの検歴へも反映されるようになり、入力の効率化と二重登録の防止に貢献しました。

現在進行形でブラッシュアップし地域医療の連携にも適切に対応へ

医療情報管理室 医療情報技師・診療情報管理士 吉廣 香代子 様

医療情報管理室
医療情報技師・診療情報管理士

吉廣 香代子 様

新病院では病院情報システムも富士通「HOPE EGMAIN-GX」(注3)に更新し、約30の部門システムと連携しています。医療情報管理室長の高口浩一様は、これからの医療のICTについて「機能は揃ったので、上手く情報連携し、誰もが簡単かつスピーディーに活用できる姿にブラッシュアップしていきたい」と展望を語ります。「材料別のマスタコードの統一や物品・コストも含めた試薬管理など、私たちが考える『一段階高いレベル』のICTの達成はまだ現在進行形です。また地域連携のK-MIX+(注4)も、中小病院や診療所との適切な連携対応が重要になっていきます。富士通さんにはより良い医療の実現に向けて、いろんな可能性を提案いただけるパートナーになってほしい、と期待しています」(野田様)

専門性の高い医療業界の皆様に、FWESTはICTのプロとして期待を上回る、価値あるご提案で貢献してまいります。

香川県立中央病院の皆様と富士通システムズ・ウエスト、富士通四国インフォテックのプロジェクトメンバー

香川県立中央病院 様の皆様と富士通システムズ・ウエスト、富士通四国インフォテック のプロジェクトメンバー

(注1) HOPE LAINS-GX(ホープ ラインズ ジーエックス):
各種検査の依頼から結果報告までの業務をトータルにサポートする臨床検査システム
(注2) TAT: Turn Around Time/受付から結果報告までの検査所要時間
(注3) HOPE EGMAIN-GX(ホープ イージーメイン ジーエックス):
富士通のヘルスケアトータルソリューションの成長型電子カルテシステム
(注4) K-MIX+(ケーミックスプラス): 香川県内の地域医療連携システム「かがわ医療情報ネットワーク」

システム概要図

システム概要図
 

お客様概要

香川県立中央病院 様

「最適・最善・最新の医療」を提供する香川県立中央病院は、内科系・外科系の専門医と放射線・検査・薬剤の医療技術スタッフによるチーム医療、手術ロボット「da Vinci Si」(ダヴィンチ)や県内初の高精度放射線治療装置などの最新医療機器の導入により、県民とともに歩む高度救急医療機関を目指しています。

名称 香川県立中央病院 様 香川県立中央病院外観写真
設立(発足) 1948(昭和23)年8月
(2014年3月に新病院として移転開院)
所在地 高松市朝日町1-2-1
代表者 院長 太田 吉夫
職員数 1090人
(医師144人、2013年12月1日現在)
事業内容 病態急変など高度な処置が必要な重篤患者への急性期医療に重点化。心臓病・脳卒中・がんの治療にチーム医療であたる「専門医療センター」を新設し、検査から治療までの一貫対応が可能な「がん検診センター」も併設。地域の病院・診療所の「かかりつけ医」など香川県内の他の医療機関からも高度医療を必要とする患者を受け入れている。診療科目・32科、病床数・531床。
URL 香川県立中央病院様Webサイト

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